理想の告白

CAST近藤　藍月

作者：Uki∞

2023.12.09

皆さんこんにちは。
近藤アキです。

突然ですが、只今・・・

アキ・ユズ「きゃー！」

恋バナ
盛り上がり中です!!

ユズ「ねぇ。アキ！
アキの理想の告白って
どんな感じ？
告白する派？　されたい派？」

アキ「ウチは告白されたい派かな！
理想の告白は、
好きな人と隣の席でね、
授業中に突然手紙がまわってくるの。
小さいメモに“好き”って書いてあってー」

ユズ「いいねいいね!!
きゅんとくる！」

レン「何話してんの？」

アキ「あ・・・レン・・・」

ユズ「今ね、アキの
理想の告白の話してたの！」

アキ「ちょ・・・
ちょっと・・・ユズ・・・！」

レン「ふーん」

レンはウチの幼馴染で
初恋の相手。

今でも好きなんだけどね・・・

ユズ「やば！　次移動教室じゃん！
アキ、行こ！」

アキ「う、うん！」

＊・゜°・＊：・。・・・・：＊・＊：・

それから２週間。

ウチは理想の告白の話なんて
とっくに忘れていた。

＊・゜°・＊：・。・・・・：＊・＊：・

今は社会の授業中。

はぁ・・・
社会ニガテなんだよなぁ・・・

早く終わらないかな・・・

カサッ

手紙・・・

ぼーっとしてて
どこからまわってきたか
分からなかったけど、

多分ユズだろうな。
前の席だし。

隣の席のレンはないだろう。
授業に集中してるっぽいし。

退屈だったし、
ウチも手紙まわそっと！

どれどれ・・・
なんて書いてあるのかなー？

ん？　“好き”？

ウチは今思いだした。

これ・・・あの時話した
理想の告白と一緒・・・

まさか、レン・・・??

手で隠しちゃってて
見えなかったけど、

手紙の右端に
レンの名前があった。

う・・・うそでしょ？
まさかこの手紙、
本当にレンが??

ウチはレンの方を見た。

アキ「あ・・・」

レンと目があった。

じゃあ・・・
本当にレンが・・・

カサッ

ウチはレンに
手紙を渡した。

手紙を開いたレンは
ビックリしてる。

なんて書いたかって？

それはもちろん・・・

“ウチも好きだよ”

☆ＥＮＤ☆

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。