私のメガネデビュー?!

CAST近藤　藍月

作者：れんれん

2021.05.21

はぁ～。

私、近藤あき。

いま、
最大のピンチに
悩まされてしまってます！

それは・・・
メガネを何にするか
選ぶこと!!

私先月から
ニコラモデルを
しています。

その前は、ニコプチの
モデルをしていました～★

だから、写真撮影に
慣れているんだけどね・・・！

フラッシュのせいで
目が悪くなっちゃったの・・・

昨日学校でやった、
眼科検診で、
両目０・５って
診断されちゃったんだ。

だから、学校がお休みの今日
メガネ屋さんに来て
メガネを選んでるってわけ。

私は、ニコラのメガネが
いいんだけど・・・

値段が高くて
お母さんがダメって
言ったんだよね・・・
どうしよう？

？
どうしてそんなに
悩むかって？

その理由はね～
２つある。

１つ目は、
モデルだから！

オシャレに思われたい
からなんだ。

２つ目は・・・
ある男の子に可愛いって
思われたいから
なんだよね・・・

その男の子は、
俊輔くん。

去年の入学式で
一目惚れしたんだ。

＊。・　学校で　・。＊

私は、初のメガネを使って
学校に行った。

（あっ！
ちゃんと説得して
ニコラのメガネだよ！）

みんなに、可愛いって
言ってもらえるかな？

ニコラの撮影にも
してったから
同じ学校でニコラモデルの
あやかは知ってる。

あやかっていうのは、
一緒にニコプチの
モデルをしてて、
今も一緒に
ニコラモデルをしている
私の親友のことだよ。

あやかには評判だったけど、
学校では、どうだろう？

クラスメイト「わーーーーーーーーーーーーーーーー」

「あき！
めっちゃ可愛い」

「ほんとに？
そう言ってもらえて
嬉しいな★
みんな、ありがとう」

「でもさー
モデルのくせに
メガネとかダサくない？
自分の管理も
できてないなんて、
カッコ悪くない？
プロ意識ないわー
プロ失格じゃない？
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（コソッ）」

ドキッ！

え？　ルキちゃん？
私、プ・・・プロ失格？

嘘・・・
１番言われたくなかった
言葉・・・

どうしよう？
モデル辞めないと
いけないのかな・・・

ぽろっ

やだ！
涙・・・
恥ずかしい・・・

みんなに
笑われちゃうよ・・・

「ねぇ！　辞めなよ。
あきが可愛いからって、
ヤキモチ妬いてるわけ？
悪口をいうルキの方が
カッコ悪いと思うけど？」

「あやか～！
ありがとう涙」

「あき。
あんなの気にしない方が
いいよ！
ねっ！」

「そうだよ!!
気にしない方がいいよ。
こっちは、俺に任せて！」

「えっ？
俊輔くん？」

あやか「俊輔
そっちは任せたよ！
私たちは、保健室に
行くから！」

「えっ？
保健室？
なんで？」

「は～あきは、
どんだけ鈍感なわけ？
モデルのくせに無料で
みんなに泣き顔を見せるの？
保健室ならあまり人が
いないからぴったしってわけ」

「あっ！
そういうことか～
テヘッ！」

「じゃー俊輔に任せるね！」

＊。・　保健室　・。＊

「あきちゃん！」

「俊輔くん？
さっきはありがとう」

「大丈夫だった？
っていうか
ルキちゃんと
何話してたの？」

「まあまぁ。
落ち着いて。
いろいろ言って
きたんだよね～」

「ルキには
いろいろな女の子が
泣かされてたから
可哀想で・・・」

「分かる！
俊輔、女子のこと
よく見てるじゃん！」

「あやかったら笑笑
そして・・・
あきちゃん。
もう大丈夫そうだね。
叫ばないで聞いてね。
～ずっと前から好きでした～
僕と付き合って下さい」

「は、はい!!」

あやか「よかったじゃん！」

無事私達は
両想いになりました!!

これは、ルキちゃんの
おかげかな？

それから、
毎日が楽しくて
仕方がありません！

～ＥＮＤ～