いつもイジワルなのに・・・

CAST泉有乃

作者：あこ

2025.05.04

こんにちは！
私は、ユノ！　中３です！

？「ユノー、今日も遅刻ー？」

ユノ「うるさいな～、
はるともでしょー？」

こいつは、はると！
おんなじクラスで隣の席！
いっつも私のこといじってくるの！

＊。・　はるとside　・。＊

今日も朝から
ユノはかわいいなー。

やっべ、おれ変態かっ！

＊。・　授業中　・。＊

はると「かのーん、ペンかしてー」

ユノ「はいはい」

はると「けしごむも」

ユノ「あんたはここに
何しにきたの!?」

はると「うるせーよ」

ひなの「相変わらず仲いいなー。
つきあっちゃえば？」

この子は親友のひなの！

はると＆ユノ「だれがこんなやつっ！」

と、まあこんな感じで
毎日過ごしてます笑

でも、こんないじわるなはるとも
私がつらいとき
ずっとそばにいてくれた。

私の両親が死んだとき
こわかった、つらかった。

でも、はるとがそばにいてくれた。

だからいまでは
ほんとに大事な人。

もちろん
友達としてね！

と思ってたんだけど・・・

＊。・　昨日の帰り　・。＊

はると「やっば、雨じゃんっ」

ユノ「あー、もしかして傘忘れたの？」

はると「うん」

ユノ「ざまみろ」

はると「ユノ、悪いけど一緒に入れて」

ユノ「はぁぁぁぁあああああ？」

という流れで
一緒に帰ることになったんだけど。。。

＊。・　帰り　・。＊

ユノ「・・・・・・・・・」

はると「・・・・・・・・・」

ユノ「あのさ、なんかしゃべってよ」

はると「そんなこといわれても」

結局、ほとんど何も話さないまま
はるとん家について。

ユノ「ばいばい」

はると「うん、ばいばい」

＊。・　ユノside　・。＊

今日のはると
なんか変だったな。

なんかあったのかな。

まあ、いいやっ。
明日あるしっ。

＊。・　はるとside　・。＊

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何やってんだ、おれ。

告るって決めたのに
告白どころかしゃべれねえ!!!

このままでいいのか？

よくないよな。

よしっ！　行こう！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊

はると「ユノ！」

ユノ「え、なに??
濡れちゃうじゃんっ！
わたし送ってった意味
なくなっちゃうじゃん！」

はると「どーしても
いいたいことあって・・・」

はると「ユノのことが大好きです」

ユノ「え、、、」

はると「絶対幸せにするから
つきあってください！」

＊。・　ユノside　・。＊

はるとが私のこと好き？

え、、、
どーゆーこと？

わかんない。

はるとは友達、だよね？

わかんないわかんない
わかんないわかんない。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊

ユノ「ひなのーーーー」

私はひなのに昨日のことを
全部話した。

ひなの「まじか！
はるともなかなかやるなー！」

ユノ「どーすればいい？」

ひなの「ユノの胸の内にいるのはだれ？
それは、ユノしか知らないよ？
ほんとは答えなんて
とっくに出てるでしょ？」

目を閉じて自分に聞いてみる。

離れてほしくない人。

いつまでもそばにいたい人。

そばにいてほしい人。

大事な人。

大好きな人。

１人しかでてこない。

はるとだ。

はるとしかいない。

私は走った。

はるとのところまで、全力で。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊

ユノ「はると！」

ユノ「あのね、私、私ね！
はるとのことが大好き！」

はると「よっしゃぁぁあああ!!!」

そのあと、静かに
ハグとキスをした。

いまでも私たちはつきあってて
ほんとに幸せです！

＊ＥＮＤ＊