止まらない、突然
作者:かなん
ゆの「どーしよう!
部活で海に来れるなんて、
聞いてなかった!」
私は、泉ゆの。
テニス部期待の新人と
言われてる女子。
イルマ「言ってねぇーもん(笑)
てか、この時期は新人戦だしな・・・」
安藤イルマ。
テニス部の先輩だけど、
私以外の女子部員は全員惚れてる。
ゆの「あー、先輩は意地が悪いなー!」
カッコいいのに・・・
イルマ「うるせー、輝之介オタク!」
ありえない!
ゆの「先輩、本当にひどい!
そして、なんで・・・」
輝之介「相変わらず、イルマとゆのは
仲いいな!」
仲よくなんてない・・・
ゆの「違います!
私は、イルマ先輩みたいな人と
仲よくなんかないです!」
輝之介「ごめん、ごめん(笑)」
小澤輝之介。
部外では、イルマ先輩よりモテる。
私の好きな先輩。
イルマ「輝之介まで~!
てか、さっきのは謝るから
ムキになんなよ!」
ゆの「先輩なんか大っ嫌い!」
というか、私なんでこんなに
イルマ先輩にムキになってんだろ・・・
わかな「ゆーの!
あれは、駄目だよねー。
イルマ先輩が悪いよ!」
葉山わかな。
テニス部の部員でかわいい。
そして、親友。
ゆの「わかなー!
ね、先輩軽いんだもん・・・」
わかな「まぁ、輝之介先輩好きなのは
真実でしょ?」
ゆの「まぁね・・・」
テニス部内は
イルマ先輩派が多いけど、
輝之介先輩も部外はモテるし・・・
輝之介「何しょぼんってしてんの?
また、イルマに何かされるぜ!」
ゆの「いや、何もないです!
イルマ先輩から逃げなきゃ!
輝之介先輩も気をつけてください!」
輝之介「ありがとう!」
あの笑顔はだめだよー!
・*。・ 翌日 ・。*・。
イルマ「あぁー、昨日ゆのが逃げるから
疲労がな~」
わかな「とか言いながらも
イルマ先輩、ゆのと
たわむれてたじゃないですか(笑)」
部活はつかれるな・・・
わかな「ゆの、あれ・・・」
輝之介先輩とリリカちゃん・・・
告白かな?
イルマ「ほらー、ゆのとわかなちゃん
サボんなー」
見ずにはいれないよ・・・
ゆの「わかな・・・告白かな?」
イルマ「そうだなー、
あの子よく輝之介に
弁当持ってきてる子だし!」
ゆの・わかな「えー!?」
輝之介先輩にお弁当なんて、アリ?!
イルマ「声でけぇよ! たく、うそだよ!
あの子、前々から輝之介に振られてるよ!」
ゆの「そうなんですか・・・
え、じゃあお弁当はうそですか?」
イルマ「うそだよ(笑)
あ、だからって、明日から
輝之介へ持ってくんなよ?」
いや、持ってこなくちゃ!
わかな「ふーん・・・」
ゆの「どうしたの?」
わかな「なんにも!」
ゆの「わかな変なのー」
・*。・ 翌日 ・。*・。
イルマ先輩の分も作っちゃった・・・
わかな「なんやかんや
イルマ先輩のこと好きなんだ?」
ゆの「そうなのかな・・・って!
わかなやめてよ、変な冗談!」
わかなは、走って行ってしまった。
私は、輝之介先輩が好き!
輝之介「ゆの、やっほ!
朝から元気ないな?」
ゆの「あ、おはようございます!
いやいや、私はいつでも元気です!」
輝之介「そっか! ならいいけどさ!
あ、俺、彼女できたんだ!」
・・・え? 輝之介先輩に彼女?
ゆの「そうなんですか!?
おめでとうございます・・・」
輝之介先輩に
お弁当渡せないじゃん・・・
イルマ「心の声が漏れてるぞー!」
輝之介「どんな声?」
ゆの「そっそんなの
どうでもいいですよ!」
恥ずかしい・・・
イルマ「彼女って、リリカちゃん?」
輝之介「まぁな!
あんだけ俺のこと好きな子
いないと思って・・・」
輝之介先輩、照れてる。
ゆの「あ、私、行きますね!
じゃあ部活で!」
・・・ 部活 ・・・
わかな「ゆの・・・何その
2つ残ってるお弁当!」
ゆの「もう、輝之介先輩は
彼女できて渡せないし、
イルマ先輩には渡しそこねるし・・・
最悪!」
わかな「あちゃー。
輝之介先輩、リリカと
つきあっちゃったか」
ゆの「知ってたの?」
わかな「うん、一応家近いし・・・」
イルマ「はい、その弁当2つとも没収!」
イルマ先輩は、お弁当を即没収した。
しかも、笑顔で。
ゆの「いきなりすぎます!
お弁当返してくださいよ!」
輝之介「後輩いじめんなー。
ゆの、かわいそうじゃん!」
輝之介先輩に言われても
困るよ・・・
ゆの「そんなんじゃないです!
イルマ先輩、練習行きましょ!」
はぁ・・・やっちゃったよ。
イルマ「弁当食べるか?」
ゆの「それ、私のですよ!」
イルマ「輝之介のために作った弁当な!
っで、そっちは? 誰への弁当?」
うわっ!
イルマ先輩とか
言いにくいじゃん!
ゆの「いや、そんなことより練習練習!」
素振り100回ぐらい
無意識にやっていた・・・
イルマ「そんなに輝之介のこと好きか?」
ドキドキ・・・
ゆの「え・・・?」
イルマ「なんでもねぇよ!
素振り女!」
いつもと違うイルマ先輩に
ドキドキしてしまった。
ゆの「イルマ先輩は、気になりますか?」
イルマ「素振りしたり、ランニングばてたり、
笑顔でテニスしてたり、一生懸命だったり、
気になりまくりだな!」
誰のことだろ・・・
もしかして、イルマ先輩
わかなが好き?!
ゆの「いやです!
イルマ先輩ぐらいは・・・
イルマ先輩ぐらいは・・・」
ズキズキ・・・
イルマ「は? 急になんだよ!
俺の気もちわかってねぇの?」
ゆの「わかなが好きなんでしょ?
イルマ先輩ぐらいは
私のことしっかり見てください!」
イルマ「それ、告白だよな?」
ゆの「私、何言ってんだろ//
イルマ先輩・・・えっと・・・」
イルマ「俺も告白してたんだけど!」
・・・うそだ!
ゆの「え?」
イルマ「俺も、ゆの好きだから!」
ギュッ
突然すぎて・・・
好きがとまらない!
Fin・・・
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
泉 有乃

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