ツンデレと花火。

CAST稲垣 来泉稲垣 来泉

作者:チェシャLOVE

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.06.04

私は、稲垣クルミ!
超元気っ子。





クルミ「ヒナノ!
明日、超楽しみー!」





ヒナノ「何で?笑」





クルミ「だってー、
花火と言えば、恋でしょ!」





?「おいおい、
クルミは朝からうるさすぎ笑
恋なんて、お前みたいな
うるさい奴には
出来ねえだろ笑」





あ、この人は、
久野ナツ。





幼なじみで、
私の初恋の人!





実は明日は、私とヒナノと
ナツとハルトの4人で、
花火大会行くの。





ヒナノとハルトは、
カレカノだよ。





クルミ「何言ってんの!
私は、どっからどう見ても
おしとやかでしょ!笑」





ヒナノ「何、2人とも
デレデレしちゃって!笑
付き合っちゃえば?笑」





ヒナノは、私がナツを
好きってこと知ってて、
応援してくれてるの。





でも、たまにヒナノは、
こうやって余計なこと(?)
みたいなこと、
言うんだよねー笑





でも私は、そんなヒナノが
大好きなんだー。





ナツ「何クルミ、
ニヤニヤしてんの笑
もしかして、さっき
ヒナノが言ってたので
喜んでんのかよー笑
悪いけど俺は
クルミなんて嫌いだから
付き合えないけどな笑」





そういってナツは、
どっか行った。





ヒナノ「本当、ナツはSだよね笑
ってか、ツンデレ笑」





クルミ「え?? そうなの?」





ヒナノ「クルミ、
幼なじみなくせに知らないの?
まぁとにかく、明日、
楽しみにしてな!」





クルミ「うん」

















★・・・★・・・★・・・★





花火大会の日。





私たち4人は、大会会場の
近くにある自販機の前で、
10時に集合することになってる。





しかし、私、
寝坊しちゃったー!





今は10時7分。汗





しかし、自販機の前には・・・
誰もいない??





しかも、私、
ケータイも忘れたから、
ヒナノたちに連絡できない!





・・・やっぱり私は、
花火なんて、やっちゃ
ダメなんだー。





私は自販機の前の
ベンチに座りながら、
涙を流す。





そのとき、
聞き覚えのある声が!





ナツ「何やってんの?
ってか、泣いてる?」





クルミ「だってみんな、
いないから・・・」





ナツ「お前が遅刻すんのが
悪いんだろ!笑
何、泣いちゃってんだし!笑
この泣き虫!」





私は、昨日のヒナノの
言葉を思い出す。





「ナツは、Sってかツンデレ」





ってことは、ナツ本当は・・・





クルミ「ナツ、何でここに?
もしかして、
私を探しにきたの?」





ナツ「うん、まぁな」





なんかナツの顔、赤い??





ナツ「ハルトとヒナノさ、
2人で花火
見に行っちゃったから、
寂しかったんだー」





クルミ「そっか!
じゃあ一緒に行こ!
ツンデレさん」





ナツ「俺は、
ツンデレじゃないし!」





クルミ「冷たいこと言ってるけど、
本当は、優しいでしょ!
私はうるさいし、ドジだけど、
ナツを好きって気持ちは
誰にも負けない!」





ナツ「///」





うわー。
私、なに言っちゃってんの!
超恥ずかしい///





しかもナツ、
黙っちゃったし。





でも、何でだろう。





こんなに正直に、
思いを言えるのは。





もしかして、
花火のせいかな。





クルミ「さっきのは、本当だよ。
私、ナツのことが
ずーっと好きです。
つきあってください」





緊張したけど、ちゃんと、
目を見て言えた!





もう、気持ち伝えたから満足。





もう帰ろっと。





クルミ「もう、帰るね」





ナツ「何でだよ!
まだ返事してないじゃん!」





クルミ「返事はいらない。
だって私のこと、嫌いでしょ」





どうしよ。





これで好きって
言われたら!汗





ナツ「俺、お前の言う通り
ツンデレかも。
好きな奴には、つい、
イタズラしたりしちゃうんだよねー。
俺もお前、じゃなく、クルミが好き。
だから花火、見に行こうよ」





クルミ「ナツ・・・泣」





私たちは、手をつなぎながら、
花火がよく見える高台へ。





そして、花火が上がり、
ドカーンと大っきな音!





私は、超幸せ者だなー!





だって、こうして
大好きな人と花火を
見れたからね。





そこへ、ヒナノと
ハルトが!





ハルト「あれー?
クルミちゃんとナツ、
付き合ったの? おめでとー!」





ヒナノ「クルミ、
嫌な思いさせてごめんね!
ウチ、2人がカレカノになれて、
最高に嬉しい!」





クルミ「ちょっとー!
ヒナノ、泣かないでよー!」





ヒナノ「今度、
wデート行こうね!
ずっと夢だったの!」





クルミ「もちろん!
ヒナノ、ありがとうね。
大好きだよ!」





ヒナノ「ウチも!」





ナツ「待てよ。
クルミ、俺とヒナノ、
どっちが好きなんだよ笑」





クルミ「それは・・・」





ヒナノ「ナツでしょ!」





クルミ「選べない笑」





ナツ「なんだよー笑
でも、いつか絶対に
ヒナノに勝つからな!」







*happy end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

Like

この物語に投票する

稲垣 来泉が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!