キミに触れられて

CAST町田 恵里那町田 恵里那

作者:rina

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.04.08

「恵里那、大好き」





「・・・空人ってば、
恥ずかしいからやめてよっ」





あたしの彼は、
こんな風にして
いつも想いを伝えてくれる。





だけどそれは
人前でも言っちゃうから





嬉しい反面、
恥ずかしくて
困ってしまう。





「だって本当に
好きなんだもん。
今日もかわいいし」





そう言って空人は
あたしの頭を
撫でてくれた。





「もう・・・」





周りのみんなが
クスクス笑ってるのが
分かる。





「・・・分かってるの?
あんた達、
バカップルって
言われてるんだよ」





クラスメイトの
真奈が言う。





「バカップル?
いいじゃん。
みんなが認めてくれてるって
ことだもんね~」





(なんでこんな
お気楽なんだか)





「ちょっと、
空人ってば!
真剣に考えてよ。
空人は平気かもしれないけど、
あたしは恥ずかしいよ・・・」





すると空人は
あたしの元から
離れてしまった。





「・・・ごめん。
もうしないよ」





そうして
背中を向ける彼。





(これで良かったの・・・?)





矛盾してるんだろうけど
いつも埋まっていた
あたしの横が今は寂しい。





恥ずかしい、なんて
ずっと思っていたけど
本当は嬉しかったんだ、





空人に
触れられることが。





手を握ってくれたり





頭を撫でてくれたり





後ろから抱きしめてくれたり





バカップルって言われても
堂々と気持ちを伝えてくれる。





空人じゃなきゃ
出来なかったことなのに





そんな彼氏を持って
あたしはなんて
幸せ者なんだろう。





「空人・・・ごめん」





人目も気にせずに
あたしは彼の背中を
抱きしめた。





「恵里那・・・!?」





「大好きだよ、
空人のこと。
少しだけ恥ずかしいけど・・・
本当は嬉しかったんだ。
空人が気持ちを伝えてくれて」





いつももらうばかりで
あたしは何もあげてないね。





ごめんね、空人。





そして
いつもありがとう。





「・・・じゃあ
遠慮しないからね?」





「え?
・・・ひゃあっ!」





振り向いた空人は
強くあたしを抱きしめた。





「俺も大好きだ!
恵里那を好きな気持ちは
誰にも負けない!」





部屋に響くくらいの
大きな声。





「・・・ありがとう」





するとパチパチと
拍手の音が聞こえた。





「これで公認だね」





笑顔で拍手をする
クラスメイト。





それはきっと
君が素敵すぎたせいだよ。







*end*

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