私の彼氏は潔癖くん!?

CAST町田恵里那

作者：はるっぴ

2019.04.27

エリナ「また、明日！」





友達「エリナちゃん、バイバーイ。
今日部活だから～」





私、エリナ。
ニコランの
モデルをしています！





まわりの男子から
狙われてる!?





ユウヤ「まじかよ・・・・・・
今日の給食の牛乳が
こぼれてるし！
くっせー」





マスク、手袋など、
完全防備!!





「キュッ、キュッ」





ユウヤ「この音、サイコーだ！」





「きれいになった証拠だ！」





このコはユウヤ。





いわゆる
けっぺきしょうの人です。





エリナ「まだ、潔癖くん
残ってるの？」





ユウヤ「おまえ、もしかして。
キッタネー教室を
ほったらかしにするつもり？」





エリナ「今日掃除もやってるし。
十分きれいじゃん」





ユウヤ「オマエ、
顔はきれいだけど、
きたない女なんだ～。
ふーーん」





エリナ「あっ、そっ。
潔癖くんもう帰る」





レオン「よっ!!　町田っ」





このコは、レオンくん！
幼稚園から一緒なのっ。





エリナ「あっレオンくん・・・・・・!!」





エリナが
走っていったら・・・・・・





大きな石が・・・・・・





今からいっても
間に合わないからいっか・・・・・・





じゃなくて・・・・・・





レオン「あっ！」





走っていって
手をさしのべる。





エリナ「レオンくん。
助けてくれたの？
ありがとうっ」





レオン「モデルのおまえが
転んだら大変だろっ。
買い物頼まれてたんだった！
じゃあなっ町田!!」





やっぱ、優しい。











．．．．．．．．．．*





１時間後・・・・・・・・・





やっときれいになったぜ！





今日が輝いているじゃないか!!





帰ろー。













＊。・　次の日、体育の後　・。＊





エリナ「走ったら
髪崩れちゃった。
なおそー」





ユウヤ「手洗い、手洗い・・・・・・」





バスケットボールには
見えない菌がたくさん・・・・・・





スッキリしたーっ。





手がよろこんでる！





ハハッ。





「あれっ、あれれっ」











＊。・　実況スタート　・。＊





エリナさん
髪を結んでいますっ！





手から菌が
繁殖されていってます！





モデルエリナさんの髪が・・・・・・





○○さん。





爪をかんでますっ！





見事な菌っぷり。





口の中へ菌が・・・・・・





最近、エリナのこと
気になってるかも!?





もしかして、すっ・・・・・・・・・





すき!?













＊。・　エリナ　・。＊





潔癖くんが
こっち見てる。





なんかいいたそう・・・・・・





私のこと
気にしてくれたのかな？





優しいんだ～。













＊。・　昼休み　・。＊





クラスメートの
コハルたちが。





コハル「エリナってさ
よくモデルになれたよね」





ハルカ「それな、
なんであんなのが
なれるわけ？」





コハル「うちらの方が身長高いし！」





そこに神が舞い降りた!!





ユウヤ「キタネー言葉。
そんなこと言うと
嫌われるぞーっ」





エリナ「ありがとう!!
ユウヤ・・・・・・くんっ」





ユウヤ「初めて名前で
呼んでくれたよね。
しかも、くん付き」





エリナ「へへっ」





カッコイイことも
できるんだ～。













＊。・　掃除のとき　・。＊





教えてやろっ。





ユウヤ「ほうきのはき方違うぞー」





何？
わたしのこと？





エリナ「えっ」





ユウヤ「しょうがねーな！
こうするんだよ」





エリナ「どうも・・・・・・」





キュン、キュン。







手を洗うときには、





ユウヤ「心配だからきたよ～」





一緒に洗ってやろっ。





後ろから、





「ゴシ、ゴシ」





笑顔だった。





ユウヤ「もー。
世話のかかるモデルだな」





エリナ「フフフッ」













＊。・　放課後　・。＊





ユウヤ「ちょっとエリナ、
話したいことがある!!」





エリナ「急にどうしたの？」





ユウヤ「俺・・・・・・・・・
おまえが・・・・・・・・・
好きだ！」





エリナ「実は私も・・・・・・
ユウヤくんのことが好きだよ」





ユウヤ「俺がもっともっと、
きれいなモデルにしてあげる」





エリナ「うんっ。お願いね!!」







＊ｅｎｄ＊