Happy Valentine

CAST組橋星奈

作者：ゆなっち

2022.11.14

セナです！
私の好きな人は
幼なじみのハアトです！

バレンタインについに
告っちゃおうかと
思ってます//////////

・＊。・　２月１日の出来事　・。＊・

セナ「彼氏欲しい～」

ワカナ「今日から２月だねっ！
２月なんだからもう
彼氏作っちゃいなよ～！
ちなみに私だって
去年にナツに告って
今付き合ってるっていう
状況なんだからね！」

セナ「うーん・・・
でもなんで
『２月なんだから』なの？
別にいつでもいいじゃん！」

ワカナ「も～！　セナは
わかってないなぁ～！
２月はなんの日？
そう、バ・レ・ン・タ・イ・ンでしょ？
/////」

セナ「!!!!!!!」

バレンタインというものが
あったわ！
つい忘れてた！

「あっ、あ～！　覚えてるよ～！
このセナが分からないわけが
ないでしょ？（笑）」

ワカナ「絶対忘れてたでしょ（笑）
こういうところも好きよ/////」

セナ「照れるからやめてよ///！」

ワカナ「も～！
可愛んだから～/////」

いつものようにじゃれあって
仲のいい２人であった。

恋バナを毎日する中で
セナは恋心が
だんだんと燃えるのであった。

・＊。・　２月１０日　・。＊・

ワカナ「セナ！　おはよっ！」

セナ「ワカナ、おはよ！
なんか元気いいね？
何かあったの？」

ワカナ「そのさ・・・
私から言うのもなんだけど、
あの気になる彼に渡したら？」

セナ「渡す？　あっ！
バレンタインにってこと////？」

ワカナ「そう！
私の考え良くない？
前に彼氏欲しいって
言ってたし・・・」

セナ「そうだよね！
みんな好きな子に
バレンタイン渡してるって
言ってたし、
私も勇気出して
渡してみようかな！」

ワカナ「よく言った！
セナ偉い！」

セナ「えへっ」

ワカナ「今日の放課後空いてる？
空いてたら、私の家に来て
作戦会議しよっ！」

セナ「ありがとう//////////」

・＊。・　放課後　・。＊・

セナ「ピンポーン！
セナです！」

ワカナ「どうぞ～！」

セナ「ワカナ
わざわざありがとね！」

ワカナ「お礼はいいのよっ！
さっ、作戦立てよ！
こういうのは
私に任せといて！
こう見えて
２組のカップルを
作ったんだからね！」

セナ「ワカナすご！
どういう作戦か
じゃあもう考えてる感じ？」

ワカナ「もちろん！
まずね、ワカナとナツと
セナとハアトで
勉強会というものに誘います！
でもこれは、作り話であって、
ハアトとセナを
２人きりにさせる作戦！
いわゆる偽勉強会です！」

セナ「でも、早く帰っちゃったら
怪しまれそうじゃない？」

ワカナ「大丈夫！
２時間勉強する予定でいて
私たちは３０分いて
帰るって感じだよっ！
それで残りの時間は
あなた達に任せますよーって
感じっ！」

セナ「ＯＫ！
めっちゃいい！
ほんとありがと！
じゃあ今日は帰りますっ！
お邪魔しました～！」

ワカナ「また明日学校でね～！」

・＊。・＊。・＊。・＊。
　バレンタイン当日の
　　２月１４日
・＊。・＊。・＊。・＊。

ワカナ「授業もやっと
終わったね！
ついに本番だね！
頑張れっ！」

セナ「ありがとう！」

・＊。・　偽勉強会　・。＊・

ワカナ「みんな
勉強頑張ろっ！」

みんな「うん！」

・　３０分後　・

ワカナ＆ナツ「ごめん、
私たち用事
思い出しちゃったから
先帰る！」

ハアト「おう」

セナ「ＯＫ！」

２人は帰り・・・

セナ「ハアト！
ずっと好きだった。
付き合ってください////」

ハアト「別にいいけど。
しょうがねぇ～な」

セナ「えっ////　それは・・・」

ハアト「俺がお前のこと
嫌いだと思う？
俺も好きだ」

セナ「ついに彼氏が
出来ました！」

＊Happy Valentine＊