好きの意味

CAST組橋 星奈組橋 星奈

作者:あかね

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.10.26

私、組橋星奈。
中学2年生です!





私には小学校からの
彼氏がいる。





―――古川龍太郎。





両思いだった私達は
自然と付き合った。





けど――。











*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ ・。





~ライン~





セナ「リュウタロウ、
明日一緒に学校行こ!」





リュウタロウ「ごめん、
他と約束したから」





セナ「そっか」





私達のラインは
いつもこうで・・・





最初は良かった。





一緒に原宿行ったり
お泊まりしたり
楽しかったのに。











*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ ・。





ワカナ「セナー?
おはよ!
疲れてる?」





セナ「おはよう。
う、うん・・・
ちょっとね」





ワカナ「そっか、
リュウタロウと何か?」





セナ「えっ、
う・・・ううん。
違うよ!」





ワカナ「そうなんだー。
ねぇ聞いて」





セナ「なにー?」





この子は、
宮本和奏ちゃん。
優しいし可愛い。





それにしても私、





リュウタロウのこと、
見てた・・・





えっ





思わず立ってしまった。





ワカナ「どうしたの!?」





私がリュウタロウを
見たとき・・・





ナナ「リュウタロウー!
もうっ! 好き!」





リュウタロウ「俺もナナちゃん
好きぃ!」





って・・・
嘘でしょ? ・・・





好きって・・・





好きなのは
私じゃないの? ・・・













*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ ・。





結局よくわからなかった・・・





でもモヤモヤしてた。





レン「最近暗いね、セナ」





セナ「うん・・・」





レン「何かあったの?
話してみ」





セナ「実は・・・」





私はレンに
すべて話した。





レン「そっか、
それはひどい・・・」





セナ「うん・・・」





レン「俺はお前を
そんな気持ちにさせないよ。
俺と付き合ってくれないか」





セナ「・・・ごめん」





私はその場を去った。





レンからの告白
嬉しかった。





・・・でも





リュウタロウを
見捨てるのは・・・











*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ ・。





~ライン~





セナ「リュウタロウ。
ちょっと話したいことがあるから
明日一緒に学校行かない?」





リュウタロウ「いいよ」











~朝~





セナ「ごめん、
待たせて」





リュウタロウ「いや、大丈夫!
で、話したいことって?」





セナ「あのさ。
この間教室でナナちゃんに
好きって言ってたじゃん。
あれって何? ・・・」





リュウタロウ「あぁ。
あれはね。
友達として好きってこと」





セナ「えっ・・・
じゃあ私は・・・」





リュウタロウ「セナのことは
恋愛的に好き。
いや、大好きだよ」





セナ「えっ・・・?」





私、勘違いしてたんだね。





リュウタロウ「勘違いさせてごめんね」





セナ「ううん。大丈夫!」





リュウタロウ「さぁ、坂上ろ!
寒いから手を繋いで!」





セナ「うん!
リュウタロウ大好き!」





この時私は
好きの意味を知ったんだ。







*end*

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