内緒の恋として、ね?

CAST組橋 星奈組橋 星奈

作者:Snow☆まんま

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.06.07






やっほー!
私、ニコSnow中学の
2年1組の組橋星奈。





みんなからは
セナって呼ばれてるよ!





??「ねぇねぇセナ、
聞いてる?」





セナ「あ、ごめん。
聞いてなかった」





この子はワカナ、
私の小学生からの
親友なの。





ワカナ「だから、昨日の
Snow Ringの
素のwink見た?」





セナ「うん、見た!
やっぱりかっこいいよねー」





え? Snow Ringって
誰だって?





説明しよう!





Snow Ringは
最近デビューしたばかりの
アイドル。





4人組の男性アイドルで、
デビューしたばかりなのに
超人気。





私とワカナ以外に
他にもたくさん
Snow Ringが
好きな友達がいるよ!





そして、
素のwinkというのは、
Snow Ringの冠番組!





ワカナ「だよねー、やっぱり
超かっこいい」





?? & ??「なになに?
Snow Ringの話?
私達も入れてー」





セナ・ワカナ「いいよー!」





この子達は、
ミナミとシズク。





私を含めて
この4人がイツメンで、
毎日Snow Ringについて
語ってる。





そして、この4人は
アイドルオタクです。





もちろんグッズも
たくさん持ってる
ガチ勢です。





セナ「みんなは誰推し?
ちなみに私はレン君!」





ワカナ「ワカナはユイト君かなー」





ミナミ「えー、私もやっぱり
ユイト君だなー」





シズク「んー、
シズはヨシト君!」





ミナミ「はぁー、
Snow Ringに会いたいなー」





ワカナ「それな~!」





こんな感じで、ワイワイ
Snow Ringのことを語って、
ガチのオタク
(陰キャじゃないほう)
出してるから、もちろん私は
恋もしたことない。





私の青春は、
Snow Ringに捧げてる。





そして話題は
Snow Ringが出演する
イベントのことに。





シズク「そういえば、
来週の日曜日に
イベントやるらしいよ、
ニコリモールで」





セナ「先着50名様のやつでしょ?
私行こうと思ってるんだけど、
みんなはどう?」





ミナミ「私行きたいけど、
その日は時間
空いてないんだよね・・・」





ワカナ「私は家族で
旅行いってるなー」





シズク「私も行きたいけど、
その日用事入ってて・・・」





セナ「そっかー、
まあしょうがないよね。
1人で行ってくる」





ワカナ「感想聞かせてね!」





セナ「もちろん!」













~-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-~





・日曜日・





よーし、早く行って、
Snow Ringに会いに行くぞ!







・10分後・





やった!
1番前の列だ!





司会「それでは
登場してもらいましょう!
Snow Ringの皆さんです!」





客「キャー!
かっこいいー!」





うん、やっぱりみんな
かっこいいなー。





そして彼らは
デビューアルバムに
収録された3曲を歌い、
抽選会の時間となった。





司会「見事当たったのは、
43番の方です!」





え? 私?
嘘でしょ? やったー!





そして私は、
ステージにあがった。





Snow Ring「こんにちは、お名前は?」





セナ「セナです!
レン君よりの箱推しです!」





レン「嘘ー、嬉しい!
ありがとう!」





はぁー、やっぱり
かっこいい。





ユイト「じゃあ、セナちゃんには
僕たちから、
サイン入りのポスターと
僕たちの雑誌撮影の
見学券を差し上げます!」





セナ「えー! そんなに
豪華なものいいんですか?」





Snow Ring「もちろんだよー!」





セナ「ありがとうございます!」













~-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・~





・そしてその夜 グループLINEにて・





セナ《今日のイベント超楽しかった!
抽選会も当たって、
豪華なプレゼントも
もらっちゃった!》





ワカナ《いいなぁー、行きたかった!》





ミナミ《私もー》





シズク《私もー》





セナ《次のイベントは
一緒に行こう!》





ミナミ《うん!》













~-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・~





そして、毎日イツメンみんなと
Snow Ringのことで語って、
どんどん好きになっていきました。





そしてついに、
雑誌撮影の見学の日が!





楽しみだぁー!





あれ? 見学券がない!
もしかして忘れてきた?





いや、それはない。
絶対に入れてきた。





ってことは、落とした?
どうしよう! やばい。





??「どうしましたか?
落し物ですか?
ってあれ?
セナちゃんだ!
どうしたの?」





セナ「え? わー!
Snow Ringのレン君だ!」





レン「で、どうしたの?」





セナ「えっとー、そのー、
Snow Ringの雑誌撮影の
見学券を落としちゃったみたいで・・・」





レン「そっかー、この辺には
落ちてないみたいだね」





セナ「しょうがない、帰ります」





レン「いや、せっかく
ここまで来たんだし、
僕が何とかするよ!」





セナ「え? でも
申し訳ないです!」





レン「いいのいいの!」





そう言って、
眩しすぎる笑顔を
見せてくれた。













~-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・~





・撮影現場・





レン「スタッフさん!
この子、前のイベントで
見学券を当てたんですけど、
券を失くしちゃったらしくて。
でも、セナちゃんは本当に
券を当てた子なんです!」





スタッフ「本当に?」





ヨシト「あ、セナちゃんだ!
今日は来てくれてありがとう!」





レン「ほらね、メンバー全員
知ってますよ」





スタッフ「そうですか。
それならどうぞ
控え室で待っていてください」





セナ「はい、ありがとうございます。
レン君もありがとうございます」





レン「どういたしまして!」





と言って、
またあの笑顔を
見せてくれた。





その日の見学で、
メンバーの仲の良さとか
みんなのかっこいいところとか
色々なところを見れた。





それに、メンバー全員とも
たくさん話したし、
やっぱSnow Ring最高!













~-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・~





・ある日のホームルーム・





先生「今日は
転校生を紹介します」





生徒「え? こんな時期に?」





確かに、新学期が始まってから
まだ全然経ってないよ?
なんでだろう。





先生「入ってきてください。
そして自己紹介をどうぞ」





入ってきたのは、
とても暗い顔をした男子。





??「えっとー、はじめまして・・・
僕は内田蓮です。
よろしくお願いします・・・」





先生「じゃあ、席は組橋の隣な。
組橋、色々教えてやれよ」





セナ「はい・・・」





嘘、私結構
人見知りなんだけど。





セナ「よろしくね、内田君。
セナって呼んでね!」





蓮「うん、よろしくね。
じゃあ、僕のことは
レンって呼んで」





そして自己紹介の時には
見せなかった笑顔を
見せてくれた。





なぜかその笑顔が
Snow Ringのレン君に
似ていた。





そして、
月日が経つにつれて
私は蓮と仲良くなっていった。





イツメン4人に蓮も加わって、
最近学校では5人で
行動するようになった。





そして私は日に日に、
蓮のことが
好きになっていった。













~-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・~





・ある日のLINE・





セナ《ねぇねぇワカナ、
ちょっと相談したいことが
あって・・・》





ワカナ《なになに?
セナが相談って珍しいですな》





セナ《私、蓮のことが好きみたい》





ワカナ《やっぱり。
最近セナ、
蓮くんのことばっか
見てたよ》





セナ《嘘!
気づかなかった笑》





ワカナ《で、どんなとこが
好きなの?》





セナ《えっとね、
時々見せてくれる笑顔とか、
優しいところとかかな。
あとはなんかSnow Ringの
レン君に似てるとことかかな》





ワカナ《確かに、
蓮くんに似てるよね!
それはワカナも思った》





???《よし、じゃあ
思い切って
告白しちゃえ!》





セナ《えー!
無理無理無理!
したことないもん》





ワカナ《ワカナが
手伝うから!》





セナ《ありがとう(泣)
ワカナ大好き!》













~-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・~





・告白当日・





ワカナ「蓮くん、
なんかセナが
屋上に来てって
言ってたよ」





蓮「わかった。
ありがとう」











・屋上にて・





蓮「どうしたの。セナ」





セナ「あ、来てくれてありがとう。
えっとね、ちょっと
伝えたいことがあって」





蓮「うん」





セナ「私、蓮のことが気づいたら、
好きになってました。
アイドルオタクで、
ダメダメな私だけど、
付き合ってください」





蓮「セナ、ありがとう。
僕もセナのことは
初めてあった時から
カワイイ子だなって思ってて、
転校した時に、
セナの隣になった時は
嬉しかった。
Snow Ringが好きなところとか、
無邪気に笑うところとか、
全部可愛いと思うよ」





セナ「え、ちょっと待って、
転校してくる前から
私のこと知ってたの?」





蓮「うん、覚えてない?
まあ、その話は後でにして、
僕もセナのことが好きです。
こんな僕だけど、
よろしくお願いします」





セナ「嬉しい、
こちらこそよろしくね。
でも、どこで会ったっけ?」





蓮「セナ、今まで
隠しててごめんね。
僕、Snow Ringのレンなんだ」





セナ「えー!
同学年だっていうことは
知ってたけど、
まさかレンがあの
Snow Ringのレン君なの?!
え、じゃあ私なんかと
付き合って大丈夫なの?」





蓮「それはわからないけど、
内緒の恋として、ね?」





そう言うと、
彼は私に抱きついて





「セナ大好き!」





って言ってくれた。





この恋は、
ドキドキでワクワクな
恋になる予感。





もちろん、
イツメンのみんなには
付き合えたことは伝えたけど、
蓮がSnow Ringのレン君だって
いうことは、内緒。







*end*

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