恋の特等席
作者:あやの
あなたの特等席は・・・
いったいどこなの・・・?
* ‐‐‐ * ‐‐‐ *
私、大森ひかる!
中学1年生です!
実は、私には好きな人がいるの。
それは、川上リヒト君。
幼馴染で、明るくて、
気づいたら好きになってた。
それでね! この間、
リヒト君に遊びに誘われたの!
それを友達に話したら、
「それ絶対好かれてるよ!」
って言われたんだけど、
実は2人じゃないのです。
去年6年3組だった
仲良しメンバーで行くのです。
好かれてはいないと思う。
自信ないしね。
* ‐‐‐ * ‐‐‐ *
当日。
今日はバスに乗って
映画館に行く予定。
10時集合って
リヒト君から聞いたんだけど・・・
あ! あの人影はリヒト君!
「大森! お待たせ!
待った?」
「ううん! 全然!
でも、みんな来てないんだよね・・・」
「みんなはまだ来ないよ」
「え?」
「それより・・・大森、
伝えたいことがあるんだ」
(こそっ///)
「えぇ!?」
「お待たせ~!
2人早かったんだねぇ!」
メンバーの1人が来た。
「ちっ早ぇよ・・・
大森、返事は後で」
リヒト君が小声で言った。
私はうん、と小さく返事をした。
待って・・・
リ、リヒト君が私のことを好き!?
やばい、私、今ぜったい顔赤いよ・・・
しばらくして、メンバーが全員そろって
バスを待った。
バスが来ると、リヒト君が
そっと私の手をひいて、隣に座らせた。
ち、近い・・・
「あ、リヒトずるい~」
メンバーの1人が言った。
「ここ、俺の特等席なんで」
「あ、そっかそっか」
なんか妙に納得してるけど・・・
って言うか、幸せすぎてにやける/////
* ‐‐‐ * ‐‐‐ *
映画館に着いた。
「チケット買おう!」
メンバーの1人が言った。
「ありゃ、これじゃ
2人だけ別になっちゃうなぁ~」
「ほんと? じゃあ俺と大森で」
何だこのマンガみたいな展開・・・
なんでたまたま2席空いてるの!?
「じゃあ2人でごゆっくり!
たまたま恋愛映画ですしね~」
「大森の隣は
俺の特等席ですしね~」
リヒト君がおちゃらけて言った。
中に入ると、リヒト君が
話しかけてきた。
「さっきの返事、聞かせて」
「え、えっと・・・
私も、リヒト君のこと
ずっと好きでした」
「ほんとに!?」
「うん」
「よっしゃ! よかった・・・」
* ‐‐‐ * ‐‐‐ *
映画が始まって、
無言になった。
いい感じのところで
胸きゅんしてたら、
横から手が伸びてくる。
その手は私の手を
優しく包み込んだ。
やばい、爆発しそう・・・
映画が終わって、外に出ると
みんながニヤニヤした顔で
こっちを見てきた。
「な、何・・・?」
「何って・・・
報告はないの、報告は?」
「ま、まさかみんな!」
「もーひかる、気づくの遅すぎ!」
「ごめんな、大森!
みんなに協力してもらってたんだ!」
「みんな知ってたんだ・・・」
「ひかるがリヒトのこと、
好きってこともね!」
「さ、報告しろよ!」
「俺たち・・・」
「私たち・・・」
「「付き合うことになりました!」」
あなたの特等席は、私だった。
私の特等席も、これからずぅっと、
あなたの隣です///
*END*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。































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