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恋しちゃいけないと思ってた

CAST八神 遼介八神 遼介

作者:めいめい

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.12.23

俺は3年前、
莉子(彼女)をなくした。





車にひかれそうになった
莉子を守ろうとして、
俺は莉子に飛びついたが
間に合わなかった。





俺もけがをして
救急車で運ばれたが
命には別状はなかった。





でも、莉子は
かえらぬ人となった。





俺は自分を責めた。





俺があの時、莉子を
守ることができていたら
こんなことにはならなかった。





今でもそう思ってる。





たとえ俺が死んでも
莉子さえ生きてたら
それでよかった。















・*。・ 現在 ・。*・





俺には、神友もいる。
正直言ってモテる。





俺のどこがいいのか
分からない。





スポーツも勉強も、モテるために
やってるわけじゃない。





ただ好きだからやってる。





誰にでも同じように接したり、
やさしくするのは当たり前だから
理由が分からない。





?「おはよう、リョウスケ」





リョウスケ「おはよう」





今のは、クラスの女子。
俺の追っかけ。苦手だ。





不細工ではないが
性格がよくない。





今日も靴箱を開けると
10通の手紙が入っていた。





?「っはよ!」





リョウスケ「おはよっ」





今のが神友のナツ。
すげーいいヤツ。





ナツ「なぁ、お前。
そんなにラブレターもらってんのに
なんで誰ともつきあわねんだよ。
もしかして、まだ莉子のこと
気にしてんの?
あれは事故なんだから
お前のせいじゃねえだろ!」





リョウスケ「でも、あれは
俺がちゃんと守れてたら
莉子は死ななかった。
あれは、俺のせいだよ。
もうこの話は終わり」





ナツ「へいへい」





教室につく。





女子たち「キャ~。リョウスケ君だぁ」





俺はこんな日々を
毎日おくっていた。





でも転校生が来て、一変した。





ある日先生が、





「転校生だ」





?「どうも。崎浜梨瑚です。
よろしくお願いします」





男子たち「かわいい~」





俺もかわいいとは思ったが
恋をしない俺には、興味がない。





先生「席は、八神の隣だ」





リョウスケ「えっ、まじか」





梨瑚「よろしくね」





リョウスケ「あっ、うん。よろしくね」





男子たち「ずりー」















+.. +.. +.. +.. +





崎浜が引っ越してきて
3ヶ月ぐらいたった。





ある日、崎浜が
こんな質問をしてきた。





梨瑚「なんで、そんなにモテるのに
誰ともつきあわないの?」





リョウスケ「それは3年前、
俺が彼女を守ることが
出来なかったからだ」





ナツが話に入ってきた。





ナツ「それはちげーだろ。
あれは、しかたなかった。
誰が莉子の彼氏でも守れなかったと思う。
っていうか、お前がもし間に合ってたら
お前は死んでた。
下手したら2人とも死んでた」





リョウスケ「もしあの時、俺が間に合ってて
莉子が助かって俺が死んだら、
俺はただただ莉子が死ななくて
よかったって思うと思う」





梨瑚「リョウスケ君は、その莉子ちゃんのこと
すっごく好きだったんだね」





リョウスケ「うん」





ナツ「莉子が死んだあと
リョウスケがどんなに辛かったか知ってる。
でも、今のお前を莉子が知ったら
悲しむぞ!」





リョウスケ「そんなこと・・・・・・
そんなこと分かってるよ!
けど、自分が好きな人と幸せになったら
絶対自分が許せないと思う」





梨瑚「こんなこと、私が
言うようなことじゃないけど、
それって許せなくなるんじゃなくて
誰かに許されたいんじゃないの?」





ナツ「そうだよ。
がんばったなとか、すごいなとか言われて
自分のやってることは合ってるんだって
思いたいだけじゃないの?」





リョウスケ「でも・・・」





ナツ「でもじゃねえよ!」





リョウスケ「俺も恋していいのかな?」





梨瑚「いいに決まってるじゃん」





それから、俺は、まさに、
普通の中学生の生活をしていた。





それで、気づいたんだ。





俺の好きなヤツ。





それは、莉子じゃなくて
梨瑚なんだって。





だから、告白するために
崎浜を屋上に呼んだ。





梨瑚「どうしたの?
こんなところによびだして」





リョウスケ「好きだ!
俺、気づいたんだ!
今なくしたくないのは、
隣にいてほしいのは、
崎浜・・・いや梨瑚だ!」





梨瑚「私・・・初めて見た時から
ずっと好きだったよ」





リョウスケ「えっ・・・」





梨瑚「まったく
気づかないんだもん」





リョウスケ「じゃあ
つきあってくれる?」





梨瑚「うん」





俺は莉子のことを
忘れたんじゃない。





ただ一歩前に進んだだけだ。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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