何度でも

CAST国本 姫万里国本 姫万里

作者:ハニオレ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.01.05

『好きな人がいるから別れてほしい』





この言葉に込められた
本当の意味を
私は知らなかった。





私は、姫万里。
昨日失恋しました。













《昨日》





「姫万里、ごめん」





「どうしたの?」





「姫万里、
俺と別れてほしい」





「なんで?
どうして?」





「好きな人がいるから
別れてほしい」





「えっ・・・?」





「じゃあ」





私は振られた。





2年間付き合ってた
太陽君から振られた。





ショックだった。
私は太陽君のことを
大好きだったのに・・・





私と付き合ってる間、太陽君は
その『好きな人』のことを
考えていたのだろうか。





そう考えてるうちに
どんどん涙が出てきてしまう。













《今》





私は昨日の夜は
振られたことがショックすぎて
あまり寝られなかった。





今日は親が出かけるから
私は家に1人だ。





家に1人。





何をしても
孤独を感じてしまう。





太陽君と付き合ってた頃は
孤独なんて感じなかったのに。





私は昨日のことを
忘れようとして
部屋の片づけをした。





片づけをしてると、
机の引き出しから
いっぱいの写真と
手紙が入ってた。





太陽君との
写真と手紙だった。





私はそれを見た瞬間、
涙が溢れてきた。





もう思い出さないようにと
その写真や手紙を
空のお菓子の缶にしまって
蓋を閉じた。





それらも見て思いださないように
クローゼットの奥の方にしまった。





その写真や手紙を見てから
なかなか片付けが
進まなくなってしまって
私はベットに寝転がった。





ピコンッ!





親友の美優から
LINEが来た。





ミ『元気~?』





ヒ『元気じゃないかな』





ミ『どうした?』





ヒ『振られた』





ミ『あの主成分優しさ君から?』





ヒ『うん』





ミ『今、暇?』





ヒ『落ち込んでる途中』





ミ『今から私の家来ない?』





ヒ『行きたい』





ミ『じゃあ、
迎えに行くね』





私は上着とスマホをもって
家を出て
美優の家に向かった。





途中で美優に会った。





「家で待っててくれれば
よかったのに。
迎えに行くって
連絡したでしょ?」





「けど、
1人だと寂しいから」





「そう?
じゃあ、行こっか」













::* 美優宅 *::





「で、なんて振られたの?」





「『好きな人がいるから
別れてほしい』って」





「その好きな人ってさ、
姫万里のことじゃないの?」





「なわけ。
だって、2年も
付き合ってたのに・・・」





「けど、その可能性は
なくはないよ?
確かめてみたら?」





「昨日振った人から連絡は
さすがに・・・気まずい」





「じゃあ、私から
聞いてあげよっか?」





「ううん。いいよ。
もういいし」





「そう?」





「うん。
じゃあ、私もう帰るね」





「うん。送ってく?」





「ううん。大丈夫」





「じゃあね」





私は美優の家から出た瞬間に
泣き出してしまった。





帰りながら泣いた。





家についてからも
ずっと泣いてた。





その時に
私は太陽君からの連絡に
気がつかなかった。













《次の日》





私は泣き疲れて
ようやく寝れた。





朝起きて、時間を確認しようと
スマホを開いて私は驚いた。





太陽君からの連絡が
ずっとたまっていたということに。





それを見てみると、
連続で文章が送られてきていた。





『姫万里、今大丈夫?』





『美優から姫万里が
落ち込んでたって聞いた』





『伝えたいことだけ、
伝えます』





『俺は姫万里のことが好きです。
他の誰よりも好きです』





『俺が言った
好きな人って言うのは
姫万里のことです』





『好きな人とがいるといって
別れたのは
姫万里のことを
傷つけたくなかったから』





『俺は姫万里と一緒にいるとき、
すっごく幸せだったよ。
けど、時々姫万里が
悲しい顔するから、
姫万里のことを励まそうとして
頑張った』





『だけど、姫万里は
いつもの姫万里には戻らなかった。
それを見て俺は、
すっごく辛くなった』





『俺はもう姫万里のことを
幸せにできないのかとか思った』





『別れてほしいって言ったのは、
姫万里のため。
本音を言うと、俺のため。
俺が辛い。
俺が辛かったら
姫万里と一緒にいても
余計につらくなるだけ』





『だから別れてもらった』





『長くなってごめん。
気が向いたら返事して』





私は太陽君の本音を
知ったことと、





私がしてもらったことを
初めて知ったこととかで
涙が溢れた。





私はその涙を拭いて
太陽君に返事をした。





『ごめん、今読んだ』





『私は太陽君が思ってることを
知りたかった。
好きな人がいるからって言われたとき、
私は太陽君と一緒にいるとき
太陽君がずっとその好きな人のことを
考えてたって考えて、
私と一緒にいる時間が
楽しくなかったんだな、って思った』





『けど、今の文を読んで
太陽君の本音を知れて
本当によかった。
太陽君が私のせいで
辛くなっていたことに
気づけなくて
本当にごめんなさい』





『私は太陽君のことが
今もずっと好きです』





『また太陽君が
辛くなっちゃうなら
無理にとは言いません』





『私とまた付き合ってくれませんか』





私は太陽君へ返信した。





すぐに既読がついた。





『姫万里がそれでいいのなら
俺はまた付き合ってほしい』





そう太陽君から
返事が返ってきた。





私は





『私がまた太陽君を
悲しませちゃうこともあっても、
辛くなっても、
はっきり本音を言ってほしい。
そしたら私、悲しませた分
幸せにするから。
だから、なんかあったら言ってほしい。
私も気を付けるから』





こう送った。





太陽君からは





『分かった。
また姫万里が悲しそうな顔をしてたら
俺がちゃんと励ます。
けど、俺が辛くなったら、
姫万里が俺のことを励ましてね』





こう返ってきた。





私は太陽君にこう送った。





『今度のバレンタインの日、
予定ある?』





太陽君からはこう返ってきた。





『予定ない。
じゃあ、ニコモールの
ツリーの前で待ち合わせね』





『うん!』





私は太陽君との
やり取りが終わってすぐに
バレンタインの日に向けて準備した。













::* バレンタイン *::





私はおしゃれをして、
太陽君へ渡したいものをもって
ニコモールのツリーの前へ向かった。





「姫万里!」





「太陽君!」





「ごめん、待った?」





「ううん。全然。
私も今来たばかりだから」





「うん。
どっか行きたいところある?」





「う~ん・・・あっ、はい!
これ、太陽君にあげる!
今日、バレンタインだし、
私たちの記念日だから」





「チョコ! ありがとう。
っていうか、なんの記念日?」





「再び付き合い始めた記念の日」





「確かに(笑)
で、この紙たちは?」





「それは、太陽君から振られる前に
渡そうって思って
ためてた手紙たち。
渡すの今日しかないかな~って」





「ためてたの?」





「うん。ためてた。
サプライズ!
って渡したかったから」





「そうなのね?
じゃあ、俺からも。
姫万里。
これからよろしくね」





「うわぁぁぁ! これ!
私がずっと欲しがってた
ネックレス!」





「うん。
姫万里といっしょに
買い物行ったときに
ずっと欲しそうに見てたから」





「けど、これ高くなかった?」





「大丈夫。
姫万里を悲しませた
お詫びってこともあるから」





「じゃあ、
ありがたくもらいます!
今つけてもいい?」





「うん。
あっ、つけるよ」





「ありがとう///」





太陽君がネックレスを
後ろからつけてくれた。





「うん。似合ってる。
さすが俺の彼女」





「何よそれ!
ありがとう」





「じゃあ、
お買い物、行く?」





「行く行く~!
手、つなぎたい。
違う!
恋人つなぎがいいの。
今までやったことないから」





私たちはこの後
再初デートを楽しみました。





この後の展開は
みんなの予想次第。







《END》

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