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夕暮れの三角形

CAST大月 美空大月 美空

作者:もっち

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.01.09

春の放課後、校庭のベンチに座る
中学2年のミク。





今日は珍しく誰も誘わず、
1人で読書をしていた。





そこへ、高校3年のユアンが
歩いてきた。





ユアン「ミク、
こんなところで1人か?」





ミク「あ、ユアンくん・・・
ただ、ちょっと休憩してただけ・・・」





ユアン「ふふ、落ち着きのある子だな」





ミク「そ、そうかな・・・」





ミクは心臓がドキドキする。





そんな彼女の前に、
高校2年のテルノスケが
かけ寄ってくる。





テルノスケ「おーい、ミクちゃん!
ユアンもいるじゃん!」





ミク「えっ、テルノスケくん・・・」





ユアン(小声で)「・・・またか」





テルノスケ「ねえねえ、今日は3人で
ちょっと散歩しない?」





ミク「え、3人で・・・?」





ユアン「まあ、悪くないかもな」





少し戸惑いながらも、
ミクは2人と一緒に歩き出す。





夕暮れの校庭を歩きながら、
3人は自然に話をする。





テルノスケ「ミクちゃん、
最近どんなことしてるの?」





ミク「えっと・・・
勉強とか、読書とか・・・」





ユアン「そうか。
俺も最近忙しいけど、
たまにはこうして
ゆっくりするのもいいな」





ミク「ふふ・・・
2人とも、なんか大人っぽいね」





テルノスケ「大人っぽいって言われると、
ちょっと照れるな!」





ミクは2人の距離感に
ドキドキしながらも、
楽しい時間を過ごす。





少し歩いた後、
芝生に座る3人。





ミク「ねえ・・・あの、2人とも、
私のこと・・・どう思ってるの?」





テルノスケ「え・・・急にどうしたの?」





ユアン(真剣な顔で)「・・・俺は、
ミクのこと、大事に思ってる」





テルノスケ「俺もだよ!
ミクちゃんが笑ってると、
なんだかうれしいんだ」





ミク「えっ・・・2人とも・・・」





ミクは胸がいっぱいになり、
言葉に詰まる。





ミク「ど、どうしよう・・・
2人とも好き・・・」





テルノスケ「そ、そうだよな・・・
これは・・・悩むよな」





ユアン「焦らなくていい。
俺は、ミクの気もちを1番に考えたい」





ミク「・・・ありがとう・・・2人とも」





夕日が3人を照らす中、
ミクはゆっくりと決める。





ミク「今日は・・・このまま、
みんなで一緒にいたい」





テルノスケ「いいね!
3人での時間、大事にしよう」





ユアン「俺も賛成だ」





3人は夕暮れの空を
見上げながら





まだ答えは決められないけれど
今の関係を大切にすることにした。





恋はまだ、三角形のまま。





でも、それぞれの距離感と笑顔が
確かに温かくつながっている――――。





*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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