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推しが恋人になるなんて!

CAST大月 美空大月 美空

作者:nanoha

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.07.15

ミクは最近大バズりしてるアイドル、
ミサキにどハマり中。





「あぁ、あんな人が
彼氏だったら
幸せだろうな~」





と、夢見る日々。





そんなある日、大親友のイブキと
遊んでいたミクは、イブキに





「相変わらず好きだね、
ミサキくん。
そういえば、ミサキくんの
どういうところが好きなの?」
と聞かれる。





「んー、好きだった人に
似てるんだよね」





「顔?」





「んーん、
顔は違うかな。
でも、雰囲気?」





そこでイブキは
何かを察する。





「ねぇ、その好きだった人、
ミサキくん本人なんじゃないの?」





そう言うと、





「まさか~!
私の好きだった人、
小学生のときに
遠くへ引っ越しちゃったから・・・」





悲しそうに語るミクをみて、
どうしても力になりたいイブキは、
ある作戦を思いつく。





「ねぇねぇ、今から
行きたいところあるんだけど、いい?」





そう言い、
ミクを連れてきた場所は、
街から少し外れた、静かな
レコードショップだった。





そこは、ミサキの行きつけの
ショップであった。





イブキの姉は
超がつくほどミサキの大ファンで、
その妹であるイブキも
姉から常日ごろ聞かされていたので、
知っていたのだ。





今はいるか分からない、





でも、いつか絶対
姿を現すと言う
イブキの読みは当たり、
ミサキはレコードショップに
入ってきた。





イブキは「あっちに良さそうな
レコードあるじゃん! 見よ!」





と、ミクを
ミサキの方へと誘導する。





そしてミクが





「このレコード、きれい」





と手に取ろうとしたとき、
ミサキとミクの手がぶつかる。





顔を見合わせ、
互いの存在に驚く2人。





(えぇ?! ミサキくん、
なんでここに?!)





「ミク・・・?!」





ミサキがミクの顔を見るなり、
そうつぶやき手を握る。





(やった、当たり!
あとはがんばれ! ミク!)





心の中でそうつぶやき、
イブキは
レコードショップを後にした。





「あ、いきなりごめんね」





そういい
ミクの手をパッと離す。





「いいけど、どうして
私のことを・・・??」





「俺、むかし近所に住んでた
ミサキだよ!
よく遊んだだろ?
お前、ミクだよね?」





「え・・・?!?!
ミサキくんって、
隣に住んでた
ミサキくんだったの?!」





衝撃の事実に、
ミクはひどく驚いた。





「俺、むかしから
引っこみ思案で地味で、
とにかく自分に自信がなかったんだ。
そんなとき、アイドルの募集の
張り紙を見つけて応募してみたんだ。
それでデビューして、有名になったら、
自分に自信が持てるように
なるんじゃないかって思ってさ。
そしたら、もう一度ミクに
会いに来ようと思ってたんだ」





「どうして私に・・・??」





「ミク、ずっと好きだった。
俺とつきあって下さい!」





「私なんかでいいの・・・??」





「ミクが好きなんだ!!」





「ありがとう・・・
よろしくお願いします!」





こうして2人はつきあいました。





~ハッピーエンド~

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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