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相合傘 ~3度目の告白

CAST大月 美空大月 美空

作者:くろさわりりか

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.05.16

みんなは
梅雨って嫌い?





私もそう思ってた。





あの出来事が
起こるまでは。











*・゜°・*:・。・・・・:*・”・*:・。・・・:*・゜°・*





私は、大月ミク。
中学2年生。





今日から
梅雨入りだって。





ミク「あーあ、
なんで梅雨なんかあるんだろ」





いぶき「私も梅雨嫌い!
なんかテンション下がるし」





この子は
心友の相沢いぶき!





私と同じ梅雨嫌い。





いぶき「そういえば
イルマとはどうなの?」





ミク「何もない。
少しは話すけどね」





イルマっていうのは、
安藤イルマ。





私の好きな人で、
前に2回も告白してる。





1回目は幼稚園の頃で、
2回目は小4の頃。





イルマを好きになる前は
1年たったら好きな人
変わってたけど、





イルマだけは
なぜかあきらめられない。





いぶき「もう少しだと
思うんだけどね・・・」





ミク「じゃあ私、
がんばってみる!」





いぶき「うん! ファイト!」















・*。・ 翌朝 ・。*・





ミク「イルマ! おはよ!」





イルマ「お、おはよ!」















*。・ 放課後 ・。*





ミク「イルマ、また明日!
バイバイ!」





イルマ「う、うん!
バイバイ!」















・*。・ 1週間後 ・。*・





私は、いぶきと話したあの日から
イルマに毎日あいさつしてる。





おかげで毎日
話すようになった!





ミク「かーえろー・・・って、
雨降ってる!
・・・傘持ってないし、
どうしよう・・・」





イルマ「俺、傘持ってるよ。
入る?」





ミク「え? いいの?」





イルマ「もちろん」





ミク「あ、ありがとう・・・」





イルマ「・・・・・」





ミク「・・・・・」





やばいっ!
何も話せない!





ミク「・・・相合傘///・・・」





イルマ「・・・そうだね///・・・」





ミク「あ、あのさ、
私、イルマのこと・・・」





イルマ「好き。ミクのこと」





ミク「へ?」





イルマ「ミクがあいさつ
してくれるようになって、
いっぱい話したじゃん?
話してくうちに・・・
ミクのこと好きになってた」





ミク「・・・よかった・・・」





イルマ「そのとき、俺、後悔した。
なんでミクを2回も振ったんだろ・・・って。
少しでも早く自分の気もちに
気づけばよかった・・・って」





ミク「遅くてもいい。
イルマと両想いになれるなら」





梅雨は、嫌な時期?





そうじゃない。





梅雨は彼との距離を
近づけてくれる、
魔法の時期。







*HAPPY END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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