幼なじみ→両思い ~恋が実るまでの物語~

CAST葉山 若奈葉山 若奈

作者:ニコラ大好き*waka

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.05.26

こんにちは!
中2の葉山わかなです!





ニコラモデルとして
これからよろしく
お願いします!





これからする話は
中1の時にさかのぼります・・・













・*。・ 新学期1日目 ・。*・





??「あなたが
葉山わかなちゃんだっけ?」





わかな「はい、
そうだけど・・・」





あんな「私、星乃あんな!
わかなちゃんと
友だちになりたいの!」





わかな「・・いいよ!
仲良くなりたい!」





あんな「やったー!」





あんな(よしよし、
うまく引っかかったな(笑))





この時、わかなは何も
気がついていなかったのである・・・













・*。・ 翌日 ・。*・





あんな「せっかくだからさ、
他のクラスメイトと
一緒に出かけない?」





わかな「いいね!
どこ行く?」





しゃのん「私もいれて~!」





あんな「もちろん!
じゃあ東京とか?」





わかな「おっけ!」





はると「俺も行っていい?」





わかな「あ、はると君・・・・」





はるとは私の
幼なじみなんだ・・・
めっちゃかっこいいよ!





あんな「はるとじゃん!
もちろん行っていいよ!」





あんな(これは
告白するチャンス!
でもみんな邪魔だな・・・
そうだ!)





あんな「せっかく
男子がひとりいるから
東京でバトルしない?」





わかな「どういうこと?」





あんな「東京に行く前に
ミッション考えて、
みんな集まった時に
クリアできてれば
はるとと一緒に
東京でデートするの!」





しゃのん、わかな「で、デートぉ?!」





はると「なんでそんなに
びっくりするのよ(笑)」





わかな「だ、だって!
デートなんて初めてで
よくわかんないし、
それに・・・///」





しゃのん「それに?」





わかな「いや、なんでもない・・・///」





好きな人とデートって・・・
ドキドキしないわけないじゃん!





はると「顔赤くなってるけど」





わかな「いやっ、なんでもないよっ!」





しゃのん「とにかくミッション
決めよ!」





はると「じゃあ~~
俺の好きなもの当てて
作ってくる!」





あんな「そんなの楽勝じゃん!
私がデートする!」





しゃのん「自信満々だね!
私全く分かんない(笑)」





わかな「私も・・・・」





はると「わかな、ちょっと来て」





わかな「?!」





あんな「なによ~
まだ話終わってないのに!」





わかな「なに?」





はると「さっきのさ、
俺の好きなもの教えるから
覚えておいて」





わかな「いやでも・・・
なんで私に教えるの?」





はると「それは言わない!
とにかく、俺が好きなのは・・・・
わかな」





わかな「え、私? なんで?」





はると「あんなとか
俺のこと狙ってるらしいけど、
俺が好きなのは、わかななんだよ」





わかな「え、嘘・・・」





はると「だから、わかなは
なにもしなくて良いんだよ」





わかな「うん、分かった・・・」





あんな「ちょっと!
2人でなにこそこそと!」





わかな「ごめん・・・」





あんな「ちょっとわかな。いい?」





わかな「うん・・・・」





あんな「はるとになんて言われたの?」





わかな「え、いや、
でも!
ミッションには一切関係ないから
大丈夫だよ」





うわ!
嘘ついちゃった・・・・





あんな「じゃあよかった!
私、はるとが好きだから
応援してくれるよね?」





わかな「えっと・・・」





あんな「うちら友達でしょ?
そのぐらい当たり前じゃん(笑)」





わかな「うん、分かった・・・」





あんな「ありがと~!
わかな本当に最高!」





また嘘ついちゃった・・・・





でも、はるととあんなは
お似合い。





はるとが私のこと、
好きなわけない。





だってあんなは
可愛いし、優しいし。





私なんていなければ
よかったな・・・













・*。・ 当日 ・。*・





あんな「ごめーん!
遅くなった!」





はると「ずいぶん
遅かったな(笑)」





あんな「そのかわり、
はるとがだーいすきなもの
作ってきたから! ねっ?」





はると「期待してるよ~?」





ほらね。





2人が話しているのを見ると、
うらやましいなと思ってしまう。





しゃのん「じゃあ私から!
多分だめだけど(笑)」





はると「これは・・・なに?」





しゃのん「私の手作りお菓子!
なにも思いつかなくて(笑)」





はると「美味い!
すごいな~~
お菓子作りのセンスあるね!」





あんな「じゃあ次はわかな!
なに持ってきたの~?」





わかな「ごめん・・・
忘れちゃって・・・」





あんな「あら~~(笑)
そんなことあるのね~(笑)
じゃあお待ちかねの私!
じゃーん!」





はると「は? なにこれ?」





それはラッピングが
雑にされたお菓子だったのだ。





中身は焦げているクッキー(?)
みたいなものだ。





あんな「クッキーだよ!
まさかしゃのんと
かぶるなんてね(笑)
食べて食べて~」





しゃのん、はると、
わかな「いただきます・・・」





パクッ





はると「なんだこの味は」





しゃのん「にが~~い!」





わかな「ううっ・・・苦っ・・」





あんな「あれ~~?
なんで美味しいって
言わないの~?
おかしいね~?」





はると「あんなも食べてみろよ」





パクッ





あんな「え、なにこれ・・・・」





はると「だろ?
なんでこんなの
作ってきたんだ?」





あんな「違うのっ!
私はちゃんとデコレーションもした
きれいなの作ったの!
これは事実!」





はると「じゃあなんで
こんなに黒いんだ?」





しゃのん「じゃ、私も
言わせてもらうね!
さっきの私のとは
大違いだね(笑)
料理センスなさすぎだね(笑)」





あんな「ちょっと! わかな!
なんか言ってよ!」





わかな「・・・・最低」





はると、しゃのん「よく言った!」





あんな「え? なんて?」





わかな「こんなに苦くて
焦げたクッキー
よくも男子に渡せるね(笑)」





あんな「は?」





わかな「ずっと前から
思ってたけどさ、
あんなって自分のことしか
考えてないし、
友達のことは一切考えないで
過ごせるのすごいね(笑)」





しゃのん「それな(笑)
ていうか、はるとのこと
好きなのバレバレすぎん?(笑)
はるとのためにすごいの
つくってくる~! とか
自信満々だったけど
結果がこれ?(笑)」





はると「そんなあんな、
俺好きじゃない!
俺はわかなが好きなんだ」





あんな「へ?」





はると「この前2人で
話してたのは
俺はわかなが好きだから
なにも用意しなくていいよ
っていうこと」





しゃのん「そうなの?!
おめでとう!
わかなよかったね!」





あんな「・・・・ごめんなさいっ!
私、はるとのこと好きで、
どうしてもあきらめきれなくて、
しかもはるとと仲いいわかなに
嫉妬しちゃって・・・・」





はると「どう考えても
それはだめでしょ。
もう謝っても遅い」





しゃのん「そうだよね!」





わかな「本当に私でいいの?」





はると「もちろん。
ずっとわかなしか見ないよ」





しゃのん「きゃ~~!
少女まんがみたい!」





わかな「はい!
よろしくお願いしますっ、
私もはるとのことが
好きでした・・・」





しゃのん「これからも
お幸せにね!」





あんなとはまた仲直りして
本当の友達として
過ごしています!





今回の4人が
いつメンになりました!





はるととはこれからも
ずっと一緒だよ/////







・*。・End・。*・

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