最後の夏は君と過ごしたい

CAST野崎 奈菜野崎 奈菜

作者:シュガー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.04.10

中学校最後の夏休みは、
一生忘れないだろう。





私、野崎奈菜は
ニコラ学園に通う
中学3年生。





受験のために、
ニコラ塾に春から
通っています。





「おはよ~!
あと少しで、
夏休みだよ?!
楽しみすぎるぅぅ」





「おはよう!
私も、夏休みすごく
楽しみだよ~。
怜音とは、高校離れるし、
沢山過ごしたい笑」





今話していたのは、
幼稚園からの
幼なじみであり
私の好きな人、
丸田怜音。





怜音とは、
高校受験するところが
違うので
今年が最後になる。





だからこそ、
今年の夏休みは
沢山一緒に過ごして
告白したいと思っていた。





なのに、この後
まさかあんなことが
起こるなんて・・・













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





「今年も、ニコラ塾
夏期講習があります。
受験生は必ず参加なので
夏休み中、毎日
塾に来てください」





そう、放課後通っている
ニコラ塾に





夏休み中は
毎日通うことに
なってしまった。





せっかく
最後の夏休み。





怜音と
過ごしたかったのになぁ・・・













*。・ 夏休みの前日の学校 ・。*





クラス中は
夏休みの話題で
持ち切りだ。





「8月8日に
夏祭りがあるんだけど、
一緒に行かない?」





そう怜音が
誘ってきてくれた。





本当なら、
行きたかった。





けれど、
夏期講習があるから
いけなかった。





「怜音、ごめん。
実は塾の
夏期講習があって・・・」





「でも、最後だし
夏祭り行こうよ。
夏期講習なんか、
いつでも行けない?」





「でも・・・毎日あって」





「勉強勉強ばかりでさ、
少しは遊びなよ。
最後だよ」





その後、怜音とは
何だか気まずく
なってしまった。





夏休み初日から、
夏期講習は始まった。





毎日、
朝早くから始まって
夜遅くに終わる。





こんな、勉強だらけの
毎日が何日も続いた。





いつのまにか、
8月8日に
なってしまった。





「おはよう!
今日、夏祭り
あるんだってね~。
夏期講習なければ
行きたかったぁ」





あれは、足川結珠。
運動が得意だけど、
少し勉強が苦手。





妹みたいで、可愛い。
愛嬌がある子だ。





「私も、行きたかったなぁ。
あの大切な人と」





「あの大切な人って誰?
もしかして、
好きな人?!」





「秘密っ!
夏期講習はじまるよ!」





そんな感じで、
いつのまにか午後6時。





夏祭りはすでに
はじまっている。





外からは、
楽しそうな声や
太鼓の音が
聞こえてくる。





私は、窓を見ながら
怜音のことを考えていた。





「あれ?! あれって、
玲音じゃない?
服の色とか靴とか
髪型とかそっくり。
もしかして、
1人で来たのかな」





そのことを小声で
近くの結珠に話すと、





「じゃあ、
こっそり行ってきなよ。
先生今居ないし、
私が何とか先生に
言っておいて
説得しとく!」





「さすが、結珠!
じゃあ後は頼んだ」





そう言い終わらないうちに
私は教室を出て
走り出してた。





怜音と行ける
最後の夏祭り。





怜音、待ってて・・・





「はぁはぁ。
やっと着いた。
怜音はどこだろう」





少し探してみると、
怜音は神社の前の
椅子に座っていた。





あのことが起こってから、
正直怜音のところには
行きずらい。





しかし、結珠も
協力してくれたし
ここは行かないと。





そして、私は怜音に





「怜音。ごめん」





そう言った。





果たして返事は。





「ううん。
俺こそごめん。
あんな無茶なこと言って。
けど、奈菜なら
もしかしたら、来て
くれるんじゃないかと思った。
屋台とか回ろうか」





そう行って、
2人で手を繋ぎながら
屋台を回った。





射的では、
私が欲しかった
クマのぬいぐるみを
とってくれたり、





金魚すくいでは、
金魚が跳ねて濡れたり・・・





わたあめで
口周りが
ベトベトになったり・・・





そんな楽しい時間が
続いた。





「そろそろ、
夏祭りが終わる時間だね。
楽しい時間も
あっという間だった笑
じゃあ、
また夏休み明けに」





そう、怜音は
帰ろうとしていた。





「ちょっと待って。
怜音、
少し時間いい?」





そう言って、
夏祭りから離れた
近くの公園に行った。





「実は、私
怜音のことが・・・」





と言いかけた時。





「まって。奈菜。
俺も言いたいことがある。
先に言わせて。
実は、俺、前から
奈菜のことが好きだった」





その時、ちょうど
1つのピンク色の
花火が上がった。





とても、
大きくて綺麗で。





「私も、
怜音のことが
好きです」





その時また、
今度は赤の大きな
花火が上がった。





この花火は、
私の気持ちを
表しているように感じた。





それから、
数ヶ月たった今も





学校で有名な
カップルになって
学校生活が楽しくて
仕方がありません。





最後の夏は、
怜音と過ごせてよかった。







*end*

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