あの頃の約束

CAST野崎 奈菜野崎 奈菜

作者:しーなな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.09.13






私、野崎奈菜。
二コラ中学の3年生。





花音「なーな」





奈菜「あ、のん~
あはよお」





花音「おはよお」





この子は花音。
お母さん同士が
大学から友達で
同じ病院で生まれて
ずっと一緒にいる幼馴染で
だいだいだい親友。





ちなみにのんって
呼んでるんだ~。





あと、私には幼馴染が
もう1人いる。





それが
同じクラスにいる
よしと。





私はずっと約4年間
彼に恋をしている。





でも私は恋をしないと
決めているから
自分の思いを
心に秘めている。





我が家は恋愛なんか
させてくれる
家庭じゃない。





我が家は何よりも
勉強第一の家庭。





高校は大学までいける
偏差値75の学校を
目指している。





そのためにも
恋はしちゃいけないと
思っているし
許してもらえない。





けど、わたしは3年前、
大好きなよしとに
告白してもらえた。













*。・ 3年前 ・。*





よしと「なな、えっと、
あのさあ、
俺好きなんだよね。
お前のこと」





奈菜「え、、うそ」





よしと「ほんとだし」





奈菜「ありがとう。
でもごめんね。
よしとも知ってるように
我が家は勉強第一なんだよね。
わたしも中3までは
恋愛はしないって決めてるの」





よしと「じゃあ俺
奈菜のこと
待ってるから」





奈菜「中学いったら
かわいい子いっぱいいるから。
きっと忘れるよ」





今思えばあのとき
私はすごく冷静だった。





大好きな彼に
告白されたのに
動揺せずに断れた自分が
信じられなかった。





でも、たぶん
私はわかっていたから、





恋はできないって
わかっていたから





あんなに冷静
だったのかもしれない。





その後よしとは
お父さんの仕事の関係で
中国に行ってしまった。





私に何も言わずに。





すっごく悲しくて
信じられなかったけど
のんがいてくれて、
いつも「のんがいるよ」って
言ってくれたおかげで
よしとがいない悲しみも
乗り越えられた。





そのよしとが
中国から帰ってきた。





しかも、私とおなじ
クラスなのだ。





嬉しいけど気まずくて
のんに背中を押されて
やっと久しぶりと
話せたくらい。





しかもよしとは
昔のよしとじゃなかった。





冷たくなったし
笑顔もあまり見せない。





複雑な気持ちで
いっぱいだった。





そんななか私は
同じクラスで
よしとの親友の
こうしょうくんに
呼び出された。





なんだろう?













*。・ 体育館裏 ・。*





こうしょう「あの、ななちゃん、
好きです!
付き合ってください!」





え、正直すごく
びっくりした。





こうしょうくんは
学年1モテる
雑誌の専属モデル。





なのになんで
私なんかが。





こうしょう「勉強とかいろんなことを
がんばっているななちゃんが
好きなんだ。
俺じゃだめかな。。」





奈菜「ごめんなさい、
私、好きな人がいるんです」





自分でも驚いた。





ほんとうは勉強のことを
言うはずだった。





でも口から
出たのはなぜか
好きな人がいる
ということだった。





なぜかはわからないけど
多分よしとのことを
おもいすぎていたのかもしれない。





こうしょう「それって
よしとのこと?」





奈菜「え?」





こうしょう「みてりゃわかるよ。
そんなこと。
ふられると思ってたし」





奈菜「ほんとにごめんなさい。
でもそれはただ私の片思いで
勝手にふっといて
かってに悲しんで
ほんとにわけわかんないんだよね」





奈菜「しかも、よしと、
変わっちゃたんだよね。
冷たくなっちゃたんだよね・・・
きっと嫌われたんだよ」





こうしょう「そっか・・・
でもななちゃんは
よしと好きなんでしょ?」





奈菜「うん・・・
でも高校受験終わるまで
恋はできないし」





こうしょう「でも、今告白されても
問題ないでしょ。
受験受かったら
付き合えばいいんだから」





何言ってるのか
わかんなかった。





さっき付き合えないって
言ったのに。





奈菜「ごめんね、
こうしょうくん。
私はよしとが」





よしと「2回もいうなよ。
恥ずかしいだろ」





奈菜「え、なんでいる・・・の?」





よしと「いちゃ、悪いか?
しかも誰が嫌いって言った?」





奈菜「いや、え?」





よしと「俺、ちゃんと
待ってたからな。
なのに帰ってきたら
奈菜が冷たくなってるし」





奈菜「それはよしとが
冷たくするから
嫌われたのかと思って・・・」





よしと「んなわけねぇだろ。
俺はずっと
お前が好きなんだから」





よしと「あのさ、なな。
俺もお前と同じ高校受けるから
受かったらつきあってくんない?」





奈菜「はい!」





奈菜「うわあああああん」





よしと「なくなよ。
俺がいじめたみたいじゃないか」





奈菜よしと(笑)(笑)





こうしょう「ななちゃーん、
おめでとおお」





花音「ななおめでとっ」





奈菜「え、のん?
なんで?」





こうしょう「実はこれは
ぜええええんぶ
よしとに頼まれてた
サプライズ」





奈菜「じゃあ
さっきの告白は?」





こうしょう「うそだよ(笑)
ふられる自信を
もってたからねw」





花音「ほんと上手くいって
よかった~。
よしときらいとか言ったら
どうしようかと思ってたよw」





奈菜「ほんとに3人とも
ありがとう」













*。・ 合格発表の日 ・。*





1122番・・・
1122。。。
1122





あ、あったあああああああああ。
よかったああああ。





ほんとに頑張って
よかったああ。





よしと「じゃじゃじゃじゃーん。
野口よしとさん、合格!
受かりましたか?
天才ちゃん」





なな「もちろん!
ほんとにありがとう」













*。・ 卒業式 体育館裏 ・。*





よしと「なな、
ずっとずっと好きでした。
付き合ってください」





なな「はい!」





私のJKライフは
恋に勉強に
ぜーんぶ充実しています。







*end*

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