私だけの秘密の恋

CAST野崎奈菜

作者：のんちゃん

2019.09.15

こんにちは！
野崎ななです。

私には、
好きな人がいます。

その人は、
雨宮翔。

女子からは、
男子の中ではかっこいい方と
いわれてるらしい！

私も小学校から
知ってるから

気がついたら
好きになってました、

ちなみに、
今は、
中２です！

でも、
好きってことは
親友にも言えない。

それくらい
好きなんだ、

なな「今日も学校かー、
眠いな」

かのん「おっはよー！
なな！」

なな「おはよ！
かのん！」

北川花音は、
私の親友だよ！

かのん「もっと、
可愛い制服なら
いいのにー」

ずっと、
こんなことを
言っている（笑）

どんな制服かって言うと

紺色のブレザーで、
女子は紅色のリボンに
男子は紅色のネクタイ、
そしてグレーのスカート、
ズボン。

私は、
気に入っている、
個人的には！

かける「おはよー！
野崎！　北川！」

かのん「おっはよー、
雨宮！」

なな「おはよ、雨宮」

いつも、会うの！
照れる

かのん「なな？
どーした？」

なな「なんでも、ないよ？（笑）」

まあ、いつも通りしてた
そんなある日のこと。

かける「わっー！
ミスったー！」

なな「雨宮、
どーしかしたの？」

かける「それがさー、
ノート忘れた。
せっかく昨日
宿題終わらせたのにー」

なな「私のルーズリーフに
うつす？」

かける「マジ？
ありがとう！
助かるよー！」

＊。・　授業中　・。＊

はぁー、雨宮
喜んでるかなー？笑

かのん「なな、
どーしたんやろー？
変やなー
でれでれして、」

先生「雨宮！
なんで、
ノートがないん？」

かける「えっ、えっと、」

なるみ「まさかの忘れた？（笑）」

多田成美は、
ちょう優等生！
でも面白い！

かける「えっと、」

なるみ「忘れたなら、
認めたら？」

なな「雨宮じゃなくて、
私が忘れたんです！」

なるみ「えっ!?
ななちゃんが？」

なな「うん、
雨宮に借りたの」

なるみ「雨宮！
ごめん！
ってか優しい！」

かける「野崎、」

かのん「ななが、
忘れるわけない！
絶対嘘だよ！」

先生「野崎、
気を付けて！」

なな「はい！」

雨宮のためなら！
好きな人のためなら！

＊。・　放課後　・。＊

かける「野崎、
なんかごめん！」

なな「ううん、私が
勝手にしたことだよ！」

かける「でも、それで
成績下がるなら！」

なな「いいの、
好きな人のためなら！」

かける「えっ？」

あっ、
言っちゃった！

かのん「ななー！」

なな「かのん？」

かのん「なな、何か
かくしてるでしょ？」

なな「ううん！」

かのん「嘘だ！
ななが、忘れるわけない！
それに最近、
でれでれしてるし！」

なな「かのん、
ごめんね！
私、自分だけの
秘密があるの」

かのん「えっ？」

なな「でも、それはね！
親友のかのんにも言えない。
中学を卒業するまでに
教えるから！」

かのん「親友のななだから、
許す！」

なな「ありがとう！」

かのんのおかげで
勇気が持てた！
お礼を言わなきゃ！

＊。・　数日後　・。＊

なな「雨宮！」

かける「野崎！」

なな「この前は、
謝らせてごめん！」

かける「野崎！
俺さ！　あの、」

なな「雨宮！
私、ずっと好きだった
でも、なかなか
言えなくてさ」

かける「野崎！　俺も！」

なな「やったー！」

かける「でも、この前
北川に告白されたんだ。
断ったけどさ」

なな「かのんが？
雨宮に!?」

かける「だから、
気まずくて」

なな「ごめん！
ちょっと言ってくる！」

＊。・　屋上　・。＊

なな「かのん！」

かのん「なな、
どーしてここに？」

なな「かのん、ごめん！」

かのん「聞いたんだ、
雨宮に」

なな「私、ずっと好きなこと
かのんに言わなかった。
ごめん！
中学卒業するまでに言うとか！」

かのん「なな、いいよ！（笑）
もう！
そんな顔しないで！」

なな「かのん!?」

かのん「なな、
これからは
大親友でいてね！」

なな「かのん！
もちろんでしょ！」

かける「野崎、北川！」

＊ｅｎｄ＊