少女ナナちゃんの恋愛物語

CAST野崎奈菜

作者：あかね

2019.10.02

『ナナちゃん』

ある本を買った。

本の主人公が
ナナちゃん。

今回はその本の中にある、
ナナちゃんの恋愛話を読む。

・。+・。+・。+・。+*・。+

私、野崎ナナ！
ニコ学園の中学２年生。

お菓子作り
大好き少女。

って自己紹介
そんなもんｗ

*・。+・。+・。+・。+・。+

アム「おっはよ～
ナナちゃん！」

ナナ「おはようぅ！」

ナナの１日は
挨拶から始まる。

アム「てかさ～
私、昨日～
告白されたのよぉ！」

ナナ「誰に!?」

アム「タカト!!
私も好きだったから
ＯＫしちゃったっ！」

ナナ「アムちゃんは
モテるね～。
てか、付き合えて
よかったね～」

あー。
今はみんな
彼氏持ちなのかな～？

ナナだけなのかなぁ。
彼氏いないの!!

そんなとき
ふと気になる人がいた。

ナナ「雨宮カケルくん」

彼はかっこよくて
モテモテ！

カケルくんが
ナナと付き合うなんて
無理なんだろなっ。

カケル「俺のこと呼んだ？」

ナナ「カケルくんっ!?
よ、呼んでないよ!!」

カケル「そっか！」

まずい！
声に出してたわｗ

・。+・。+・。+・。+*・。+

アム「ナナちゃんー
理科室一緒に行こう～」

ナナ「あ、ごめん！
日直なんだ!!」

日直の仕事も
大変大変。

授業後、毎回黒板を
きれいにしなきゃいけない。

特に上拭くときは大変。
届かないから・・・

ナナ「ん～！
やっぱり届かないっ！」

カケル「大丈夫？」

ナナ「カケルくん!?」

カケル「ナナは
チビだもんなっ！
ほら、俺に貸して」

ナナ「ん～!!
チビじゃないもん！」

カケル「ハハハ
じゃあナナは
下の方拭いて！」

ナナ「うんっ！」

クルミ「ちょっ、あれみて」

セナ「うわ～
ナナが、カケルといる。
しんじられない～」

クルミ「これ写真とって
ばらまこｗｗ」

パシャッ。

撮ったタイミングは
２人が顔を向かい合わせて
笑っている時だった。

＊。・　次の日　・。＊

アム「ナナちゃん！
ちょっと来て!!」

ナナ「えっ、なにー？」

昨日はカケルくんと
たくさん話せた・・・

幸せだった。

アム「ほら、見て！
この貼り紙!!」

ナナ「えっ？」

その貼り紙には・・・

２人が顔を向かい合わせて
笑っている写真。

+　+　+　+　+　+　+　+
雨宮カケルと野崎ナナは
付き合ってます!!
婚約もしてます！
+　+　+　+　+　+　+　+

と書いてあった。

誰がこんな・・・

クルミ「あら、
ナナじゃないの！」

セナ「本人登場～ｗｗ」

ナナ「あなたたちなの？
この貼り紙したのは!!」

セナ「気づくのおそｗ」

クルミ「そうよ。私達よ！
ハハハ！」

ナナ「ひどい。私達は
別に付き合ってなんか・・・」

そう言った時だった。

カケル「おい」

ナナ「カケルくんっ！」

クルミ・セナ「何？　カケル」

カケル「この貼り紙、、、
ありがとう」

ナナ「え！　なんで?!」

クルミ「ほーらねｗ」

カケル「だって俺らは
もう付き合ってるから。
それをきづいてないナナに
知らせてくれたんだよな！
この貼り紙は!!
ありがとな！」

セナ「は？
意味わかんない。
クルミっ行こ」

クルミ・セナ「フン」

ナナ「カケルくん・・・
あ、ありがとう。
でも別に私達は
付き合ってなんか・・・」

カケルくんと
付き合うって
そりゃうれしい。

でも私を庇うために
わざわざ・・・

カケル「ナナ。俺と
付き合ってくれないか？」

ナナ「えっ・・・！」

カケル「俺はナナが・・・
大好きだ～！」

ナナ「私もっっ・・・
カケルくん大好き！」

カケル「じゃあ
付き合ってくれる・・・？」

ナナ「もちろん！」

パチパチパチ

いろんな人からの
拍手が聞こえた。

アム「おめでとう！
今度ｗデート行こうねっ！」

ナナ「ありがとう！」

こうしてナナは
カケルと
付き合うことになった。

～少女ナナちゃんの恋愛物語～　ｅｎｄ

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何だ。この本、
面白いじゃん！

この本はたくさん売れ・・・

ベストセラーにも
輝いた。

＊ＥＮＤ＊