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作者:ともたん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.07.21

こんにちは! まうみです。
私は中3で、軽音楽部に所属しています!





3人組のバンドを組んでいて、
私はギター。
ボーカルは、しおり。やさしい声なんだ。
ドラムは、みく。クールでカッコいい。





それでギターの私はと言うと、
目立たない。成績も普通。
恋愛経験なし。





青春はバンドだけって感じの
中3です。





そんな私でも音楽は大好きで、
憧れのバンドは、ASHITAMO。





同じ3人組の
ガールズバンドなんだ。





そのバンドが
私たちの住んでるここ、
札幌に来るって聞いたから
早速応募したら、当選!





でもチケットは2枚・・・!
どうしよう。





私たち3人組なのに・・・
間違えちゃった、、、





とりあえずふたりに話そう。
このことを。





まうみ「あのね、ASHITAMOのチケットが
取れたんだ、2・・・」





みく&しおり「ウソ!
すごいじゃーん」





まうみ「そ、そうなの。
でも2枚だけなんだよね」





― 沈黙 ―





みく「えっ。したら
誰かひとり行けないってこと?」





しおり「で、でも取ってくれたのは
まうみだから、まうみは確定・・・」





まうみ「ごめんね!
私が間違えなければ
こんなことにならなかったのに・・・」





みく「ううん!
まうみは悪くないよ」





しおり「そうだよ!
私たちのためにって
行動してくれたじゃん」





まうみ「でも・・・
じゃあふたりで行ってくる?
私のミスだから」





みく「それはできないね。
あっそうだ!
私たち、行かなきゃいいんじゃん」





しおり「お! ナイスアイディア。
まうみさ、誰か気になる男子ひとり誘って
ふたりで行ってくればいいじゃん?」





そうだったー。
みくとしおりは彼氏いるんだった。





まうみ「えー、でも
気になる人なんていないよ」





みく「またまたー。
ハルとか面白いから
いいんじゃないのぉ?」





しおり「そうだよ!
アイツなんで彼女いないのか謎じゃん!
聞いてきてよー」





まうみ「んー、じゃあ恋愛対象外で
調査的な感じで誘ってみるか」





みく&しおり「よく言った!笑」













・*。・ 次の日 登校中 ・。*・





そうは言ったものの
どうやって誘えばいいの?





人気者だから
話かけられないし・・・





ツルッ





ドン!!





まうみ「いてて・・・」





もー、
なんで荷物が重い日に限って
こうなの?!





?「アハハ! だいじょうぶ?
今日荷物重いのに
ハデに転んだねぇ!笑」





ん? 逆光で見えないぞ。
あ、手差し伸べてくれてる!





まうみ「あ、ありがとうございます」





?「なんで敬語なの?笑
同じクラスなのに」





あ!
立ち上がってやっと気づいた。
私のバカバカ!





まうみ「あれ? ハル?!」





ハル「え? そうだよ?笑
誰だと思ったのさ」





まうみ「逆光で見えなかったの!」





ハル「運命の人だとでも思った?」





まうみ「そ、そんなバカな!」





あれ、なんかドキドキする。
それにこんなに男子としゃべったの
すごい久しぶりだな。





ハル「あれ? 図星だった?笑
さ! 一緒に行きましょっか」





そう言って、
つかまってとでも言うように
手を出してくれた。





なんでさっきから
恋愛要素ぶっこんでくるかなー?
ドキドキしちゃうじゃん。





まうみ「あ、ありがとう。
ハルって、意外とやさしいね」





ハル「意外とって!笑
ジェントルマン?」





まうみ「アハハ!
うん、ジェントルマン笑」





ハル「俺、まうみのこと
あんまよく知らないな。
好きなアーティストって誰?」





まうみ「好きっていうか、
私バンド組んでるから
ASHITAMOに憧れてる」





ハル「あーそっかそっか。
バンド組んでるもんね!
まうみ、ギターでしょ?」





まうみ「えっ、なんで知ってるの?!」





ハル「俺もバンド系好きだから」





そう言ってこっちを向いて
無邪気な笑顔を見せる。





もうなんか1つ1つの動作に
ドキドキしちゃう。





あ! そうだ本題本題。





まうみ「ホント?
したらASHITAMOのライブ
一緒にいかない?
チケット1枚余ってるの」





ハル「え! マジで?!
最近気になってたんだよ、
ASHITAMO!」





まうみ「ホント?! よかったー」





ハル「え、これってデート?」





まうみ「はぁい? なんでよ!
今この時って初めて
しゃべったに等しいじゃん」





ハル「えー。
俺、まうみのこと好きなのに」





え! 今なんて言った?!





ちょ、ドキドキすること
さらっと言わないでよ!





まうみ「またまたぁ。ニヤニヤ」





するとハルは
立ち止まって真顔で。





ハル「ホントだよ、
ウソなんか俺つかない」





どうしよう。
ドキドキがとまらない。





まうみ「私、なんて言えばいいの?」





するとまた歩き出して。





ハル「私も!
で、いいんじゃない?」





みく&しおり「おっはよーん!」





んー! タイミング悪い!





まうみ「あ! おはよう!」





みく「今日さー
しおりが駅のホームで・・・」





話の内容が耳に入ってこない。





ハル、先に行っちゃった。





ん? なんて言ってる?
口パクだなぁ。





ハル「あ・と・で・お・く・じょ・う」











* ――― * ――― *





教室に着いたら
私は屋上に走った。





なんでこんなに早く
着きたいと思っちゃうの?





なんでこんなに
胸がドキドキするの?





もしかして、私、
ハルのこと好きなの?





ドテッ。





まうみ「痛っ!」





また転んだよ。。。
しかも階段で。





でも早く行かなきゃ。





あれ? 立てない!
どうしよう。





ズキズキ痛いし。





それにここ秘密ルートだから
きっとだれも通らない。





ハル、助けて・・・!





タッタッタッタ。





軽やかに降りてくる音が聞こえる。





ハル「まうみ?」





まうみ「ハル!」





ハル「なに? また転んだの?!
お前、俺がいなきゃダメだな」





まうみ「なにさらっと
カッコいいこと言ってるの泣笑
惚れちゃうじゃん」





ハル「どんどん惚れてください!笑
どれどれ」





お姫様だっこ?!





まうみ「え! いいよいいよ!
肩貸してくれれば。
それでだいじょうぶ」





ハル「お前はそうしたいだろうけど
俺はこうしたいの! ダメ?」





まうみ「しょうがないなぁ」





足は骨折に近いけど、捻挫 笑





よかったー!
骨折じゃなくて。





それから私たちは
毎朝手を繋いで
学校に行っています。













*。・ ライブ当日 ・。*





まうみ「私って、ハルの彼女?」





ハル「どう思う?」





まうみ「ハルは、
私の彼氏だと思う 笑」





ハル「俺もそう思う 笑」





ASHITAMO〈君じゃなきゃダメなんだよー〉





きっと明日も笑顔で
ハルと歩くんだなぁ。





いや、永遠にかな?





そうだといいな。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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