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やっぱり。

CAST常盤 真海常盤 真海

作者:ポムポムプリン

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.03.04

やっほーい!
まうみだよ!





私は吹奏楽部に入ってます!





それでね、
気になる先輩がいるの。





その先輩の名前が、
「今井ハルト」
っていうんだけど、





後輩では私とだけ
仲がいいの。





しかも「まうみ」って
呼んでるし!





でも先輩は、
いろんな人と仲良いし、
女子からもモテるしなぁ・・・





今日は、ヒナノ先輩と
ハルト先輩と一緒に雑談してた。





ヒナノ先輩は、
ハルト先輩と同級生なの。






それで、恋バナになって・・・





ヒナノ「そーいえばさ、
ハルトってルナのこと
好きって言ってたよね?」





ハルト「あー、確かにそんなこと
言ってたっけなー」





マウミ「そーなんだ。
私は先輩の恋
応援しよっかな?」





私は平常心をよそおって言う。





でも心の中ではそんなこと、
1ミリも思ってない。





ただ好きだって
ハルト先輩にバレたくないから
言ってる。





それだけ。













・*・―――・*・―――・*・





次の日。





昨日の恋バナを聞いたルナ先輩が
ハルト先輩に告白した。





先輩の返事はOK。





私は悲しくなって、
先輩を避けることしか
出来なかった。





だって、先輩の顔を見るだけで
涙が出て来る。





そんな姿見せたくないし。





だから、毎日避けた。





先輩が、
「なんで俺のこと避けるの?」
って聞いても、避ける。





辛いけど、顔を見れない。













・*・―――・*・―――・*・





放課後。





私は、夢中になっていた本を
遅くまで読んでいた。





帰ろうと思ったら
誰かが話していた。





?「今度のデートは、
お家デートしよ」





?「そうだな」





声で分かった。





ルナ先輩と、ハルト先輩だ。





会話を続けて聞く。





ルナ「じゃあ帰ろ。手ぇつないで」





ハルト「はいよ」





ルナ「うわぁ、ハルトの手ぇ
あったかぁい」





ハルト「じゃあ行こ」





そう言って2人は
帰っていった。





気づけば、私の目は
涙でいっぱいだった。





次のデート場所は家で、





手を繋いで帰って、





名前呼び捨てで。







言葉に表せないくらい悲しい。





でも仕方ない。





これが私に与えられた
運命なんだよね。













・*・―――・*・―――・*・





それから来る日も来る日も、
私は先輩を避けた。





だから私と先輩の思い出は
ないに等しい。





でもこれでいい。





これでいいんだよ。





そう自分に言い聞かせる。













・*・―――・*・―――・*・





卒業式の日。





ハルト先輩は中3だから、
卒業する。





受験もしたのだろうけど、
私には知ったこっちゃない。





そして、
卒業式が始まった。





先輩が卒業証書をもらう。





そしてみんなで
歌をうたう。





みんな、泣いてる。





私も先輩と別れることがさみしく、
涙する。





先輩が退場する。





校庭の外で、みんなと
写真を撮っている人達もいる。





でも、私に出番はないので、
帰ろうと背を校舎に向ける。













・*・―――・*・―――・*・





帰り道の途中。





後ろから大きな声がした。





「まうみ!」





え? 誰?
思わず振り返る。





それは、先輩だった。





先輩が駆けてくる。





「今からお前に言う」





「今までずっと、
お前が好きだった」





え!





私の目は、涙でみるみる潤う。





そして言う。





「でも、ルナ先輩がいるじゃん!」





「ルナとは、昨日別れた。
それは、ルナじゃなくて、
やっぱり、お前と一緒にいるのが
1番幸せだって気づいたから。
俺は、お前の側に居たいから」





先輩の目も涙で潤っている。





そして私は言う。





「私も、先輩が好き!」





先輩に抱きつく。





そして一緒に
泣き笑いする。





「ねぇねぇ、先輩は
どこの高校行くの?」





「ニコラ高校」





「え!
あの日本で1番
偏差値が高い高校?」





「まうみも
一緒に行こう!」





「うーん、
どうしよっかな?
まぁ仕方ないなぁ。
行ってあげますか」





「なんだよそれ~」





「あとさ、もう
ハルトって呼んでいい?」





「もちのろん!」





一緒に笑いながら帰る。





先輩、この帰り道は
いつまでも一緒に歩くっていう
しるしでもいいですか?





でも、きっとそうだよね。





だって先輩は
私のそばにいたいって
言ってくれたんだから。





約束だよ?







おしまい。

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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