恋する女の子には魔法使いを

CAST宮本 和奏宮本 和奏

作者:ももねこ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.03.05

誰だって1回は
魔法使いが現れて
夢を叶えてほしいって
思ったことあるでしょう。





私もそのうちの
1人なんだ。





ワカナ「はぁ~。
今日も声を
かけられなかったよ。
同じクラスなのに・・・」





ミナミ「ヨシトと
はじめて一緒のクラスに
なったんでしょう。
なら、頑張らないと」





ワカナ「そうだけど。
やっぱり諦めるしか
ないのかな」





私はワカナ。
中学3年生。
恋する中学生。





けれど好きな人に
声をかけれた試しが
1回もない。





その好きな人は
同級生のヨシト。





ヨシトは勉強も出来るし
運動神経も抜群。
女子からも、
もちろんモテる。





なぜ私がヨシトを
好きになったかというと、
ひとめぼれってやつ。





中1からヨシトは、
かっこよくて評判で
違うクラスの私にまで
ヨシトの情報が
耳に入るぐらい。





カッコいい、
性格が良い、
運動神経抜群。
だの。





こう沢山のヨシトの
情報が耳に入ってくると
顔だって
見たくなるじゃない。





そしてたまたま
廊下ですれ違った時。





私の心は
ノックアウトされた。





けれど、中2まで
ヨシトとは違うクラスで
なかなか声をかける
タイミングがなかった。





でも、はじめて
中3になって
同じクラスになって、
声をかけるタイミングが
出来たと思ったけど、
声をかけれないまま
日は過ぎていくんだ。













・*。・ 家(自室) ・。*・





ワカナ「絶対明日は
声をかけたいなぁ」





???「私をおよびかい?」





ワカナ「だれ!!??」





???「私はシズク。
恋の魔法使い。
貴方の願いを叶えにきたの。
期間中なら貴方の願いを
なんでも叶えてあげる。
けれど、期間が終わったら
私は2度とワカナの前に現れない」





ワカナ「どこからきたの。
それに期間中って?」





シズク「来たところは
魔法使いの集いの場
っていうところ。
どこにあるかは
人間からは見えないように
なっている。
それにワカナの家族には
私のことバレないから
安心して。
私のことはワカナにしか
見えないから。
期間中っていうのは
私が決めることなの」





ワカナ「何か色々話に
ついていけないけど
分かった・・・
ヨシトに話しかけれる
勇気をちょうだい」





シズク「了解~!
明日学校に行ったときに
ちゃんとヨシトと
話せるようになってるよ」





ワカナ「本当?!
ありがとう」





シズク「うん!
じゃあね!
またワカナのところに
くるね~!」





ワカナ「またね!」













・*。・ 翌日(学校) ・。*・





ワカナ「あっ、ヨシトくん
おはよう」





ヨシト「おはよう!」





すごい、
本当だったんだ。
昨日のことは。





ミナミ「すごいっ。
昨日ワカナ、
ヨシトに声かけれて
なかったのに。
なに急展開!!
おめでとう!!」





ワカナ「ありがとう!」





それから私はヨシトに
挨拶以外のことでも
声をかけれるようになった。





シズクには
ヨシトと遊びたい・・・等の
願いを叶えてもらった。





そして遂に。





シズク「もう
告白しちゃえば」





ワカナ「でも
緊張するよ・・・、
失敗したら
どうしようって思う・・・」





シズク「なら絶対
成功するように
魔法をかけようか?」





本当はここでシズクに
頼りたかったんだと思う。





けど、告白まで頼ったら
付き合っても
嬉しくないと思う。





だから私は。





ワカナ「ううん・・・
大丈夫。
緊張するし
失敗したら怖いし。
想像しただけで
手も震えるけど、
でもここでシズクから、
絶対成功する魔法を
かけてもらっても、
心のどこかで
絶対成功するし・・・って
思って
心のそこからの告白は
出来ないと思うの・・・」





シズク「ワカナは
強くなったね。
頑張ってね!」





ワカナ「うん。
ありがとう!
私、明日絶対
告白してみせる。
頑張る!」













・*。・ 翌日(放課後) ・。*・





私は手紙で
ヨシト先輩を
校舎裏に呼び出した。





ワカナ「あの、
ずっと好きでした」





ヨシト「・・・」





ワカナ「あっ、彼女さん
いたのかな?
そうだよね。
・・・ヨシト
かっこいいもんね。
だったら私、悪いこと
しちゃったなぁ・・・
ヨシトと沢山
ゲーセンいったり
ボーリングいったり・・・
ごめんなさい。
迷惑だよね。
この告白忘れて・・・」





ヨシト「違う。俺から
その告白しようと思って。
なのにワカナから
言ってもらって
かっこ悪いよなぁ。
ごめん」





ワカナ「ヨシトは
かっこいいよ。
でも、えっ、ってことは」





ヨシト「せめて、
ここから先は言わせて、
ワカナ好きだ。
付き合って下さい」





ワカナ「本当に良いの?」





ヨシト「俺が嘘言う男だと
思うかぁ~?」





ワカナ「だって、
いつも冗談ばっかり
言うじゃん」





ヨシト「何だそれ。
でも、それとこれとは別だ」





ワカナ「良いの私で?
本当に良いの?」





ヨシト「あぁ。
何回も言わせんな、
恥ずかしいだろ」





ワカナ「ヨシト照れてる。
顔真っ赤だし・・・(笑)」





ヨシト「良いから・・・
そんなことより
告白の返事は・・・」





ワカナ「もちろん、
これからも
お願いします」













・*。・ 家に帰宅(自室) ・。*・





ワカナ「ただいま~
シズク今日は
来てないの~?
ヨシトと付き合うことに
なったよ!!
どれも、これも
シズクのおかげ。
ありがとう」





けれど、その日だけでなく
その次の日も、
その次の日も
シズクは私の前から
姿を消した。





もちろん今も。





今考えてみると、
シズクの言っていた
「期間中」っていうのは
私がヨシトとの恋を
叶えれるまでって言う
ことだったんだと思う。





シズク「ありがとう。
シズクに
してもらってばっかで
恩返しが出来なかったのが
悔しいよ。
それと、シズクは私の前に
姿をこれから先も
見せないだろうけど、
シズクは私のことを忘れても
私はシズクのこと
忘れないよ」





これからも恋する女の子に
勇気を与えてあげてね。











*end*

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