彼の言葉のミステリー

CAST宮本 和奏宮本 和奏

作者:はるるん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.08.22

あのときは、まさか
そんなことがあったとは
きづかなかった。





*...・・・*...・・・*





【8年前】





わかな「龍之介ちょっと
何してんの」





龍之介「別になんも」





私は宮本和奏
高校3年生。





今話してるのは
幼なじみでなぜか
名字が同じの龍之介。





私はいつも
からかったりするけれど
そんな龍之介の
優しい一面が好きなんだ。





だから私はずっと
龍之介が好きなんだ。





そんな私は今日、
龍之介に告白することを
決意した。





わかな「私は龍之介のことが
ずっと好きでした。
付き合ってください」





龍之介「えっ」





龍之介は
からだが止まって
驚いた様子だった。





私は龍之介が言った
「えっ」という言葉に
戸惑った。





龍之介「まぁいいけど(汗)」





ダメな雰囲気だったけど
まあOKをもらえたから
スッキリしたが
まだ「えっ」という言葉が
気になってた。





そして私は
高校も大学も卒業した。





まだ龍之介とは
付き合っていて
デートも週1でしている。





私は遊園地の観覧車で
結婚のプロポーズをした。





そしたら龍之介は
「いいよ」
といってくれたが
何か様子が変だった。





私はお母さんに
結婚したいというと
きっぱりと断られてしまった。





お母さんと別れたお父さんは
許してくれるのに・・・





お母さんは
龍之介のお母さんを呼んだ。





「ついにわかなに
話すときがきたのね」





とお母さんは言った。





私はどういうことか
分からなかった。





お母さんは
「龍之介君とわかなは
兄弟なのよ」





わかな「えっ」





私はまた
どういうことか
分からなかった。





「なくなったお父さんは
わたしと別れて
龍之介君のお母さんと
再婚したの。
でも事故でなくなっちゃって」





私は泣きながら
家から出ていった。





それからは龍之介と
一度もあっていないのだった。





それから気づけば
龍之介のことなんて
忘れていた。







*終わり*

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