新しい恋が来る。

CAST野崎 奈菜野崎 奈菜

作者:みなな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.09.20

ニコラ公園。





ここは、私の
思い出の場所である。













・:+・ 3年前 ・:+





私は、ナナ。
今、絶賛片思い中。





私の片思いしている人は、
同じクラスの、
内田蓮君だ。





レン君は、
かっこよくて、
とても優しい。





大好き。





でも、レン君は
好きな人がいると
聞いたことがある。





だから、この気持ちは
隠そうと思ってた。





でも、予想外の
出来事が起こった。





今日は、
バレンタインデー。





女子から男子に
チョコを渡す日。





でも、うちの学校では、
男子から女子に
ラブレターを渡すっていう、
変わった風習があるんだ!





男子はみんな
バレンタインデーに
ラブレターで告白する。





私は、無理だろうなと
思いながらも、
レン君からラブレター
貰えないかな、
とか少し考えていた。













*。・----。・----・。*





放課後、いつものように
帰っていると、
ニコラ公園の前で誰かに
「野崎!」って呼ばれた。





後ろを振り向くと、
手紙を持ったレン君がいた。





ナナ「どうしたの?」





レン「あの、
この手紙、、、」





時が一瞬止まった。
ように思えた。





レン君の言葉が
頭の中でぐるぐる回った。





私は、その一瞬で、
自分から告白しようと思い、
私は言った。





ナナ「ちょっとまって、
私から告白したい。
私、ずっとレン君のこと、
好きでした」





レン「え」





ナナ「だから、
付き合ってください!」





私は頭を下げた。





レン君が何も言わないので、
頭を上げると、
苦笑いをしたレン君がいた。





レン「俺、この手紙、
アムちゃんに
渡してほしいって言う
つもりだったんだけど」





ナナ「えっ、、、」





レン「だから、ごめん。
あ、でもこの手紙は
渡しといてくれよ」





レン君はそういうと、
帰ってしまった。





私は泣いた。





公園のブランコに座って、
ただひたすら、泣いた。





その時、目の前に
人影があるのに気づいて、
顔を上げたら、





すらっとスタイルが良くて、
優しそうな顔立ちをした
男の人が立っていた。





どうしたの? と
その人は言った。





私は、何も言えなかった。





その人は、
自分の名前はハアトだ。
といった。





すると、私を
お姫様だっこして立たせて、
街に連れてってくれた。





私は、自然と
笑顔になっていた。







16歳、野崎奈菜。





新しい恋が、
始まりそうです。







・:+・ end ・:+

Like

この物語に投票する

野崎 奈菜が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!