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ハートの色紙

CAST相沢 伊吹相沢 伊吹

作者:ちひろ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.02.28

?「ねえ、色紙わたさないの?」





こんにちは! 相沢いぶき、
ニコラ学園中等部2年生です!





ただいまニコラ学園の
卒業式にでています。





めっちゃくちゃ、寂しいです!





いぶき「り、りりちゃん先輩・・・」





リリカ「はやく渡さないと、
リョウスケ、帰っちゃうよ?」





この人は、リリカ先輩。
中等部3年生。
つまり、卒業生。





リリカだから、りりちゃん先輩。





うちの学校1の美人で、
とっても優しくて、気さくな先輩。
私の憧れです!





ちなみに色紙というのは、サイン色紙で、
卒業式に好きな先輩にピンクのハートの色紙を渡して、
サインしてくれたら、両思いっていう
うちの学校の伝統です。





いぶき「な、なんでりりちゃん先輩が
知ってるんですか!?」





リリカ「行動見てたら、すぐにわかったよ」





リョウスケこと、八神リョウスケ先輩は、
イケメンで気さくな先輩。





りりちゃん先輩と同い年で
卒業生です・・・





そして、私の好きな人であります・・・





いぶき「そりゃ、渡せたらいいですけど、
そんな大胆なこと、できませんよ!
断られたら、耐えられない!」





リリカ「いぶき、リョウスケ、
全員の色紙、断ったんだって。
だから、まだチャンスはあるんだよ?
いぶきはかわいいんだから、
勇気を出して、行ってきなよ!」





いぶき「で、でも・・・」





リリカ「行くって言ったら行く!」





いぶき「は、はい!」





りりちゃん先輩の熱意に燃えた目を見ると、
断れなくなってしまった私・・・





大丈夫でしょうか・・・?





リョウスケ「あれ、いぶき、どうしたの?」





うひゃあ、リョウスケ先輩から
声かけてもらった!





いぶき「あ、あのう・・・」





リョウスケ「お、いぶきも色紙持ってんのか。
でも、直接口で言った方がいいと思うぞ」





いぶき「は、はい。そうですよね・・・」





私は苦笑いしか出来なくて、
すぐその場から立ち去った。













自宅 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・





あー・・・
なんであんな立ち去り方したんだろー・・・





『直接口で言った方がいいと思うぞ』





あの言葉が耳から離れない。





結局、色紙は渡せなくて、
今、自分の部屋に閉じこもってる。





どうしよう、どうしよう・・・





とりあえず散歩に行こう。
そうしよう。





私は、重い腰をあげて、家を出た。













公園 *・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・





なんとなーく、
公園をぶらぶらしていたら・・・





リョウスケ「あれ、いぶきじゃね?」





いぶき「リョ、リョウスケ先輩!?」





リョウスケ「どうしたの?」





いぶき「い、いえ、散歩を・・・」





リョウスケ「それで色紙、どうなったの?」





いぶき「いえ、どーにもこーにもなってませんよ?」





私達は、自然とベンチに座る。





リョウスケ「もしかして、俺のせい?
だとしたらごめんよ?」





いぶき「いえ、
リョウスケ先輩は関係ないですよ」





リョウスケ「じゃあ、今、行ってこい」





いぶき「は?」





リョウスケ「俺がチャンスを崩しちゃったかもだから、
チャンスを作ってやる」





いぶき「え、はい」





リョウスケ先輩の目が
熱意に燃えてる・・・





まさか、熱意に燃える目を
1日に2回も見るとは・・・





でも、私は動かなくていいのだ。
だって大好きな人が目の前にいるから。





ずっと動かない私をみて、
リョウスケ先輩は言った。





リョウスケ「いぶき?
行かなくていいのか?」





いぶき「もう行きました」





リョウスケ「は?」





いぶき「私、リョウスケ先輩が
ずっと前から好きでした!
私とつきあってください!」





リョウスケ先輩が固まる。





やっぱりダメかな?
失恋かな?





沈黙を破って、
リョウスケ先輩が言った。





リョウスケ「いいよ」





いぶき「ヘ?」





リョウスケ「俺も、ずっと前から
いぶきのことが好きだったから」





いぶき「じゃあ、OKですか!?」





リョウスケ「ああ。っていうか、
俺から言うつもりだったんだけどな!」





そう言って、
リョウスケ先輩は笑った。





いぶき「でもなんで、
私を送り出してくれたんですか?」





リョウスケ「自分の気持ちよりも、
いぶきの気持ちの方が
大切だと思ったからだ」





いぶき「あ、ありがとうございます!」





リョウスケ「よし、じゃあ、
カップルになった記念として、
散歩するか!」





いぶき「はい!」





そう言って、リョウスケ先輩は
私の手をつなぎました。





記念すべき第1回目の
2人での散歩の始まりです!







*・end・*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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