人気モデルは恋をする

CAST上妻美咲

作者：りあちゃ

2023.12.14

マネージャー「次の仕事は○○で～、
その次は○○だから
撮影早めに巻いて」

みさき「はいっ！」

・＊。・　外の撮影場所にて　・。＊・

ファン「きゃー！
みさきちゃーん！」

みさき「みんなありがとう～！」

カメラマン「もっと
笑顔な感じで
お願いします！」

みさき「分かりました！」

・＊。・　仕事終了後　・。＊・

みさき「疲れた～！」

マネージャー「お疲れさま！
明日は学校終わったあと、
４時半に○○集合ね」

みさき「分かりました」

疲れたな・・・

友達と遊びたかったなー・・・

あっ、言い忘れてた！
私は、みさき！

小４の時に、キラキラ輝く
モデルさんを見て
モデルさんになりたいって
思ったの！

現在、ありがたいことに
モデルの仕事をさせてもらってます！

だけど、想像していた
モデルの仕事とは違って
遊べる時間もないし、
自由時間もあまりない・・・

モデルの仕事を
甘くみていた・・・

でも正直
モデルの仕事好きだし
放課後☆　。・：楽しいからいいけど！

・＊。・　学校の教室　・。＊・

そのま「うわぁ、
また芋子（みさき）
来たわぁー」

りりか「別のところ行こぉー」

みさき「・・・」

そのま「ねぇ！
ユアン君も一緒に
別のところ行こぉー/////」

ユアン「ごめん、」

そのま「りりか、行くわよ」

りりか「はいっ」

なんで私が
こんな目で見られているかと
言うと・・・・・・

・＊。・　２年前　・。＊・

自分に自信がなくて
オシャレしてたら

そのま「みて～、
頑張って芋子（みさき）が
オシャレしようとしてるぅー、
やばぁ～」

りりか「自分のこと
可愛いとでも
思ってんのかなぁー？」

って言われたことが
すごく傷ついて、

オシャレを辞めたの・・・

みおこ「みさきは可愛いよ！
そんなの
気にしなくていいよ！」

って、みおこ（親友）は
言ってくれたけど・・・

だからモデルの時以外は
オシャレしないって決めたし、
モデルをしてることなんて
みおこ以外知らない・・・・・・

あと、学校にもバレないように
メガネとマスク必須！

☆★＊・。　放課後　☆。・：＊・゜

そのま「りりか～
後でスタバ行こー」

りりか「行こー」

ドンッ

（そのまとみさきがぶつかる）

そのま「痛ったー」

みさき「ごめんなさい」

（みさきのポッケに
入っていた
スケジュール帳を奪う）

みさき「返して！」

そのま「何これ？
（スケジュール帳の中身を見ると
予定がびっしり）
あんた、何してんの？」

みさき「これは
なんでもないから」

りりか「そのまちゃん
ちょうどいいところに
ハサミがある～！」

そのま「いいねぇ！」

みさき「やめ・・・」

ユアン「なにしてんの？」

そのま「その・・・
いらないから
ハサミで切ってって
言われたんだよねー」

りりか「だよだよー」

ユアン「そうなの？」

みさき「違う・・・
それ私の大事なやつ」

ユアン「ほら」

そのま「あとで
覚えといてよ（チッ）」

りりか「サイテー」

みさき「ありがとう・・・」

みさき「痛っ」

ユアン「どうした？」

みさき「いや、なんでも、
さっきぶつかった時
ちょっとくじいただけ」

ユアン「おんぶしようか？」

みさき「いやいやいや////」

ユアン「嫌？」

みさき「いや、
そう言うわけじゃなくて、
ソコマデシナクテモ
大丈夫です/////
アっアリガトウコザイマス/////」

ユアン「手さげ持つよ、
足に負担かけるのあれだし」

みさき「ありがとう」

やば///////
びっくりした////

ユアン「途中まで帰ろ」

みさき「うん//////」

ユアン「みさきって、
呼んでいい？」

みさき「うん///」

ユアン「みさきって
なんか習い事でもしてるの？」

みさき「してないよ」

ユアン「なんか忙しそうだから
なんかしてるのかと思った」

みさき「別に忙しくないよー」

☆　。・：＊・゜

ユアン「○○でさー」

みさき「あははっ」

ユアン「○○が～」

みさき「おもしろ～」

ユアン「みさきといるの楽しい////」

みさき「ありが・・・//////」

プルルルル

みさき「ごめん、一瞬電話出る」

ユアン「うん」

マネージャー「現場着いてないけど
どうした？
みさきいつも１０分前には
現場着いて
台本確認してるけど・・・」

みさき「うわぁ～!!!!!
忘れてました！
すぐ行きます！」

みさき「ごめん、また明日！」

ユアン「えっ・・・」

☆。・：＊・゜　撮影現場　☆。・：＊・゜

学校から撮影現場が
近かったため、すぐ着いた。

（１０分ほど遅刻）

カメラマン「もっとクールな感じで！」

みさき「はいっ」

カシャ

カシャ

カシャ

カメラマン「いい感じ～」

そのま、りりか（スタバ帰り）
「あの子、芋子に似てない？」

りりか「顔は似てないけど、
スタイルいい感じが
ちょっと似てる」

そのま「芋子は
スタイル良くないよ、
制服がそう見せてるだけ、
まぁ芋子は
メガネとマスクないと
生きてけないから違うしょ」

りりか「そうかな」

☆。・：＊・゜　次の日　☆。・：＊・゜

ユアン「おはよう！」

みさき「おはよう////」

そのま（何話してんのよ・・・）

☆　。・：＊・゜

そのま「なにしてんの？
ユアンに話しかけないでよ」

みさき「ごめん」

☆　。・：＊・゜

ユアン「みさき～」

みさき「あっ、
ちょっと用事ー」

（逃げる）

☆　。・：＊・゜

ユアン「みさき～」

みさき「トイレー行こーかな」

（逃げる）

☆　。・：＊・゜

ユアン「ねぇ、みさきってば！」

みさき「ごめん」

☆　。・：＊・゜

ユアン「そのまに
そんなこと言われたの？」

みさき「うん・・・」

ユアン「俺から
言っておこうか？」

みさき「大丈夫だよ」

男子たち「昨日さ、
学校の近くに
めっちゃ可愛いモデルさん
来てたよな～！
やばかった」

ユアン「そうそう！
昨日いたモデルさん
めっちゃみさきに似てたよね」

みさき「えっ!?!?」

ユアン「前から似てるーって
思ってたんだよね、
みさきと名前一緒だし」

みさき「グウゼンダネ」

カサっ

──────────────────
──
みさき様

○○公園に○○時集合
ヘアメイクをするので１時間ほど
早めに来てください

○○神社で○時集合着物撮影
こちらも着付けなどで時間があるので
３時間ほど早めに来てください

その後ニコラTVの取材があります
──────────────────
──

（この紙が落ちる）

ユアン「撮影？」

オワッタ

学校に広められたら
ヤバい・・・

隠さないと。

みさき「七五三の撮影を
弟がするから
そのスタジオから
紙届いただけ～」

（みさきに弟は居ない）

ユアン「取材・・・」

みさき「えーーと」

ユアン「みさき、
本当のこと言って」

みさき「隠してました、
ごめんなさい」

ユアン「まぁ、前から
気づいてたけどね」

みさき「えっそうなの!?」

ユアン「こんな可愛いのに
気づかないの馬鹿だよ」

みさき「!?」

ユアン「いやー、
今のは違っ・・・////」

みさき「/////」

ユアン「えーとその」

ユアン「前から好きでした、
付き合ってください////」

みさき「お願いします/////」

ユアン「メガネとマスク
とってるところ見てみたい」

みさき「可愛くないよ？」

ユアン「なんかごめん」

みさき「いやっ、
謝らなくていいよ！」

（マスクとメガネをとる）

ユアン「可愛すぎ//////（小声）」

みさき「照れる////（小声）」

こうして２人は
カップルになりました☆。・：＊・゜

＊ｅｎｄ＊

（物陰から）

そのま「くやしー、
何成立しちゃってんのよぉ」

りりか「おめでとう！」

みさき、ユアン「////////」

そのま「りりかぁー、
何裏切ってんの！」

りりか「もういいじゃん！」

そのま「わっ私は許さないわ」

りりか「みさきちゃん
今までごめんね」

みさき「私もごめんね」

りりか「みさきちゃんはなんも
悪くないよー！」

・＊。・　６年後　・。＊・

カメラマン（ユアン）
「みさきいいね～！」

カシャ

カメラマン（ユアン）
「次はクールな感じで～」

ファン「可愛い～！」

ユアンは大人になって、
カメラマンになり
モデルのみさきをたくさん
撮るのでした☆。・：＊・゜

ファンの中に

そのま「よく見たら
可愛いし、優しいから
ファンになっちゃったじゃん！」