キラ君
作者:だっふぃー
私は、まうみだよ。
私ね、好きな人がいるの!
八神リョウスケくんっていう人!
私のクラスで、一番人気だと思う。
誰でも近寄りやすくて、
やさしくて、話が面白いし、
親切で、いっつもキラキラしてて、
とぉってもカンペキなヒト!
少しでも近づく為に
毎日、「キラ君」と称して、
リョウスケくんに点数をつけるの!
今日のキラキラ度は───・・・
って、いうふうに!
とか、いいつつも
毎日、百点満点なんだけどね。
リョウスケ「常盤! 今日のキラ君度は??」
まうみ「えー? 今日はねー・・・」
100点って言いたいところだけど、
リョウスケくんは今日、私に話しかけた回数が
少ないからぁー、
まうみ「40点!!」
リョウスケ「えー。。なにが、基準なの?」
まうみ「えぇー・・・教えないっ!」
リョウスケ「教えろよー?
いつかは、絶対! 約束な!」
まうみ「いいよ」
教えられないよ!
教えたら、リョウスケくん
困っちゃうもん!
まうみ「リョウスケくん、
また明日ね!」
リョウスケ「あ、常盤、待って!
俺も、一緒に帰るよ!」
まうみ「え・・・////」
リョウスケ「どうせ同じ方向じゃん!」
まうみ「そうだっけ?」
リョウスケ「行こうぜ!」
あ、そういえば私、リョウスケくんに
シャーペン貸してもらったまんまで
返してない!
まうみ「リョウスケくん! ごめん!
私、リョウスケくんに
シャーペン借りたまんまだった!
はい、これ!」
リョウスケ「あれ? いつのだっけ?
まぁいいや!
それ、常盤にあげるよ!」
まうみ「え!? でも、いいの?」
リョウスケ「いいよ!
別に、困ってないし!
常盤にはいっつも
世話になってるからな」
まうみ「そんな、世話だなんて///
リョウスケくん、ありがとうー。
大切にしよ」
リョウスケ「////」
まうみ「あ、もう家、そこだから!
じゃあね!」
リョウスケ「おう! また、明日な」
まうみ「うん!」
あ、シャーペンもらったから
お返ししなきゃ!
買いに行こう!
まうみ「リョウスケくん、
行ったかな?」
あれ? リョウスケくん、
来た道戻ってない?
ついてってみよ!
まうみ「どこ行くんだろ?」
もしかして・・・カノジョ?
彼女の家だったらどうしよう。。
ってか、リョウスケくん、彼女いるの?
まうみ「あ、止まった。かなり歩いたなー」
入ってった!
ドア閉まった!
まうみ「表札! なんて書いてある?
八神・・・?」
リョウスケくん家?
うそついてたんだ、私と帰るために?
リョウスケ「あれ? 常盤?」
まうみ「リョ、リョウスケくん!//」
リョウスケ「・・・なにしてんの?」
まうみ「あー、お、お母さんに
買い物頼まれちゃってさ!
それでー、八神だったから
もしかしたらー? って思ってたの!///」
わ、我ながら苦しい言い訳を・・・
まうみ「お、遅くなるといけないから、
じゃあね!!」
リョウスケ「・・・・・参ったな///」
はぁー。
今日、ついてないのかなー?
でも、うそまでついて私と・・・?
どうして・・・?
まうみ「あ、プレゼント、何にしよう」
シャーペンもらったから
シャーペンで返す?
それとも・・・
まうみ「あ! このキーホ、かわいい!」
これにしよっかな?///
まうみ「結局、買っちゃった////」
明日、どうやって渡そう・・・
今から緊張するなぁー///
・*。・ 次の日 ・。*・
まうみ「行ってきまーす!」
私のカバンにはピンクの方つけたから
青の方をあげよっかな?
まうみ「あ、リョウスケくん!」
リョウスケ「常盤! おはよ!」
まうみ「お、おはよう!」
いつ渡そう・・・
リョウスケ「・・・なに持ってんの?」
まうみ「え? あ、コレ!?///」
どうしよう。。。
まうみ「昨日、お買い物頼まれた時
見つけて、一目惚れで買っちゃってさ、
め、しおりにでもあげよっかなー?」
違うよ!
言ってること、違う!
まうみ「リョ、リョウスケくんのじゃ
ないよーだ///」
リョウスケ「そっか・・・」
何、言ってんの!?
リョウスケくんのだよ?
私・・・
頭、おかしいんじゃない?
まうみ「・・・リョ、リョウスケくん!
これ、あげる!」
リョウスケ「え、野澤にあげるんじゃ
なかったの?」
まうみ「んー。そ、それはうそです。。
こ、これシャーペンのお礼?
みたいな・・・」
リョウスケ「なんだー。よかった。
俺、常盤に嫌われたかと思った」
まうみ「そ、そんなわけないよ!」
リョウスケ「うん。ありがとう」
あーあ。。。なんかなー。
リョウスケ「ねぇ、今日も一緒に帰んない?」
まうみ「だめだよ。
リョウスケくん、帰る方向
私と違うモン」
リョウスケ「バレちゃったか」
まうみ「ふふ」
リョウスケ「このストラップ、
青いハートが割れてるよ?」
まうみ「私のはピンクのハートだよ!
これをーくっつけると、
ほら! 繋がったでしょ?」
リョウスケ「/////」
まうみ「あ、あー。
か、かわいいでしょ?///」
リョウスケ「うん。常盤が//」
まうみ「え!? え?
なに言ってんだか////」
リョウスケ「俺、これつけるよ。
スクバにつけよ!」
まうみ「えへ、おソロだね」
リョウスケ「違う方向でも
今日は常盤と帰るから!
じゃあ、先行くね!」
まうみ「え!? ・・・行っちゃった」
なんかいつもの
リョウスケくんじゃない。
でも新鮮で、カッコいい////
・*。・ 放課後 ・。*・
リョウスケ「常盤、帰ろ!」
まうみ「う、うん///」
ホントだったんだ!///
リョウスケ「常盤!」
まうみ「ハイィ!」
びっくりした。
リョウスケ「・・・俺、常盤のことが、す・・・」
おじさん「ヘックション!!」
まうみ「ごめん。
なんにも聞こえなかった」
リョウスケ「俺、常盤のことがす・・・」
電車「ガタンゴトン!
ガタンゴトン!」
まうみ「ゴメン。
また聞こえなかった」
リョウスケ「(大声)俺!
常盤のことが、好きです!!!」
まうみ「!」
リョウスケ「ダメかな?」
まうみ「・・・/// ハイ////」
リョウスケ「よかったー!
今日のキラ君度は?」
まうみ「もう! 200点!!!」
リョウスケ「よっしゃーーー!!!」
カチャン。
(ペアキーホがくっつく)
まうみ・リョウスケ「アハハハハハ」
*end*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
常盤 真海

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