地味な私のキラキラなこい

CAST平澤 遙平澤 遙

作者:エリ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.02.14

「ねえねえ。
今日もハルカさん
暗いよね」





「ほんとほんと」





「「「あはは~かっわいそー」」」





・・・私が下を向いていると
紙の球が飛んできた。





紙には。





・*・―・*・―・*・
占 い
あなたは暗くて
誰にも気づいて
もらえないでしょう。
・*・―・*・―・*・





占いなんて
信じない。





早く次の授業の
予習しよ。





だけどクラスの女子は
私の邪魔にしかならない。





だって怜音君が来た瞬間
みんながキャーーーーーーーーーー
という甲高い声を上げた。





「ったくうっせーな!
あれ?
ハルカは今日も
入れてあげないの?」





怜音君はゆいいつ私を
‘人’として見てくれる。













*----*----*----*





私はダイヤモンドより、
鰹節よりも割れない心を
持っている・・・
はずだった。





私の心を
ばらばらにしたのは、怜音君が
とても明るくてかわいい
桃花ちゃんという女の子に





「私、怜音君のこと大好き。
付き合って!!」





と言われ、抱きつかれて
いたことだった。





なぜ私がそんなことを
知っているかというと、
昼休みに、勉強で
わからなかったことを
図書室で調べようとしていたら
廊下の裏庭が見える窓から
見えてしまったのだ。





私はくるりと
方向転換をすると
トイレに走っていた。





なんで?
体が勝手に
トイレに行ってる。





私、恋とか言う
くだらないものしてるの?





いつもの私ならじぶんで
自分を笑っている。





でも今は、
恋がいかに大切なものか
わかった。













*----*----*----





私はまだ目頭が熱くて
今にも泣きそうな目を意識して
教室へ向かった。





私は教室で
気分転換に
教科書を読もうと思い
いすに座った。





すると肩が
とても重たい。





後ろを見ようとすると、





「今後ろ向いたら
教科書びりびりに破く」





破かれたらやだな。
まって、今の声。





「おーい。
まだ抱きついてるのが
この怜音様だって
わかんないの?
ハルカさん」





やっぱり。





「まあ本題に入ろう。
それは俺がお前を好きで、
お前が俺を好きってこと」





え?
私の耳
ついに壊れた?





私はいちお怜音に、





「私あなたに好きって
言った覚えないけど?
それに私みたいな
がり勉な地味子のこと
どうして好きに・・・」





私は怜音の言葉に
驚いた。





「だってお前
さっき窓から見て
いきなり逃げ出しただろ。
俺はあの行為を
『好きです』って意味で
とらえている。
それに俺、お前が
勉強頑張ってんの知ってるから・・・
で? 答えは?」





「分かった。
私もだ・い・す・き」





「やったーーーーーー
じゃあ今度勉強教えろよ!
第一デートだ!」







第一デートが勉強って・・・
もちろんオッケー。







*END*

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