お願いします
作者:ジュリ
私は、地味で臆病で
化粧もできない。
制服も似合わない。
しかも、オタク。
陰キャ。
本ばかり読んで、
家には、
1000さつ以上の本、
オタクだとからかわれる。
だから恋なんてしないまま
人生が終わるって
ずっと思ってた。
「えっ? ない筆箱が、、、、
どうしよう。
貸してくれる友達なんて
いないよ、、」
話しかける
勇気なんてない。
でも、今日の授業
どうすれば。
コロン
えっ、、、?
「それ使って。
忘れちゃったんでしょ。
返すのいつでもいいから」
「えっあっ」
お礼
言いそびれちゃった。
優しいな、、、、、
こんなの
好きになるなって方が
難しいよ。
*。・ 次の日 ・。*
机にお手紙とお菓子を
置いておいてあげた。
ちょっと
やり過ぎかな?
「ねぇ、ありがとう」
キュン
「おーい
この間いってた漫画
持ってきたぜー」
「オー!
マジさんきゅー」
「投げるから、
ちゃんとキャッチしろよ」
「いいよ。
とりいくよ」
ビュン←投げてしまう
「あっ! ヤバッ!
避けて!」
ぶつかる。
シズクの筆箱が
机から落ちる。
「あっバキバキに
なっちゃった」
「ゴメン」
「あのさ、何か
おわびさせてよ。
筆箱落としちゃって」
「ううん。
では、私と付き合って
くれませんか?」
「是非」
友達も彼氏もいなかった私、
今では、付き合っていることが
夢のようです。
*end*