君と私とあの子と、

CAST太田 雫太田 雫

作者:あいなん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.05.05

私は太田雫。
あまり目立たないほうだけど、
充実な生活を送れている、
中学3年生。





私が通う二コラ学園は、
生徒が美人なことで
有名な学校だ。





ま、私は
美人じゃないけど。





そして今日は、
二コラ学園伝統の
「二コラ学園夏祭り」の
企画を立てる日だ。





先生「夏祭りの
企画担当をしてくれる人は
いますか?」





シーン





雫「じゃあ、
私やります」





先生「太田さんが
挙手をしています。
ほかに男子
あと1人いますか?」





蓮「僕やります」





周りがざわつく。





この人は、
内田蓮。





クラス、いや
学校中で人気の、
まさにモテ男だ。





その人が、
手を挙げるなんて。





先生「じゃあ、
太田さんと内田さんで
いいですか?」





??「先生、私やっぱり
やりたいです」





先生「宮本さんですね。
では、多数決で
女子の分担を
決めましょう」





今手を挙げた人は、
宮本和奏だった。





クラスの一軍で、
内田さんが好きとの噂が。





その人は、正真正銘の
美少女だった。





先生「・・・多数決の結果、
宮本和奏さんに
決まりました」





拍手が起こる。





和奏「ありがとうございます。
頑張ります」





ちらっとこちらを
見られる。





和奏「ごめん、」





雫「だ、大丈夫!
私なんか
何入ってもいいから!」





その後、順に
決められていく。





ついに、
最後の係になった。





先生「まだやってないのは、
田中さん、太田さん、
河島さんです」





私以外には、田中南と、
河島英人がいた。





南「私、やります」





英人「じゃあ、僕も」





先生「それでは、装飾係は、
田中さんと河島さんで
決定です」





拍手が起こる。





先生「では、太田さんは
余ってしまったので、
先ほどやりたいと
言っていた、
企画担当でもいいですか?」





皆がうなずく。





太田「ありがとうございます。
頑張ります」













・*。・ 次の日 ・。*・





蓮「太田さん、今日、
係の仕事
放課後にあるから、
教室にいて頂戴」





雫「分かった」













・*。・ 放課後 ・。*・





雫「あれ?
宮本さんは?」





蓮「呼ばなかった、
どうせ俺目当てだから。
仕事しないし、」





雫「そっか・・・
じゃあ、やろっか!」





蓮「うん」





そうして私たちは、
夏祭りの準備をした。





蓮「俺たちは浴衣着て、
アピールするのどう?」





雫「いいね!
でも、私
浴衣着る自信ない・・・」





蓮「大丈夫だよ、
俺も着るし」





雫「う、うん・・・」













・*。・ 当日 ・。*・





蓮「どう?」





雫「すっごい
似合ってる!」





蓮「あのさ、そろそろ
上着脱いだら?
そんな恥ずかしくもないよ」





雫「うん・・・」





浴衣の上に来ていた
ジャンバーを脱ぐ。





バサッ





蓮「・・・」





雫「やっぱ、変だね」





蓮「いや、可愛すぎて」





雫「え?」





蓮「俺、太田雫さんに
ハートを取られました。
好きです、
付き合ってください」





雫「・・・はい!」







*end*

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