もう絶対に離さない!!

CAST白水ひより白水ひより

作者:るり

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.08.12

こんにちは!!
元気いっぱい!
白水ヒヨリです。





今、親友のハルハと
お祭りに行く予定を立ててます♪





ヒヨリ「じゃぁ・・・
ニコラ公園の前集合でいぃ??」





ハルハ「うん! いいよ~。
てか、やばぁい! 超楽しみッ!」





ヒヨリ「ねー」





ハルハ「でも・・・
ヒヨリ、コレでいぃの??」





ヒヨリ(ギクッ)「な、何が?」





ハルハ「もぅ! ヒヨリったら!
リョウスケ君のことだよッ。
せっかくのお祭りなのに・・・
さそわなくっていいの??
あたしだったら
内田先輩といっても良いし・・・
気にしなくっていぃよ?」





ヒヨリ「ぅ・・・」





やっぱり親友は
心の奥まで分かっちゃうね・・・
でも・・・。





ヒヨリ「や、・・・
やっぱりいぃよ!
ありがとね! ハルハ」





ハルハ「・・・・・」















====== お祭りの日 =====





うわぁ~~
人がいっぱい!!
チョット遅れちゃったなぁ。





ヒヨリ「あ! ハルハ!!
ごっめーん。
待たせちゃって・・・」





って、アレ??





ハルハ「全然ダイジョウブだよ~~」





いや、いや、いや
ダイジョウブって・・・。





ヒヨリ「リョウスケクンッッ!?
なんでッ!?」





なんでココに・・・
リョウスケクンが!?
ウソ!





リョウスケ「ゴメンね? 急で・・・
ハルハちゃんがLINEで
今日お祭り行くって言うから
オレもいきたいな~って思って・・・」





ヒヨリ「・・・・・」





ま、待って・・・
理解できないッ!





う~ん
う~ん・・・。





ハルハ(あ・・・やっぱり
チョットまずかったかなぁ。
ヒヨリ頑張れッ!)





ハルハ「リョウスケ君!
とりま今日は楽しもッ!?
ヒヨリも!」





リョウスケ「そうだな!
ごめんな? 白水」





ヒヨリ「えッ!?
いえいえいえっ!!
ぜーんぜん! 楽しもうね!!」





やばい、やばいよ。
なにあたし
ぎこちなさすぎッッ。





・・・ていうか、ハルハ。





リョウスケ君と
LINEやってたんだぁ・・・
知らなかった・・・。





なんかハルハ。
リョウスケ君とお似合い・・・かも。





いままで、自分のことしか
考えてなかったけど、
ハルハってカワイイし、
よ~く考えたら
美男美女じゃん!!





あたし、
あきらめた方が良いのかも・・・。





ハルハ「ごめん!
ちょっとお手洗いいってくる!
おなか痛い・・・汗」





リョウスケ「え! マジで!
大丈夫??」





ハルハ「ゴメン・・・」





ヒヨリ「え・・・?」





ハルハ「(コソッ)頑張って!
気持ち伝えるなら今だよ!」





ええええぇぇぇッッッ!?
そんなぁ・・・。





リョウスケ君は
あきらめようと思ったのに・・・
ふたりっきりなんて。





リョウスケ「大丈夫か? アイツ」





ヒヨリ「さぁ・・・」





どうしたらいいの??





ドンッッ!!





ヒヨリ「きゃっっ」





リョウスケ「白水!」





ヒヨリ「いった~」





ってアレ??
リョウスケ君が
キャッチしてくれたんだ・・・。





ドキッ。





ヒヨリ「あ・・・ありがとう。
ごめんね」





リョウスケ「・・・別に」





あ、あれ?
なんかそっけない。





ぐいっ。





ヒヨリ「え? ちょ・・・」





リョウスケ君が
あたしの腕をひぱった。





リョウスケ「ちょっと
わるいけどついてきて」





え・・・。

















★。。・☆。。★。。・☆。。・★。。・☆。。★。。・☆。。★





リョウスケ「オレさ、今日ね、
ハルハちゃんに一緒にいかせてって
お願いしたんだ」





なに・・・??





やっぱりハルハが好きなの??
協力してほしいの??





あたしは・・・
あたしの気持ちは・・・??





ヒヨリ「リョ、
・・・リョウスケ君は
ハルハが好きなの??」





リョウスケ「・・・え?」





やだ!!
何聞いてんの?





聞きたくない!!
だっっ!!





あたしはいつのまにか
走り出してた。

















★。。・☆。。★。。・☆。。・★。。・☆。。★。。・☆。。★





はぁ・・・
はぁ・・・。





さすがにもうリョウスケ君
どん引きして帰っちゃったよね・・・。





あたし、バカだ・・・。





「う・・・うぇっ・・・」





涙が止まらない。





リョウスケ君のことが
頭から離れなくって
涙を止められない。





「りょ、ひっく
りょうすけく・・・んっ」





あたしの夢は
叶わない。





そのとき・・・。





はぁっ・・・
はぁっ・・・
はぁっ・・・。





え??
誰か来るっっ!?





ダレ?
いや、怖い。





誰か、誰か!!





ぎゅっっ!!!





「もう逃がさないよ」





え??





そーっと目を開けると・・・。





「ヒヨリ。好きだよ。
付き合ってください」





「ど、どぅして・・・
リョウスケ君・・・
う、・・・うぇっ」





あたしを
暖かく包んでくれたのは
リョウスケ君だった。





「リョウスケ君っ、リョウスケ君っ。
あたしも離れないょぉ・・・!」





涙が止まらない。





リョウスケ君はあたしを
泣かせてばっかりだよ。
ずるい。





「・・・んんッ!?」





・・・CHU





「大好きだよ、ヒヨリ」





かあああぁぁっ!!//





「あたしだって・・・
リョウスケのこと大好きっっ!!」





あたしより背の高い
リョウスケの唇は届かなかったけど・・・。





代わりに
あたしを泣かせたバツとして、
おもいっきりリョウスケを抱きしめた。





もう、
絶対に離さない。







☆Happy END☆
*ニコ学名作リバイバル*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

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