月みたいな君が好き
作者:あんバターねこトースト
俺は、ミサキ。
突然だけど、好きな子がいる。
アヤカ「ミサキ~!
おはよ~!」
ミサキ「おはよ」
ふわふわの髪の毛の
元気系女子。
それが、俺のタイプ。
アヤカは、まさに
完全一致の
俺の好きな子だ。
やっぱり、
いつみても癒やされる・・・
リョウ「またみてるな」
(ギクッ)
ミサキ「なんだよ。
リョウ、脅かすな」
リョウ「脅かす気は
ないんだけど」
ミサキ「リョウもアキが
好きなくせに・・・」
リョウ「それは関係ない」
リョウは、長年の親友。
同じクラスのアキのことが
前から気になっているそうだ。
アキ「リョウ君~!」
リョウ「じゃ、そういうことで」
ミサキ「お、おう」
リョウ「アキ~!!」
リョウは、アキのもとへ
走って行った。
なんでだろうな。
リョウはアキに
話しかけられると
態度が変わるのは。
放課後 ――――――
ミサキ「リョウ、
ずいぶん嬉しそうだな」
リョウ「バレちゃったか~」
ミサキ「なにがあったんだ?」
リョウ「実はな、
さっき告られた」
ミサキ「・・・は?」
数時間前 ――――――
アキ「急に呼んでごめんね!」
リョウ「いや、別にいいよ」
やべ、
心臓が止まらない・・・!
アキ「前から好きでした!
付き合ってくだしゃい!」
今、「さ」じゃなくて
「しゃ」って言った・・・?
リョウ「・・・あははっ!」
アキ「ちょ、笑わないでよ!」
リョウ「ごめんごめん!」
アキ「・・・返事は?」
リョウ「・・・俺も、アキが好きだ。
・・・よろしくな」
アキ「うん!!」
―― 現在に至る ―――
リョウ「・・・ということだ」
いや、リョウ・・・
ミサキ「ずるい・・・」
リョウ「じゃ、これに
誘ってみるのはどうだ?」
リョウ、
準備が早すぎるよ・・・
・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:・
夜の学校で
お月見をしませんか?
家庭科部がお月見用のお団子も
用意します
・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:・
って、今日じゃないか!
リョウ「アヤカ、家庭科部だろ?」
ミサキ「アキもだろ・・・
リョウも行くのか?」
リョウ「もちろん!
アキとな!」
だから、早いって準備が。
ミサキ「・・・分かった。
誘ってみる」
リョウ「頑張れよ」
あ、アヤカだ。
ミサキ「アヤカ」
アヤカ「みみみ、ミサキ!」
いや、動揺しすぎだろ・・・
可愛い・・・
ミサキ「これ、
一緒に行かない?」
アヤカ「い、行きたい!」
ミサキ「じゃ、夜な」
アヤカ「うん!」
夜の学校 ――――――
今日は月が満月・・・
なんか、
アヤカみたいだな・・・
リョウ「緊張してるか?」
ミサキ「・・・してない
・・・はず」
アキ「やっほ~!
リョウ君、ミサキ君!」
アヤカ「お待たせ~!」
アキはガーリーな服、
アヤカは・・・
俺の好みのカジュアル。
リョウ「アキ、
服似合ってるよ・・・!!」
アキ「えへへ、照れるよ~!」
(じっー)
・・・アヤカ、
ガン見しすぎだろ。
ミサキ「アヤカ、
似合ってる」
アヤカ「あ、ありがとー!」
アキ「あ、飲み物
忘れちゃった・・・
取りに行ってくる!」
リョウ「それなら俺も行くよ」
アキ「2人は待ってて!」
アヤカ「わ、分かった!」
気まずい・・・
どうしようか・・・
でも、今なら・・・!
ミサキ「お、俺、
アヤカが好きだ!」
ミサキ「前からずっと!
いつも月みたいに
キラキラしてて、
可愛いって!」
アヤカ「・・・え!?」
ミサキ「だから・・・
俺と、
付き合ってください!」
アヤカ「私もミサキに
負けないくらい好き!
よろしくお願いします!」
アキ「やった~!
作戦成功!」
ミサキ・アヤカ「え?」
リョウ「そうだな、アキ」
アキ「タネ明かしは
無しだよ~!」
アヤカ「えー、教えてよ~!」
リョウ「ま、いいだろう」
リョウによると、
アキからリョウが
相談を受けて
俺にアヤカを
誘うように仕向け
2人だけにして
告白させる
・・・という作戦らしい。
アキ「ま、恋が叶ってよかったね」
アヤカ「うん!」
リョウ「ミサキもな」
ミサキ「あぁ」
なにかしらあって、
全員の恋が叶いましたとさ。
―END―




























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