想い繋がって
作者:月陽
「好きです!」
「ごめん、俺、
君のことよくしらないから」
待って、
え、ちょ、待って!!!
まだあきらめたくないの!!
「あの! なら、
その、あの、えっと
友達になって下さい!」
「・・・・・・は?
え、あの、、」
「あ、友達っていうか、
あのなんていうか・・・
あ、期間限定とかでも、
あっ期間限定ではヤダかも、、
あの、その・・・」
「・・・ふはっ!!!
面白いね、君。
いいよ、友達になろ」
あきらめないでよかった・・・!
でもまた片想いが
ふりだしに戻っちゃった。
遅くなりました。
私は、佐々木ハナ。
JK1です。
そんな私が告白したのは、
八神リョウスケ君。
顔良し、性格良し、
スポーツ万能、
テストは常に1位、、、
まさに王子様。
王子様にとって
私がお姫様になりたいなんて
やっぱ思っちゃダメだったんだ・・・
リョウスケ君と
私が出逢ったのは、
入学式の朝。
学校に行く途中、
桜が満開のところで
ちょっと休憩してたら・・・
君がいた。
桜が舞う中、
1人で空を眺めて微笑む姿に
ヒトメボレしたの。
制服が一緒だったから
同じ高校だって分かって
とってもうれしかったの。
クラスは違ったけど、
廊下で君を見るたび
目で追ってて。
人混みのなかでも
1番に見つけれた。
こっちが勝手に
片想いしてるだけ。
あっちは私のことなんて
知らない。
何も繋がりがないのに
告白して、
振られるに決まってるよ・・・!!
バカだなぁ。私。
委員会が長引いて
下駄箱に行ったら、
君が1人でいた。
偶然のような
奇跡なのかもって。
この想いを伝えなきゃって
すごい焦ってる。
ハナ「あの!
佐々木ハナって言います。
好きです!」
・・・・・・・・・何言ってんだ、私!!!
絶対引かれてる・・・泣
リョウスケ「・・・友達になろ!」
友達になれただけでも
私にとっては、大きな一歩。
*。・ 次の日 ・。*
あ、リョウスケ君だ。
友達なんだから、あいさつしても
いいんだよね・・・?
ハナ「あの、リョウスケ君、おはよう!」
リョウスケ「あ、佐々木さん、おはよう」
あー!!
ドキドキした・・・!
毎日いろいろがんばって
リョウスケ君から
あいさつしてくれるようにも
なったんだぁー・・・!
そして今では、
ハナって呼んでくれるの!
でも、好きになる気もちは
止まらない。
止めようと思えば思うほど
好きが大きくなってくの。
*。・ 放課後 ・。*
はぁ、疲れたなぁ。
ブーブーブーブー。
あ、メッセージ。
リョウスケ君から・・・?
―――――――――
話があるから
教室で待ってて。
―――――――――
好きがばれちゃったのかな・・・!
どうしよう。
せっかく友達になれたのに、、、
机に伏せてた。
ガタッ、
リョウスケ「あれ、ハナ?
寝ちゃった?」
・・・・・・・・・
ハナ「・・・リョウスケ君、あのね、
まだ好きなの・・・!
あきらめようと思えば思うほど
苦しくなるの。
うっとうしくてごめん。
まだ好きで、ごめん」
リョウスケ「次は、俺から言いたかったなぁ・・・・・・
ハナ、あきらめないでくれてありがとう。
俺もハナが好きだよ」
ありがとう神様、本当に。
一生この人についてくって
決めたから。
私、知ったんだ。
片想いは、2人の想いが繋がって
両想いになるって。
*end*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。





























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