君の笑顔 ~ひまわりのように~
作者:ドナルドダック
笑う・・・んだ・・・
初めて見たよ。
君の笑った顔。
いつもは静かで
限られた友達としか
しゃべらない君。
でも、あのときの
笑った顔は、
くしゃってなってて・・・
見とれちゃってたよ・・・
それからね、いつの間にか
君に恋してたんだ。
・。・・・・・・・・・・・
やっほ~!
わたし、佐々木ハナ。
高1だよ。
新しいクラスになってから
時間がもうたくさん過ぎた頃・・・
わたしは、君の笑った顔を
初めて見たよ。
その顔は
くしゃってしてて、
どこか幼いところがあった。
?「あのさ・・・
さっきさぁ、俺の・・・
笑った顔、見ちゃった?
・・・よね・・・」
この人。
笑顔を初めて見た人。
ハナ「あ、ごめんなさい。
でも、笑った顔、初めてみた」
?「いや、別にいいんだけど・・・」
ハナ「じゃあさ、
・・・仲よくなろうよ!」
?「・・・え?」
ハナ「じゃあ、
自己紹介からね。
わたしは、佐々木ハナ」
?「俺は、北島ミサキ・・・」
ハナ「よろしくね、ミサキくん!」
ミサキ「あ、あぁよろしくな」
・。・・・・・・・・・・・
屋上にて。
?「ミサキー。お前さぁ、
この頃仲よくしてる女子
いるじゃーん」
ミサキ「ま、まあな」
?「相変わらずクールだなっ」
ミサキ「いいだろ、別にっ!」
あ、まただ・・・
笑った・・・
なんか、心臓が痛い。
苦しい。
なんか、
もやもやする・・・
・。・・・・・・・・・・・
ハナ「ふぅ~。疲れたーっ。
かえろーっと」
下駄箱を開けると・・・?
ハナ「ん? 手紙?
なんだろ・・・?」
――――――――――――――――――
ハナへ
明日の放課後、教室に残ってほしい。
待ってるから。
―ミサキより―
――――――――――――――――――
ハナ「うそ・・・
ミサキくんから?」
・。・・・・・・・・・・・・・
放課後。
ミサキ「あ、のさ・・・
来てくれて、
ありがとう・・・」
ハナ「うん」
ミサキ「長くなるけど・・・
聞いてくれるか?」
ハナ「もちろん」
ミサキ「あのな、俺、
人の前で笑うことが嫌なんだ。
俺、小さい頃、両親が交通事故で・・・
それから、自分だけが
笑ってちゃいけないんじゃないかって、
思うようになった・・・」
ハナ「・・・うん」
ミサキ「でも、ハナは違かった。
いつの間にか、ハナの前でなら
笑っててもいいんじゃないかって、
思うようになった。
だから、俺はこれからも
ハナのとなりで笑っていたい」
ハナ「うん。わたしね、
ミサキの笑った顔を
初めてみたとき、
なんかドキドキしたんだ。
それからわたしの中で、
ミサキはどんどん
大きな存在になってたの。
だから・・・」
ハナ・ミサキ「これからも
となりで笑って」
ハナ・ミサキ「うん!」
・。・・・・・・・・・・・・・
ミサキ「ハナ、ありがとな」
ハナ「ミサキの笑ってる顔が
見れるし。
すごいうれしいよ」
ミサキ「俺もだよ」
*END*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。





























伊藤 沙音
青山姫乃
国本 姫万里
松田 美優
白水ひより
星名ハルハ
星乃あんな
工藤 唯愛
白尾 留菜
十文字 陽菜
松尾 そのま
梨里花
稲垣 来泉
崎浜 梨瑚
中瀬 梨里
葉山 若奈
泉 有乃
相沢 伊吹
大月 美空
山本 初華
橘 侑里
常盤 真海
野澤 しおり
葵 かんな
大森 ひかる
畠 桜子
西 優行
久野 渚夏
今井暖大
北島 岬
松瀬 太虹
八神 遼介
小澤 輝之介
安藤 冶真
竹内琉斗
堀口壱吹
川上莉人
小林 凛々愛
黒崎 紗良
しゅり
高柳 千彩
宮澤 花怜
上野 みくも
