気がついたら・・・

CAST山本初華

作者：まかろん

2025.08.14

こんにちは!!
中学２年生の山本いちかです

私には自慢の心友がいるのです。

それは・・・橘ゆうり!!

モデルと女優やってて
美人さんで、

私の憧れでもあって
みんなの憧れでもある、
やさしい大好きな心友です!!

ずっと仲よしでいれると
思っていたのですが・・・

→→→→→→→→　学校　←←←←←←←←←

ゆうり「いちか、おはよう!!」

いちか「おーはよーう」

〈ゆうり〉

やっほう、ゆうりです（キリッ!!）

私には、好きな人がいるのです。

それは久野ナツ!!

いちかには、好きな人の名前は
言っていないのですが

好きな人のことで
相談にのってもらったりしてます。

ゆうり「今日は、席替えだね？」

いちか「うんうん!!　楽しみ」

ゆうり「いちかは
誰のとなりがいい？（ニヤリ」

いちか「ん～。
授業に集中できる
静かめな人がいいな。笑」

ゆうり「うちは好きな人かなぁ？」

いちか「ねぇねぇ？
好きな人の名前教えてよー!!」

ゆうり「いつかね。笑」

〈いちか〉

ゆうりの好きな人は
なんとなーく分かるんだ。

多分・・・ナツだと思う。

ナツは私の幼なじみで
ちょー仲よしなんだけど、

２人ともあの日から
友達未満の関係に
なっちゃったの・・・

＊２ヶ月前＊

ナツ「ねぇ、それ
どうゆうことだよ！」

いちか「だから・・・
もうナツとは会いたくない。
つきあってはいないけど・・・
なんか最近のナツは
おかしいって・・・」

ナツ「は？
意味わからないんだけど。
俺は!!　いちかが、すきだ・・・」

いちか「!!!!、
ナツの気もちはうれしいけどさ。
私が他の男子の仲よくしてると
大声で怒ったり
どなったりするでしょ・・・
それが怖い!!
だからナツとはもう会いたくない、」

〈いちか〉

このような感じで
友達未満の関係に
なってしまったのです・・・

私もナツのことは
好きだったけど、

ナツは他の男子と比べて
モテるし、

私が告白したら
先輩たちにいじめられる・・・

その恐怖心もあったのと
ナツの態度が、、、
ぶつくさぶつくさ・・・・・・

ゆうり「おーいっ!!
いちかどうしたの？
ボーっとしちゃって笑」

いちか「へ？　あっ、ごめん!!
今日は撮影？」

ゆうり「ううん？　明日だよ」

いちか「じゃあ今日、帰りにカフェ寄ろ？」

ゆうり「じゃあ、ナツ君も誘っていい？
いいよね!?　ありがと、いちか」

いちか「え、え、あ。う、うん汗」

ゆうり「カフェで待ち合わせねぇ」

＊放課後＊

ナツ「・・・・・・!!
い、いちか・・・」

いちか「・・・・・・ん？」

ゆうり「なに、沈黙続いてるのー！
ほら！　話そ話そ」

いちか「ご、ごめん。うち帰る」

ナツ「あ・・・、」

ゆうり「なにあれ。
あ!!　そうだ、ナツ君に
言いたいことがあって・・・」

ゆうり「あ、あれ？　ナツ君?!」

（ナツ、いちかのとこへ行く）

（いちか歩きながら）

「なんなのあれ。
ゆうりも知っておいて、ひどいよ!!
席替えでだって、隣になれたくらいで
デレデレしちゃってさ。
いくら心友だからって
うちの気もち考えてよ怒」

あれ・・・

なんでイラついてるの。

ナツのこと好きじゃないのに。

ナツ「い、いちか！」

いちか（ビクッ！）
「やばい。怖いぃ汗　誰かぁー」

ナツ「怖がらないで・・・
もうどなったりしないから。
でも１つ、言っておきたいことがある」

いちか「は、はい」

ゆうり「・・・・・・（ジロジロ）」

ナツ「いちかが俺のことで
困ってたのに、
気づかないでごめん。
俺が悪いのは十分わかってる」

いちか「うん」

ナツ「いちかのことが好きです。
ずっと前から好きでした///」

いちか「・・・私も。
なんかずっとモヤモヤしてて
ハッキリ言えなかった・・・
ナツのこと怖かったのは事実だけど、
あの日からずっと
ナツばっかり目で追ってたの・・・
でも話したら怒られるかもって
思っちゃって、
本当ごめん！　・・・・・・・・・・・・・・・
私もナツのこと好きだよ///」

ナツ（ギュッ）ハグする

「知ってるよ、バーカ！笑」

ゆうり「おーいっ！　２人とも！
悔しいけどおめでと。
いちか、ごめんね汗
いちかの気もちに
気づいてあげられなくて・・・
これからは気をつける!!
だからこれからも心友でいよ」

いちか「もちろん!!
ナツもゆうりも大好きだよ///」

＊ＥＮＤ＊