不器用すぎなお2人さん。
作者:mila
バレンタイン!
・・・の1週間前の今日、
クラスの雰囲気はもうすでに
バレンタイン一色です///
申し遅れましたが、私は山本イチカ!
中学2年生です。
去年までは友チョコの話題で
持ちきりだったけど、
今年に入って急にカップルが増えたから、
今年のバレンタインはラブラブムードに・・・
イブキ「山本! 昨日返ってきたテスト
何点だった!?」
こいつは、同じクラスの
堀口イブキ。
クラスで唯一同じ小学校出身だから、
男子の中では1番仲がいい。
そして、うちの好きな人でもあります///
小6の時からテストの点数勝負を
してるんです。
イチカ「95点だったよーー。
めっちゃ惜しかった!」
イブキ「俺、100点。やっぱ俺には
まだまだかなわねーなww」
イチカ「前のテストでは
うちが勝ったもんね!」
イブキ「今は今、前は前!
自分の負けを認めろ~ww」
イチカ「次は絶対勝つから!!」
イブキ「おう! ずっと勝負しようぜ!」
そう言ってにっと笑うイブキ。
また惚れ直してしまった。
でもあんな関係の私たちだから、
バレンタインとは無縁。
わたしても向こうは友達としか
思ってないんだろうな・・・
ミク「いーちかっ!」
この子は大心友のミク。
違う小学校出身なんだけど、
すっごく気が合って、大好き。
でもミクは1歳年上の先輩、
ミサキ先輩とつきあってる。
ミサキ先輩はイケメンで
スポーツ万能で、すっごくモテる。
ミクもミサキ先輩に
片思いしてたんだけど、
向こうから告白されて
つきあうことに!
イチカ「・・・ミク!!
ちょっと相談したいことがあるの!!」
ミク「うん! どーしたの?」
ミクは彼氏いるわけだし、
恋愛のことはよく知ってるはず!
イブキにチョコわたすべきか、
相談にのってもらおう!!
・*。・ 放課後 ・。*・
イチカ「ねえミク。
うち、イブキのこと・・・」
ミク「好きなんでしょ?」
イチカ「え! なんで知ってんの!!?」
ミク「そんなのイチカ見てたら
すぐわかるよw
すっごくわかりやすいからww」
イチカ「そんなにわかりやすい!?」
ミク「わかりやすいよ~~ww
テスト勝負してる時も、
イチカすっごく顔真っ赤で、
幸せそうだもん」
イチカ「そうかぁ・・・///
あのさ、バレンタイン、
わたした方がいいかなあ??」
ミク「イチカは、告白したいの?」
イチカ「したい・・・
けど、うちらただの友達だから、
悪い結果なのわかってて・・・」
ミク「結果がどうとか関係ないよ!
大切なのは、告白したいっていう気もち!」
イチカ「そっか・・・そうだよね!
うち、がんばってみる!」
ミク「それでこそイチカだ! がんばれ」
イチカ「うん! ありがとうミク!」
*...・・・*...・・・*
いざ、チョコレート作り!
ハートの形を作ってると、
やっぱり照れる///
ピンクのチョコペンで
“イブキ、大好き”って書いた。
「・・・あああーっ////」
照れすぎてやばい。
改めて自分の気もち文字にしてみると、
ほんとに緊張する・・・
でも、これがうちの気もち。
結果がどうであろうと、
うちがイブキを好きな気もちは
変わらない!
・*。・ バレンタイン当日の放課後 ・。*・
今日は1日中
ドキドキしっぱなしだった。
でも、今、気もちを伝えるとき・・・!!
イチカ「イブキ!
ちょっと来てほしいの!」
イブキ「え! どした?」
裏庭に来てもらった。
イチカ「イブキ、あの・・・
ずっと前から、大好きです!」
イブキ「俺も」
イチカ「へ・・・え?」
イブキ「つきあってください!」
イチカ「も・・・もちろんです!」
こんなことってあるんだ・・・
今、顔が熱すぎて
破裂しそうなくらいドキドキしてる。
イブキに手を引かれて、
イブキの自転車の後ろに乗せられた。
イブキ「しっかりつかまってろよ!」
そういってイブキはいきなり
猛スピードを出した。
イチカ「うわっ!!」
思わずイブキに抱きついてしまった。
ふっとイブキの顔を見ると、
すっっっごく真っ赤な顔をしていた。
イブキもうちと同じで
不器用なんだな・・・
そう思ってる間に公園についた。
イブキがベンチに座った。
うちもそのすぐ隣に座った。
イチカ「あ!! チョコわたすの忘れてた!」
恥ずかしいメッセージが
書いてあるチョコをわたした。
イブキ「こんなの書かれたら
照れるじゃんよー」
真っ赤な顔のイブキが
チョコをひと口食べた。
イブキ「うっわ、
これめっちゃうまい!!」
イチカ「ほんと!!?
うちにも1口ちょーだい!」
イブキ「ムリ。これは俺の!」
イチカ「えー!? ちょーだいよー!!!」
イブキ「絶対あげねー」
イブキはそう言って、
うちの唇にキスした。
イチカ「うっ・・・
また惚れ直すじゃん!」
イブキ「惚れ直しとけ~~ww」
イチカ「じゃあうちにも
惚れ直してよね!」
うちはイブキの唇にキスした。
イブキ「・・・惚れ直した・・・」
イチカ「うちはイブキのこと
大好きだからね!」
イブキ「俺もイチカのこと大好き」
*END*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
山本 初華

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