ニコ学シンデレラ ~恋、絆、奇跡 ~
作者:ミニオン
シンデレラ。
女の子なら誰でも憧れる、プリンセス。
桜子「やったぁー!!
ニコラオーディションに合格した!!」
はじめましてっ!!
あたし、畠桜子。
なんと、なんと、
ニコラオーディションに
合格しちゃいましたっ!
桜子「そうだっ」
かんなにLINEで
言わないとっ。
かんなは、いつも
応援してくれてたし。
桜子「合格した」
かんな「おめでと~!!」
桜子「ありがとうっ」
・*。・ 次の日 ・。*・
ひかる「畠さん、
ちょっといいかな?」
桜子「?」
大森さんだ。なんだろ?
ひかる「ニコラオーディションに
合格したんだって?」
えっ!!
なんで知ってるの?!
まさか、かんなが・・・??
でも、絶対秘密って言ったし。
ニコラがでるまでは!
桜子「そう・・・だけど」
ひかる「ふぅん。まぁ、いいわ。
ねぇ、今日一緒に遊べる?」
桜子「うーんと・・・いいよ」
ひかる「じゃぁ、4時に
結婚式場の前ね」
桜子「分かった・・・」
ふぁあ・・・どうしよう。
大森さんが知ってるってことは、
みんな知ってるんじゃない?
かんな、どうして・・・
・*。・ 4時 ・。*・
桜子「大森さん、まだかな・・・」
結婚式場は、
シンデレラ城みたいなの!
この街一番の名物? なんです。
リヒト「おぅ、畠じゃねぇか」
桜子「あっ、川上君」
リヒト「こんなとこで何してんの?」
桜子「大森さんと待ち合わせ。
ヒマだから、階段を
上り下りしてるだけ」
リヒト「なんか、シンデレラみたい」
ドキッ。
その場合、王子様は
リヒト君なんだよ・・・?
分かってて、言ったの?
でも・・・
リヒト君は
大森さんの彼氏。
最近、つきあい始めたらしい。
だから、私は失恋したんだ。
ひかる「お待たせ。
あれっ、リヒトじゃん」
リヒト「ひかる」
ひかる(いいこと思いついちゃった)
ひかる「リヒト~。畠さん、
ニコラオーディションに合格したんだって~。
すごくない?」
リヒト「おー、すごっ。がんばれよ。
俺も、応援してる」
桜子「ありがとう・・・」
うれしいっ。
社交辞令かもしれないけど、
うれしい。
ひかる(チッ)
リヒト「あっ、そうだ。
ひかる、今日夜いける?」
ひかる「いーよ」
リヒト「ちょっと、
言いたいことがあるから。
じゃっ、ここで待ってる」
ズキン。
ひかるとリヒトとか、
つきあってたら
あたりまえかもしれない。
なんで、イチイチ
傷つくんだろ・・・
・*。・ 次の日 ・。*・
今日は、大森さん休みなんだ。
よかった・・・
桜子「そうだ・・・かんなに、
ちゃんと聞かなきゃ」
かんなは、B組だったよね。
桜子「かんな?」
かんな「あっ、桜子!!」
桜子「ちょっといい?」
かんな「う、うん・・・」
屋上まで行く。
桜子「なんで、ばらしちゃったの?」
かんな「な、なんのこと」
桜子「知ってるんでしょ!!
秘密だって言ったじゃん!!」
かんな「だって・・・
だって私もなりたかったんだもん!!
それなのに、桜子がなって・・・
そんなのおめでとうなんか
言えるわけないじゃん!!」
桜子「かんな・・・」
かんな「でも、今回のことはごめんね。
ただの、八つ当たりだよ。
本当にごめんなさい」
桜子「うん・・・」
かんな「ニコラで桜子がのってるのを見たら、
きっともうあきらめがつくと思う。
だから、そうしたらまた親友になろうね」
桜子「分かった」
かんな・・・
私、ぜんぜん気づいてやれなかった。
ごめんなさい。どうしよう・・・
ニコラの撮影は、明日。
ちゃんとしなきゃ!
リヒト「畠、今日
言いたいことがあるんだけど」
桜子「・・・何?」
リヒト「できれば、
今じゃないほうがいい。
今日いける?」
桜子「うん・・・」
リヒト「じゃぁ、4時に結婚式場の前で!」
リヒト君と・・・遊ぶ約束?
わぁぁ・・・
どうしよ、どうしよ。
っていうか、なんでわざわざ
結婚式場の前で?
・*。・ 4時 ・。*・
リヒト「畠!」
桜子「川上君」
リヒト君が
階段をあがっていく。
リヒト「俺のシンデレラに
なってほしい」
桜子「えっ!!」
それって・・・!
リヒト「ずっと好きだった」
桜子「で、でも、
大森さんっていう
彼女がいるじゃんっ」
リヒト「ちげーよ。
つきあってるって
うわさになってるみたいだけど、
全部むこうが無理言ってるだけ。
ひかるって呼ぶのも、幼なじみだからだし」
桜子「そう・・・だったんだ」
リヒト「返事は?」
グラッ。
リヒト「あっぶねー」
桜子「靴が!」
リヒト「待って!
はい、シンデレラさん」
桜子「///」
リヒト「もう、
好きになってるんじゃないの?」
桜子「正解・・・悔しいけどっ」
リヒト「ふふっ。
じゃぁ、また月曜日な!!」
今起きたことが夢みたい。
いや、夢なのかもしれない・・・
桜子「いたたっ」
ほっぺたをつねっても、痛い。
じゃぁ、夢じゃなくて、
現実なの?!
*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。*
それから3週間がたった。
リヒト君とつきあってるってことは、
もう学年の中で一気に
広まっちゃったの。
あいかわらず、かんなとは
あの仲だけど・・・
でも、今日はね!
ニコラの発売日なの。
かんなと親友に戻れる日・・・
桜子「手紙。かんなから?」
――――――――――――――――――――――――――
――――――
桜子。ニコラ買ったよ。
すごいキラキラしてた。
桜子がずっと努力してきたことは知ってた。
けど、どうしてもあきらめきれなかった自分がいた。
リヒト君のことも、聞いた。
ずるいね、桜子は。
私がほしいものを全部うばっちゃう。
けどね、もう憎んでないよ。
桜子ががんばってる証拠だもん。
これからも、がんばってね、親友。
―――――――――
―――――――――――――――
桜子「かんな・・・」
リヒト君のことも、
好きだったんだ・・・・
ごめんね。
そして、ありがとう・・・
・*。・ 次の日 ・。*・
桜子「かんな」
下駄箱でばったり会った。
桜子「昨日は手紙、ありがとう」
かんな「へっ? なんのこと?」
桜子「えっ? だから、手紙」
かんな「なんのことかなー?
桜子ったら、まだ寝ぼけてるの?」
桜子「かんなー!!」
かんな「彼氏いるよ」
桜子「リ、リヒト」
リヒト「おはよう、桜子。
朝から元気だな。
B組の、葵さんだっけ?」
桜子「そう。私の親友なの。
だから、リヒトもいっぱい話をしてね」
リヒト「分かっ・・・た?」
桜子「へへ。それでいいよ。
さっ、今日もがんばろーっ!」
リヒト「数学のテスト返ってくるよ~」
桜子「うっそ・・・」
リヒト「はは」
ニコラオーディションに
合格したことからはじまった
私の物語。
中学校生活を、
アオハルにぬるよー!!
*END*
─ ニコ学名作リバイバル ─
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
畠 桜子

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