あなたと奏でたい「恋のメロディー」

CAST加藤咲希

作者：イチリオタピ

2020.09.29

私、加藤さき！
高１で吹奏楽部の
パーカッション担当！

そんな私には
好きな人がいる！

高３の丸田先輩！

同じパーカッションなの！

コンクールで
金賞だったら、
告白する！

ちなみ演奏する曲は
「恋のメロディー」

今の私にピッタリ。

頑張る！

＊。・　次の日　・。＊

さき「まな先輩！」

まな「はい！」

まな先輩とは高３で
パーカッション担当の
安村まな先輩。

スタイル抜群で
すごい大人っぽい！

さき「ここのリズムが
わからないんですけど、」

しかも熱心に
おしえてくれるの。

まな「えっとここはねー」

れおん「まな、
俺にも教えろよ！」

まな「え、、、。。（照）
わかった（照）」

私はわかってしまった。
まな先輩は
丸田先輩のこと好きだ。

そんなことを
考えてると、

??「さき！」

トランペット担当の
高１で深尾あむだ。

美少女なの。

さき「なに？　あむ？」

あむ「私とさきって
丸田先輩のこと
好きじゃんー」

そうなのだ。あむも
丸田先輩のことを好き。

さき「それがどうした？」

あむ「さきもさっき
気づいてただろうけど、
まな先輩って
丸田先輩のこと好きじゃん。
ハブろうよ！
居場所なくそうよ！」

さき「そんなひどいこと
しない！」

あむ「は？」

さき「確かに、まな先輩は
丸田先輩のこと好き！
でも人が誰好きでも
いいじゃん！
それにまな先輩は
いい人だから、
そんなことされる
筋合いはない！」

あむ「なによ！
もう知らない！」

まな「やば、さきに
バレてたのね。
あと、今あむに言ってた言葉
すごい嬉しいかった、
さき、ありがとう」

さき「まな先輩！
聞いてたんですか？」

まな「うん。
好きなのはお互い様だけど、
あむから私を助けてくれて
ありがとう」

さき「そんなの
当たり前です！」

まな「ありがとう・・・」

れおん（やば、
今の話聞いちゃった、
まなは俺のこと・・・
それに、俺はさきと
同じ思い・・・）

＊。・　コンクール当日　・。＊

顧問「大変です！
ソロパートのある
深尾さんが休みました！」

みんな「え！」

ザワザワ・・・

ざわついた。

まな「まさか、あむ
あれが原因・・・？」

さき「まさか・・・
でもありえるですね、」

顧問「どうしましょう・・・」

さき「先生！」

顧問「加藤さん
なんでしょう・・・」

さき「ソロって
楽譜みますよね？」

顧問「はい、それが
どうかしましたか？」

さき「私、中３の終わりまで
トランペットならってたんです」

みんな「!!」

さき「もし良ければ
私やります！」

顧問「ありがたいけど、
パーカスは・・・」

さき「私はサブなので
大丈夫です！」

顧問「わかったわ、
加藤さんにトランペット
やってもらいます！」

そして演奏・・・

♪*・。+ *・。+ *・。+
*・。+♪ *・。
♪+ *・。+ *・。*

金賞だった！

だから、予定通り
丸田先輩に告白。

さき「・・・丸田先輩！
あの、私・・・」

れおん「待って、さき
俺から言わせて」

さき「？」

れおん「俺はさきのことが
好きです。
付き合ってください！」

さき「嬉しいです！
先輩！」

れおん「付き合うんだし、
２人のときは
れおんでいいよ！」

さき「れっれおん・・・！」

まな「イチャイチャしてますね」

２人「!!」

まな「いいのよ、
私はもうれおんのこと
すきじゃない。
２人とも気を遣わないで」

２人「ありがとう！」

私は金賞で
れっれおん・・・とも
付き合えて、
嬉しい・・・！

ちなみにあむは、
私とまな先輩を
困らせるために休んだが、
私で成功したから、
怒ってるみたい。

しかもたいして
うまくないあむが、
１年でソロだったのは
親が携帯会社
「ニコラ株式会社」の
社長みたいで、
コネだったみたい。

それからは私は
トランペット担当に！

まな先輩、
れっれおん・・・のこと
好きじゃないって言ってたけど、

実際どうなのかな？

＊。・　まなの思い　・。＊

私はこれで
よかったのかな？

れおんのことずっと
好きだったのに

大好きだったのに、

でも後輩の笑顔をみたら、
なんとも言えない・・・

あぁれおん、
私はずっと
れおんのこと好きだよ・・・

ずっとずっと・・・

＊。・　再びさき・・・　・。＊

まな先輩の思いもあるし、
れおんとは、
ずっと幸せでいたいな・・・

＊ｅｎｄ＊