夢のステージと告白・・・

CAST加藤 咲希加藤 咲希

作者:ゆっかーラブ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.06.21






私、中3の
加藤咲希です。





吹奏楽部で
部長をしています!





今日もみんなの前で
手を叩く。





パンパン





みんなの視線が
集まる。





サキ「はーいみんな聞いて!
明日は全日本吹奏楽
コンクールです。
今まで以上に
熱心にやりましょう!」





みんな「ハイ!」





そう私たちの学校は明日、
全日本吹奏楽コンクールに
出場します。





みんなには内緒だけど
私は今からドキドキ。





だって初出場だから・・・





私の学校は昨年まで
弱小校でした。





でもあの出来事で
かわった。













*。・ 1月 ・。*





顧問「はーい、今日は
コンクールの曲決めをします」





サキ「先生
ちょっといいですか?」





顧問「どうぞ加藤さん」





サキ「私・・・ずっと
全日本吹奏楽コンクールという
存在が憧れでした。
なので、全日本吹奏楽コンクールを
目標に頑張りたいです」





そういうと、友達のマナが
「実は私も・・・」
と言ってくれた。





副部長のヨシトも
「オレも
いい思い出作りたい」
といってくれた。





マナ・・・
ヨシト・・・





3人の意見に
みんな納得してくれた。





そのあともみんな
全国を目標に
必死に練習し





予選、本選を突破して
全国への切符を手に入れた。





ヨシト「おーい、加藤
大丈夫か?」





サキ「えと・・・
あ、みんなごめん!」





しまった・・・
今までのことで
ボーっとしてた・・・





サキ「えっと・・・
じゃあ、16時からチューニング、
16時30分から先生の合奏です。
チューニング、マナお願いね!」





マナ「オーケ! 任せて!」





マナは音楽的なことを
まとめる役割コンミス。





サキ「じゃあ、
チューニングまで
音出ししてくださーい!」





みんな「はい!」





わたしは
自分の席に着いた。





そこの席は
1stトランペットの席。





自由曲では
ソロも担当する。





ちなみにヨシトは
トロンボーン、
マナはクラリネット。





マナ「はーい、
チューニング、取ります。
まずみんなでB♭」





みんな「ハイ!」





マナ「よし、じゃあ
各楽器ごとに
チューニングを・・・」













*。・ 20分後 ・。*





マナ「じゃあ、今から
先生呼んでくるんで
音だししといてください」





そのあと先生がきて
合奏が始まった。













*。・ 3時間後 ・。*





顧問「これで合奏を終わります。
明日は集合時間が早いので、
くれぐれも
夜更かししないように」





みんな「ハイ!」





顧問「じゃあ、加藤さん
解散の号令を」





サキ「あ、はい。
えっと先生も言った通り、
明日は7時集合なので
くれぐれも夜更かししないように
明日は良い結果を残しましょう!
では解散!」





ヨシト「なあ、加藤
ちょっと廊下来て」





サキ「え・・・なに」





ヨシトと2人で
廊下・・・





2人きり・・・
緊張する。





だってヨシトが
すきだから。





ヨシト「明日、演奏が終わったら
お前に言いたいことがある。
自由時間になったら
楽器置き場で待ってて」





サキ「うん、わかった」





ヨシト「それだけ、
ありがとう。
来てくれて」





なんだろう・・・
伝えたいこと?・・・





マナ「あー! いた。
サキ帰ろ~!」





サキ「うん、お待たせ!」





ヨシト「あ、ごめん。
安村ちょっとお願いが・・・
加藤ごめんな」





サキ「大丈夫。
待ってる」





マナ「なに、お願いって」





ヨシト「あの・・・」







・・・・・・・・・





マナ「そういうことね。
分かったわ」





ヨシト「ごめんな、よろしく」





マナ「終わったよー。
サキ帰ろう」





サキ「うん」













*。・ 次の日 ・。*





サキ「最初に打楽器と
大型楽器さいしょね」





今、コンクールで使う
楽器を積み込み中。





今日、全国か・・・
ラストコンクールだ。





ヨシト「おーい、
全部積んだよ」





サキ「わかった。
じゃあ今から
バス乗って~」





マナ「サキ、乗ろ」





サキ「うん」













*。・ 2時間後 ・。*





来た・・・
あこがれの全国の会場。





ヨシト「すげーな」





マナ「ついに来たんだね、全国」





サキ「うん、金賞取ろうね」





ヨシト、マナ「うん」





その後楽器運搬、
チューニングが終わり
本番がやってきた。





アナウンス「次はニコラ学園の
みなさんです。
課題曲―――――」





アナウンスがおわり
先生が指揮棒を振った





自由曲が終わった後、
拍手が来た。





ブラボー!
という歓声と共に。





片付けが終わり
結果発表。





私とヨシトは代表として
舞台上にいる。





めちゃ、緊張する。





「ニコラ学園・・・」





来た・・・
私は目を瞑る。





「ゴールド金賞!」





吹奏楽部員「ギャーーー!」





私はいつの間にか
泣いていた・・・





金賞なんて・・・嘘・・





結果発表が終わった後、
マナが抱き着いてきた。





マナ「やったね、サキ!」





サキ「うん!
嬉しすぎ!」





あ、指示出さないと。





サキ「じゃあ今から
自由時間です。
今から1時間後
同じ場所に
戻ってきてください」





みんな「はーい!」





ヨシト「加藤・・・」





サキ「あ、ヨシト
話ってな・・・」





ヨシトに話しかけようとした
瞬間、ハグされた。





目の前は
ヨシトの制服。





まわりから
キャーと聞こえる。





ヨシト「おれ、ずっと
加藤が好きだった」





サキ「え?」





ヨシト「言ったとおりだ、
お前が好きだ」





嘘、ヨシトから
告白・・・!?





じゃあ私も
勇気を出して。





サキ「実は私も・・・」





ヨシト「おれと
付き合って下さい」





サキ「はい!」





マナ「おめでとー!」





サキ「え、マナ?
てか、良く見たら
みんないる!」





マナ「野口にお願いされたんだ、
みんなでサプライズ
しようって!」





ヨシト「サプライズ、大成功!」





サキ「もー、みんな大好き!!」







*end*

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