nicola

キーワード検索

自分自身を変えるんだ!!

CAST常盤 真海常盤 真海

作者:ニコラブ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.02.12

私は、常盤マウミ。
今年で中学2年生。





私は、人見知りな部分があって、
人としゃべるだけでも
緊張しちゃって
上手くしゃべれない。





だから、大勢の前に出ると
ますます緊張して
一言もしゃべれなくなるほど、
体が震えてガチガチになる。





こんなこともあって、
中1の頃は
友達がひとりもいなかった。





自分自身でも
友達を作りたいって
思っていたけど、
「どうせ無理だ」
と、あきらめていた。





そんな、ある日
私のクラスに
転入生がやってきた。





その子の名前は、
今井ハルト。





かなりのイケメンで、
もちろん女子にはモテモテ。





私も、ひそかに彼のことが
気になっていた。





でも、こんな私じゃ
誰も見てくれない。





そう思い、私は
「自分自身を変えよう」
と、決心した。















*・*・・・*・・・*・*





次の日の朝、
私はいつもより
早めに起きた。





前髪が長い私は、
昨日まで前髪をドサッと
おろしていて、
片目が見えない状態だった。





だが、今日は違う。





前髪を三つ編みにして
ピンで留めることにした。





それだけでも、
ドキドキした。





ボーっとしていると、
学校に行かなければいけない時間が
迫ってきていた。





私は、急いで朝食を済ませ
心臓をバクバクいわせながら
学校に向かった。















*・*・・・*・・・*・*





教室の前に立ち止まり、
震える手でドアノブに手をかけ
教室のドアを開けた。





すると、みんなの視線が
一気に私に集まり
ビックリした様子だった。





そんな私は、
やっとの思いで
自分の席に着き
深呼吸を繰り返した。





そんな時、私の席の
ななめ後ろの席にいる
イブキさんが私の席にやって来た。





イブキさんは、私と性格が真逆で
すごく明るくてやさしくて
おもしろくて、クラスの人気者だ。





いわゆる、私のあこがれの人。





私は、何を言われるのかと思い、
顔を真っ赤にして
心の中はドキドキでいっぱいだった。





するとイブキさんは、、、





「常盤さん、
その髪型すごく似合うよ。
かわいいね」





と、予想外の言葉だった。





私は、一度
軽く深呼吸をして、、、





「あ、ありがとう、、」
と、言った。





それだけでも、私にしたら
大きな進歩であった。















*・*・・・*・・・*・*





その日から、私は色んな人と
しゃべるようになった。





そして、友達も
中1の頃に比べたら
何倍も増えた。





学校も毎日が楽しく思えた。





それだけでも、
私は満足だった。





ある日、ついについに、
転機が訪れた。





移動教室の時に私は
教室に忘れ物をしたため、
走って教室に向かった。





教室の前まで来ると、
「急がなきゃっ」という思いで、
私は教室のドアを開けた。





向こうから、
出ようとしている人がいた。





私は、そんなことに
気づくことなく





勢いづけて
教室に入ろうとした、
次の瞬間!!





ドンッ!!





私は、前にいた人に
思いっきりぶつかった。





私はすぐに、、





「ご、ごめんなさい!
あの・・・!」





私は、はっ! とした。





そう、そこにいたのは
あの女子からモテモテの
今井ハルト君だった。





ハルト君は、、、





「僕は、だいじょうぶ。
常盤さんは、
だいじょうぶだった?」





私は、初めて
ハルト君としゃべって、
そして初めてハルト君に
苗字で呼ばれて、、、





ドキドキでいっぱいになり、
顔が真っ赤になっちゃった。





私は、震える声で、、、





「わ、私はだいじょうぶです。
さっきは本当にごめんなさい」





と言い、頭を下げた。





すると、ハルト君は
プッと吹き出した。





私は何がおかしいのか分からず、
首をかしげていると、





「常盤さん、なんで
僕たち同級生なのに敬語なの?
これからは、タメ語でしゃべってよ(笑)」
と言ってきた。





すると、同時に
授業の始まりを知らせる
チャイムが鳴り始めた。





「あ、ヤベ。授業始まるね。
じゃあ、行こう」





ハルト君がそう言って、
私たちはふたりで一緒に
走って行った。





私は、それだけでキュンとした。















*・*・・・*・・・*・*





次の日の下校時間、
私は普段と同じように
家に帰っていた。





私の友達はみんな
帰る方向が真逆だから、
いつもひとり。





すると、私の先に
男の子が歩いていた。





(私と同じ方向に帰る
男子なんていたっけ?)





と不思議に思いながら、
その男の子に少し近づいてみると、
その子は、なんとなんとなんと
今井ハルト君だった!!





私は、話しかけようかどうか
迷っていると、
ハルト君は人の気配に気づいたのか、
こっちを振り向いた。





すると、ハルト君は
私に近づいてきて、
「一緒に帰ろうよ」
と、誘ってくれた。





ふたりで帰っているときの話は、
すごく盛り上がって
今までの気もちを全て
ハルト君に伝えようと決心した。





「ハルト君、
伝えたいことがあるの。
私、ハルト君のことが・・・!」





「ダメ!
先に僕が言うの!」





ハルト君は、いきなり
私の話をさえぎった。





「あの、僕、ふたりきりで
しゃべった時から
常盤さんのことが好きだった。
僕とつきあって下さい」





その時、私はすごく
ビックリしちゃって・・・





「うんっ!
わ、私もハルト君のことが
ずっと好きだったの」





「ありがとう!」





ハルト君は、笑顔で答えた。





「これからは、常盤さんじゃなくて
マウミって呼んでいい?
僕のことは、ハルトって呼んで!」





「うん、いいよ!
じゃあ、私はハルトって呼ぶね!」





「じゃあ、これからもよろしくね、
マウミ!」





「うん! 私もよろしくね、
ハルト!」





こうして、私たちは
つきあうことになった。





私は今、後悔なんて
ひとつもないんだ。





勇気を出してやってみれば、
過去と現在では全然違う。





私はそれを初めて
知ることができた。





そう、ふたりで話した
あの日から。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

Like

この物語に投票する

常盤 真海が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!