nicola

キーワード検索

全てを知らない恋

CAST葵 かんな葵 かんな

作者:ぴーこ&りーこ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.03.31

ピーンポーン。
ピーンポーン。





「おはよう」





川上リヒト。





こいつとは家が近くて
朝、私の家まで
迎えに来てくれるの!





「おはよう!
ちょっと待ってね。
中入ってて!」





私、葵かんな。





私には、彼氏がいます。





出会いは帰り道。





帰りは心友のひかると
帰ってるの。





私とひかるの家は逆方向だから
違う門からいつも帰ってるの!!





いつものように、音楽を聞きながら
帰っている私。





後ろなんか振り向かない私。





鼻歌を歌いながら
帰っていた時のことでした。





後ろから自転車が
走ってきたのです。





私は、音楽を聞いていたため
自転車に気づきませんでした。





その時、左に3歩ずれた時。





ドーン!!





自転車にぶつかった。





「あ、ゴメンなさい・・・」





「うん、僕もゴメンね?」





うわ・・・、かっこいい。





整った顔立ちで、
光に当たると茶色く染まる髪。





そんな彼に見とれていた私。





「どうした?
俺に見とれてた??笑笑」





こんなこと言われて
恥ずかしいはずなのに、





言葉が出ない私。





「あ・・・、
・・・は・・・い・・・、
そ・・・・うです・・・」





今は、
「あ、はい、そうです」
って言ったの。





「え??笑 なに??笑」





「あ・・・、あなたに・・・、
見とれてま・・・した・・・」





ついに言っちゃった。
名前も知らない人なのに。





「ははッ!!! 緊張してるの?
そっか、初めましてだもんね」





初めましてです・・・
アレ・・・?





でも、何かどっかで
見たことあるような?





「あの・・・、
誰かに似てるって
言われません・・・?」





「え? お父さんとか?笑」





何、この人・・・笑
面白い・・・!





「・・・はははッ!」





話してるうちに
緊張が打ち解けてきたー!
楽しー。





「あ、そーいえば
名前忘れてたね」





「あ、はい!」





「俺、イブキ」





イブキ・・・いい名前!!





「私、かんな! 葵かんな!」





「かんなちゃんね!
あ、俺、高1なんだけど。
かんなちゃん中2くらいだよね?」





高1?!
歳、結構離れてるよね・・・?





「はい、中2です」





「あ、やっぱりそん位だよね。
弟と一緒だ」





弟・・・





「弟いるんですか?」





「うん、いるよ。新潮中に」





うそ!! 同じ中学?!





「私も、そこの中学校・・・」





「うそ!
まじ? 弟に会えるかもね!」





かっこいい。





いつの間にか私は
恋に落ちていました。





「ん?? あれ、かんな?
と、えっ?!」





リヒトに見られているとも
知らずに。





次の日からイブキくんと
帰り道に会うようになった。















― イブキくんと会ってから4カ月 ―





「あの、イブキくん。
好きです・・・ッ」





ついに言っちゃいました。





「うん。俺も好きだよ。
つきあおう!!」





CHU





この時イブキくんとキスしたところを
リヒトに見られてた。















― 次の日の朝 ―





「なぁ、お前さ、昨日男の人と
キスしてなかった?」





男の人・・・?





あ。イブキくん!





「えっ?! な、なんで??」





「あの人とつきあってんの?」





「う、うん・・・」





「名前は?」





は??





「イブキくん」





「身長は?」





は??





「私より
10cmくらい高いから170くらい?」





「髪の色は?」





は??





「光に当たると茶色」





「苗字は?」





「知らない。イブキしか」





「かんな。それ、俺の兄ちゃん」





えーーー!!!!!!!!!!!!!!!





「なんで?? なんで??
ねぇ、なんで?」





うっそ・・・ッ、
全然分かんなかった・・・ッ。





「昨日、言われたんだ。
俺、中2の彼女が出来たって」





イブキくんが??





「で、かんなの後つけてたら
俺の兄ちゃんと・・・」





「リヒト。ゴメン!」





リヒトを残して
走り去った私。





最低な私。





ホントは、リヒトが好きだった。





イブキくんよりも。
リヒトが好き。





家に帰るとリヒトに
LINEした。





《リヒト。あの、公園に来て》





《今、かんなん家の前》





なんて返信していいのか
分からなかった。





《かんなに会いたい》





《下りる》





ドアを開けた。





「リヒト?? どこー?」





ギューー。





後ろから抱きしめられた。





「おい!! リヒト!!
何してんだよ!
かんなから離れろ!!」





イブキくん・・・





「兄ちゃん! かんなと別れて」





リヒト??
何言ってんの??





「はっ??
何言ってんだ。お前」





「かんなが好きだ」





・・・・・うそ。





「かんなは俺の物」





「証拠もなんもないだろ?
お前のかんななんて」





「証拠はある!」





CHU





「これが証拠!! 兄ちゃん!
俺の勝ち」







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

Like

この物語に投票する

葵 かんなが主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!