どんな君でも好きだから。。。

CAST内田 蓮内田 蓮

作者:ルフィらぶっ♪

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.10.02

どもっ!!
俺の名前は、レン。





イキナリだけど
オレには好きな奴がいる。





「レンっ!! おはよう!!」





コイツ。佐藤ナツミ。





幼なじみでもあって
小さいときからの付き合い。





このコトは
いつメンのアリサと
エイトしか知らない・・・





ちなみにオレ、ナツミ、
アリサ、エイトがいつメン。





レン「よぉ・・・」





ナツミ「今日、良い天気だねっ」





レン「そーだな!!」





すると・・・
そこへ・・・





アリサ「レン、ナツミ!!
おっはよ~」





エイト「朝から熱いね~~」





コイツらだ・・・





協力してくれているとは
言っても・・・





ほとんど、協力というか・・・
おせっかいだ・・・





ナツミ「たまたま出会っただけです~!!
ね??」





レン「おう!!」





オレは横目で
2人を睨んだ。





邪魔すんな、って
気持ちを込めて・・・笑















― 教室 ―





オレらは
先生が来るのを待ちながら
色々しゃべっていた。





ナツミ「ウチ・・・
トイレいってくるね!」





アリサ「うん。
行ってらっしゃい!!」





ナツミは
教室を出て行った。





すると・・・





エイト「どーして、今日一緒に
登校してたんですかっ?」





アリサ「家まで迎えに
行ったのですか??」





このザマだ・・・





レン「だーかーらー!!
たまたま出会ったの!!」





まぁ、ナツミと会うために
わざと時間をずらしてきたけど・・・





エイト「なーんだ・・・
つまんね~」





アリサ「そろそろ
告白しちゃいなって!!」





レン「う~ん・・・だよな~」





ナツミ「何の話??」





エイト「うおっ!! ナツミ!!
別にお前は関係ない!」





ナツミ「あっそ。
・・・ま、聞きたくもないけどねw」





そこで
先生が入ってきたので、
この話は終わった。





告白・・・かぁ・・・





オレも5年以上
片思いしてんだもんな・・・















― 昼休み ―





オレらは昼休みになると
屋上でご飯を食べるって
なってる。





でも・・・
アリサとエイトが来ねー・・・





ナツミ「2人とも
何してんだろ・・・??」





レン「遅いな・・・」





すると・・・
ピロリン。





LINEだ・・・!
アリサから?!





アリサ《今、告白!!》





はぁ?!
・・・だから
来ねーのかよっ!!





けど・・・





2人キリに
なれるなんて・・・





めったにないチャンス・・・





ナツミ「どーしたの?」





レン「ナツミ・・・
話があるんだけど・・・」





頑張れオレ!!!





ナツミ「何??」





レン「その・・・
えーっと・・・」





言えねぇ~~~~~~~~~~。





ナツミ「大事なこと??」





レン「大事すぎるコトw」





ナツミ「じゃあ、
さっさと言いなよ~」





レン「好きだ・・・
オレ、ナツミのことが好きなんだ。
こんなオレでよかったら
付き合って下さい」





ナツミ「えっ?! ちょっ・・・
ちょっと待って!」





あぁ・・・
ふられるんだな、オレ・・・





ナツミ「ウチも好きだよ・・・」





レン「えっ??」





ナツミ「ウチなんかでよかったら、
彼女にして下さい!」





まぢで・・・?!
夢・・・?! 妄想・・・?!





現実なの??
両思いなのか・・・?!





それから俺たちは、
幼なじみから
カレカノになった。





アリサとエイトに知らせると、
喜んでくれてた。





それからは、
ナツミとデート行ったり、
たまには2人でお昼食べたり、
お互いの家に行ったり・・・





ナツミと一緒に
楽しい日々を送っていた。





オレらが
中3になる日までは・・・















― 教室 ―





レン「オレらもいよいよ
受験生だなw」





エイト「あっ!!
そんなコトより~・・・
ありさっ」





アリサ「あっ!!
そーだったね」





ナツミ「何?? どーしたの??」





エイト「オレとアリサ・・・
付き合うことになりました~」





アリサ「へへっ・・・///」





レン「ええええ!!
まぢで?!」





ナツミ「おめでと~」





アリサ「ありがとう」





バタッ





えっ?!
何が起こってるの?





ナツミが倒れた・・・





すぐに救急車が来て、
ナツミの命は助かったけど・・・





何で倒れたり
したんだろう・・・





エイト「今日、放課後
病院行こうぜ!」





アリサ「だねっ!!」





レン「そーだな~」















― 病院 ―





こんこんっ。





ナツミ「は~い」





ナツミの声だ。





よかった、
元気そうで。





アリサ「ナツミ~!! 大丈夫?!」





ナツミ「大丈夫だよっ。
皆・・・心配かけてゴメンネっ」





レン「ってゆーか・・・
倒れた理由って・・・」





ナツミ「・・・えっと・・・
す・・・睡眠不足・・・
だって・・・」





ん??
何か様子がおかしい・・・





エイト「そっか・・・
ちゃんと寝ろよ!」





アリサ「睡眠不足だったら、
明後日ぐらいに
退院できるのかな~?」





ナツミ「いや・・・
まだしばらく、
入院するみたい・・・」





何か、悲しそうな表情・・・





アリサ「そっか・・・
あ! あたし、塾だし帰るね。
明日も来るカラ!」





エイト「送ってくよ・・・」





ガラガラっ
ぴしゃっ





シーン・・・





ナツミ「どーしたのっ??」





レン「お前・・・
睡眠不足なんかじゃ
ないだろ・・・」





ナツミ「えっ??
・・・何でレンには
分かっちゃうのかな?」





レン「で?? 本当は??」





ナツミ「ウチね・・・
原因不明の病気なんだって・・・」





レン「えっ?! まぢで・・・」





ナツミ「でね?
・・・あと3ヶ月しか
生きられないんだって・・・」





ナツミは泣くのを
我慢しながら言った。





オレはそっと優しく
ナツミを抱きしめた。





レン「泣いて良いんだよ・・・」





ナツミ「うっ・・・う・・・
ウチは・・・
もっと生きたいよ~・・・」





ナツミは泣きながら
言った。





オレだって、ナツミには
生きていてほしい・・・





レン「残りの3ヶ月を
精一杯生きろ・・・
オレがついてるから・・・」





ナツミ「は・・・レンっ・・・
ありがとぉ~」















★。。。。。★。。。。。。★。。。。。★。。。。。★。。。★





それから3ヶ月は・・・





オレとエイトとアリサで
ナツミをサポートしながら、
楽しい日々を送った。





けど・・・





ナツミはドンドン体調が
悪くなっていった。





酸素マスクをして、
たくさんの管でつながれた
恋人を見るのは・・・





正直辛かった・・・





でも、オレは
ナツミを支え続けるって
決めたんだ。





オレも、
ナツミの命のカウントダウンが
始まってるんだ、って気づいた。















★。。。。。★。。。。。。★。。。。。★。。。。。★。。。★





ナツミの病気が分かって
2ヶ月半がたった頃・・・





先生「内山さん・・・」





レン「ハイ・・・」





オレは病院の先生に
呼び止められた。





先生「明日だけ・・・
外出許可を出します・・・
佐藤さんの命は残りわずかです・・・」





レン「はい・・・
ありがとうございます・・・」















― 翌日 ―





オレは
車いすに乗ったナツミを押して、
ある場所へと向かっていた。





そして・・・
ナツミと2人できたかった場所に
着いた。





ナツミ「う・・・海??」





レン「そう。
ナツミと来たかったんだ」





夕日が反射している海は
とてもキレイだった。





ナツミ「キレイ・・・」





レン「ナツミ・・・オレさ・・・、
お前が死んでも、
お前のこと忘れないし、
他の女子とも付き合わない。
ずっとオレの彼女はナツミだけだから・・・」





ナツミの泣き声が
聞こえる・・・





ナツミ「ウチだって・・・
死んでもレンのこと
忘れない・・・」





大好きだナツミ・・・
世界で1番大好きだ・・・















★。。。。。★。。。。。。★。。。。。★。。。。。★。。。★





1ヶ月後・・・
ナツミは永遠の眠りについた。





予定より半月も
長生きした。





すごいなナツミ・・・





これからも
オレの眼中には
ナツミしかないよ・・・





オレが
そっちの世界行くまで
見守ってくれるか??





オレはどんな君でも
大好きだから・・・







END~。。*。

*ニコ学名作リバイバル*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

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