ランプから芽生えた恋

CAST大倉 空人大倉 空人

作者:はるっぴ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.05.18

タカト「あーっ
テストダメだったぁ」





39点。





俺はタカト
高校2年生。
ハッキリ言ってバカです。





ガビーン。
押し入れにしまおっ!!





タカト「何だっコレは
あーーっランプ?
まあ、こすったら
ランプの精が出るとか聞くけど
どうせ、つくり話だろー」





ランプを投げると・・・・・・・・・・・・





ピカーーーツと光って、
美少女がでてきた。





もしかして、ランプの精?
こんなカ・ワ・イ・イ子が?





俺より子どもだよ。
投げたときに触れちゃった?





タカト「うわーーっ
ラッランプの精?
ここ俺んちなんだけど
さっさともどって」





エリナ「はいっ、
10年間中にいたの。
願い事を3つ叶えましょう」





タカト「ランちゃん
名前教えて!!」





エリナ「エリナダヨ!!
12さい」





まっ、俺よりは子どもだな。
フフフッ





コイツはランプの精の
エリナちゃん。





願い事を
叶えてくれるんだって。





俺にしか見えない。





タカト「願い事
叶えてくれるんでしょ」





エリナ「なかったらべつに・・・・・・・・・
「ありますあります!」」





タカト「じゃあさ、100点
とらせてくんない?」





エリナ「それって
アンタの頭の問題じゃん。
私にはムリで~す。
勉強すればいいでしょ」





タカト「さっき言ったじゃん、
叶えるって。
ほらほら~
約束守れよ、エリナちゃん」





エリナ「はいはい。
100点取れればいいんでしょ。
いい? 明日からスタート!!」





タカト「わかりましたっーの
何っ明日からスタート!! って
急に怖くなったー」













*。・ 次の日 ・。*





家の電話から
俺のスマホに
電話がかかってきた。





エリナ「もう学校
終わってるよね!
どうせ寄り道してるんでしょ、
早く帰ってきなさい。
プンプン!」





タカト「あっあの・・・・・・
えーっと、先生に
用事頼まれて・・・・・・」





エリナ「言い訳しないっ!
かえってきなさい!!
分かってるわよ!!」





誰目線だよー
うるせーな。





タカト「はいいーっ」













*。・ 家で ・。*





エリナ「ここの問題は~~で
~~~だから~~なの。
分かったよね?」





タカト「うーん、
どういうこと?」





エリナ「だーかーら、
~~で・・・・・・・・・
もう1度教えてあげる!!」





タカト「お前、参考書見てんじゃん。
ずるーい」





エリナ「だって私小6だし、
いいじゃん」





エリナちゃんが
なんども説明して。





タカト「ほうほう!!」





エリナ「はぁーあ
バカの相手は面倒くさいー
なんでこんなおうちに
来なきゃなんないの」





タカト「えっ、そうなんだー
初めからそうだって
言ってくれればいいのにー」





エリナ「もう何回も
いってるじゃん」





タカト「そうだった?
ごめーん」





エリナ「いいのっ!!」





エリナ「このプリントやって」





まじかよー
もう1人で解くの?





タカト「やればいいんだろー
やりますやります!」





すらすら解けた。





エリナ「やればできるじゃん」





こんな可愛いコに
ほめられたあー。
サイコー!!





テストまで
毎日やった!





ときどきサボって
怒られたけど。













・。・。・。・。・。・。・。・。





ついに、テスト返し。





先生「大倉!!
頑張ったな。
100点だ、100点!!」





ずっとこの文字が
見たかったんだよ。





キラキラ輝いてみえる。





友だち「タカトすげぇな。
めずらしー。
俺にも教えてよ」





タカト「そうかな。
少し勉強しただけだよ」





ほんとは毎日
勉強してたけど
味わったことのない気分だ。













*。・ 家で ・。*





タカト「やったーーー、
100点100点。
いつも100だったら
いいなあー」





エリナ「やっとダネッ
おめでとーー!!
すごいすごい!!」





エリナ「でっ次は?
なにをすればいい?」





タカト「俺の言うことを
聞いてっ、お願いっ!」





エリナ「全然いいよー
なになにー」





タカト「ちょっと待ってて」





タカト「ママーっ
夕飯勉強したいから
部屋で食べでもいい?」





ママ「どうぞー
持ってって」





タカト「きたよーー
お前ごはんたべてないだろ
たくさん食べろよなっ」





エリナ「うれしぃー」





もぐもぐもぐもぐ!





タカト「ママの料理
うまいよな」





おいしーっ!!





エリナ「うんっ
おいしいねっ」





タカト「よしっ! 3つ目は、
行きたいとこあるから
いっしょにいこっ。
日よう日にねっ」





エリナ「それだけでいいの?」





タカト「そうそう!
俺についてればいいの」





あやしくさせないように
しないとだなっ。





エリナ「ふーん、
なんかあやしー」





ビクッ
なんだこいつは。













*。・ 日よう日 ・。*





ランプにもどる前に
最高の思い出を
作ってあげよっ。





タカト「行くぞー
俺から離れんなよ。
大切なお前だから」





エリナ「分かってるって
楽しみだな~!!」





タカト「ついたー
遊園地だよー
久しぶりだなー」





エリナ「ゆうえんち?」





タカト「いいからいいからー」





まずは
メリーゴーランド!





みんなエリナちゃんは
見えないから
2人乗りやっちゃお。





エリナ「うわーっ、はじめてー
たのしーー!!」





タカト「いいだろっ」





ズキッ





俺に抱きついて
乗るなんて
アイツ天使だー。





エリナ「デートみたいだね。
ってちがうよねー」





何もかもお見通しだな。
マジかよ。





エリナ「あれ!! 乗りた~い。
キャーッって言ってるやつ」





タカト「ジェ、ジェットコースター!!!
それだけはダメだって。
止めてーー」





エリナ「いいでしょー
一生に一回だもん」





タカト「えぇーーーー」





エリナちゃんに誘われて
乗るはめに。





エリナ「ドキドキするねっ
あ! もうちょっとで
おちるー」





タカト「えっえーーーーっ」





ハァハァハァハァ
よく軽い気持ちでいれるな。





タカト「ギャーーーーーー」





バクバクバクバク





エリナ「キャーーーッ」





自然と
手をつないでいた。





あーおわっちゃった。





タカト「お前ってすげーよ。
俺、疲れた!」





ワハハハッ





エリナ「夢みたいだった!
また、乗りたい」





よしっ!!
めっちゃ喜んでる。





タカト「もう結構だよ」





ハハハッ





見たことない
笑顔だったな。





タカト「お腹減ったぁー
なんか食べる?」





エリナ「食べる食べるー。
わーーっ気が利く!!」





2人「いただきまーす」





タカト「コレでお別れだな。
さびしーよ」





エリナ「そんなこと
言わないでよ。
泣きたくなるじゃん」





エリナ「ランプをこすって
呼んでよ!
いつでも来るよ!」





優しいーヤツだなー。





タカト「投げてこすらせて
呼んでやるよ」





ウソウソ





タカト「丁寧にこするよ」





エリナ「もータカトったら
しっかりやってよね」





こういうとこ好きだな。





タカト「エリナ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
最後に伝えたいことが・・・・・・・・・」





エリナ「私も言いたいことが・・・・・・
・・・・・・・・・」





2人「お先にどうぞー」





タカト「知らねーあいだに
俺らって気があうな」





エリナ「ずーっと2人だもんね」





エリナ「今日はありがとう、
とても楽しかった!」





タカト「俺も!!
ランプの精が
お前で良かった」





エリナ「来たおうちが
タカトんちで良かった」





タカト「俺、お前のことが好きだ。
これからも俺に付いてこいよ」





エリナ「私もタカトのことが
好きだったの。
ずーっとタカトの近くに
ついてるよ」







*END*

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