逆チョコは恋の始まり
作者:あゃのん
あたしは常盤まうみ、
ニコラ学園中等部2年生。
世はもうすぐバレンタイン。
好きな人なんかいないあたしには
とてつもなくどうでもよい日が
近づいてくる。
女子は張り切って
チョコ作ってるけど
正直、お金無駄じゃん・・・!!
とか思ってしまう。
みんな、「誰にチョコあげる?」しか
しゃべってない気がする。
あたしの親友、野澤しおりも
チョコの話ばっかり。
あるときしおりは、
「なんでバレンタインって
女子からチョコ渡さなきゃ
なんないんだろ・・・?」
そう言った。
それはあたしが毎年
思っていたことだった。
毎年女子は、好きな男子のために
一生懸命チョコ作りに励むのに
男子ときたら気楽に待つだけ。
それだけならまだだしも
チョコの数を競うって・・・
アホ過ぎるやろーっ!!!!!!!!!
だから2年生は、今年
逆チョコ大会になった。
実は心の奥で、逆チョコを
もらいたいとひそかに思ってた。
それにしても男子の戸惑いようは
見てて飽きない(笑)
今年の女子は、チョコ作りに
追われることもなく
かなり気楽に過ごせるはず・・・
話題はみんな
「誰からもらいたい?」へと
変わっていた。
*...・・・*...・・・*
そしてとうとう
バレンタインになった。
男子は自分が想っている女子に
チョコを渡していた。
中には友チョコしてるヤツも・・・!!
それにしても
今年のカップル誕生数は
過去最高記録だと思う。
その証拠に、今日はやけに
ニヤついている男子が多い。
女子はいつもより
キャーキャー言ってる。
片思いしてた男子から
チョコをもらえたみたい。
もらえなかった女子は
みんな落ちこんでいた。
あたしも、誰ひとり
くれる人はいなかった・・・
そう思っていた。
*...・・・*...・・・*
あたしはその日、
ひとりで帰った。
本当はしおりと帰りたかったけど、
あいにくしおりは部活だった。
ひとりでいつもの道を
歩いていると、
誰かが全速力で走ってきた。
振り向くと、そこには
幼なじみの川上りひとがいた。
りひとは、あたしの前で止まり
次の瞬間、小さな紙袋を
無言で差し出した。
あたしはそれを受け取り
中身を見てみた。
中には、不格好なカップケーキが
1つ入っていて
カップケーキには汚い字で
“好き”
そう書かれていた。
りひと「それ、俺の気もち。
ちっちゃいときから、ずっと好きだった。
まうみ、つきあってくれ!!!
返事、ホワイトデーまで待ってるからさ(笑)」
りひとはそう言って
あたしの前から立ち去った。
あたしはその場に
立ちすくんでしまった。
・*。・ その1ヶ月後 ・。*・
あたしは、りひとの彼女になった。
1ヶ月間悩んでたけど、
悩んでる間に、気がついたら
りひとを好きになってるのが
自分でもわかった。
ホワイトデーに、あたし達は
ひとつ約束をした。
りひと「まうみの隣には、俺がいる!」
まうみ「りひとの隣には、あたしがいる!」
ずっとね・・・
*end*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。


























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