理由のお陰で。

CAST大倉 空人大倉 空人

作者:防弾ちむちむLOVE

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.02.03

これまで、





どんな理由たちを使って、





君に会ってきたか。





もう、





数えきられないよ。





でも、安心して。





もう、





後一度だけだから。







*・*・・・*・・・*・*





「小林!」





この名前を呼べるのも、
もう最後。





「もぉ、先輩
何なんですか次はっ!」





キレられるのも、





「何なんですかって
用事用事」





「用件を1分以内に
話さないと帰りますよ」





脅されるのも、





「残念だな」





「何がですか」





「図書委員の仕事だ。
本の整理」





「えー、面倒くさ。
じゃ、行きますか」





「どこに?」





「図書室にですよ。
大丈夫ですか、受験生w」





馬鹿にされるのも、





「卒業したら、
寂しくなりますねーw
先輩、私いなくて
大丈夫なんですか?w」





、、、馬鹿にしすぎじゃね?





「うわっ、散らかってるぅ」





「早く終わらせよう、小林」





「はーい、、って
先輩早いですよぉ!」





可愛い笑顔を見るのも、
最後。





――――――――だと思ってた。













*・*・・・*・・・*・*





「君たちは受験生だ。
もう1、2年に構わず、
勉強に集中すること」





「「はい」」





「はい、、、」





もう、小林と
会えなくなるのか、、





あ、会う理由がもうないわ。





大切な思い出に
なってくんだろうな。





大切な





大切な





思い出に。







「大倉ァちょっとこい」





「なんですか?」





「とっっっても申し訳ないんだが、
図書委員会の仕事、
まだしてくれないか?」





「なんでですか?
僕、ニコラ高等学校
目指してるのに、、」





「ニコラ校が有名校だとは
承知している」





「じゃあなんで僕、、」





「小林が、、」





「小林?」





「小林が、お前がいないと
図書委員会が成り立たないって
聞かなくってな、、、」





そんな理由で
僕委員会やるのか?





え、ちょっ





「先生、小林って
言いました?!」





「あ、ああ」





「やります」





「え?」





「俺、やりますっっっっっ!」





ラッキーーーーーー(σ≧▽≦)σ





「小林から言ってくれるなんて、
もしかしてーーー!」





ん?





「ってとこかな?
タカトクン?」





「ごめんなさい、
誰ですか?」





「隣の席の、
深尾アムです(怒)」





えーと、あ、





うちのクラスで
可愛いって言われてるあの!





「アムちゃん、ごめんね」





「まじかよ、
あいつ知らなかったのかよ」





「あのアムちゃんの
隣の席だって言うのに?」





「ウゼ。
席代われよ」





「それなー」





「タカトクンはさ、
小林さんのことが好きでしょ」





「そーだよアムちゃん、
コイツ、一途でさー」





コイツはオオゾラ。





調子良いけど、頼れるし、
優しい良い奴。





「ちょっオオゾラ!」





「俺だったらぜってー
アムちゃんだな。
どう? アムちゃん、俺どう?」





そしてチャッカリ者だ。





「あー、ごめんオオゾラ」





「私ね」





「タカトクンが良いの」





「え」





「はっ?」





「ま」





「「まじかーー!」」





「どう、大倉、学年1、
いや、学校1の美女に
コクられた心境は!」





「深尾氏、大倉氏のどこに
惹かれたのですか!?」





「アムはね~」





し、しんどい・・・っ





ダダダダダダダダダ





「あっ逃げた~」





「、、、、」





「タカトクン、、、」





「こっ小林!」





「えっ先輩?
どうしたんですか、
息切らして」





「なんでもない、、、」





「アムさんに
コクられたんですよね?」





「、、なんで小林が」





「聞こえました。
『あー、ごめんオオゾラ。
私ね、タカトクンが良いの』」





「なにその言い方、、」





「いやー、何か、、」





「先輩の癖に
ムカつくってゆーか」





「?」





「まだ分かりませんか」





「私が先輩ニコラ高校行くって
知ってるのに、図書委員の仕事
さしてる理由」





「なんで知ってるの!」





「そこからですかぁあ?
面倒くさい。
どこまでも、面倒くさい」





「で、なんで?」





「私はっ!
先輩が好きなんですっ!」





「えっ」





「私も、逃げられちゃいますよね。
どうぞ、行くなら
早く行ってください。
卒業式の日、目に焼きつけて
おきますから」





「先輩」





ぎゅう





「せせせせ先輩っっっ!」





「卒業式までに、
言おうと思ってた」





「でも、理由がないのに
会えないと思った」





「そんな時、小林から
理由を作ってくれた」





「しかも、小林から
言いたかったことを
言ってくれた」





「こんな幸せなこと、ないよ」





「小林、好きだ」





「今は受験があるから
少し会いにくくなるけど」





「付き合ってくれますか」





「もちろんです」













*。・ 卒業式 ・。*





「5番、大倉空人」





「はい」





「、、17番、渡江純也」





「はい」





「、、卒業生退場」





「先輩イイイ」





「あっ、小林ー。
って、えええ!?
どうした!?!」





「さびじぃでずう(さびしいです)」





「僕も」





「でも、大丈夫」





「小林が好きって言う、
会う理由があるから」





「絶対、会いに行く」





「来ないと怒ります」





最後じゃなかったんだ。





すべて、これからも
続くものなんだ。





理由があっても。





無くても。





僕は小林が好きなんだ。





小林、





君は





僕の





生きる理由。





努力する理由で、源。







理由もあるけれど。





それ以上なんだ。







会う理由は
「好き」だけど





好きは、
理由なんてないよな?







だって、





すべてが好きなんだから。









*end*

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