レコーディング・らぶ

CAST小林凛々愛

作者：にこらぶ

2025.10.31

わたし、小林りりあ！

顔出ししてないけど、
中学生のアーティスト、
「リリアン」として
活動してるんだ。

りりあ「今日はレコーディングか！
がんばろーっと！」

ここり「りりあー！」

髙野ここりちゃんは
わたしのセンパイで、
同じマンションに住んでる。

あと、わたしが
リリアンってことも知ってるの。

りりあ「ここりちゃん！」

ここり「今日あそべるー？」

りりあ「ごめん・・・、
レコーディングなんだよね」

ここり「そっかー・・・
イケメンに興味ない？」

りりあ「イケメン?!」

そう、わたしの弱点は
イケメンなの・・・笑

ここり「ははっ、ほんとに
イケメンに弱いんだね」

りりあ「そう・・・
イケメンって、いいじゃん！」

ここり「でさ、堀口いぶきくんっていう
イケメンも遊びに呼んだんだけど」

りりあ「行きたい！
・・・けど、レコーディングのほうが
大事なんだよね」

ここり「そっか。明日は？」

りりあ「明日行けるよ!!」

ここり「ＯＫ、じゃあ明日にしよ！」

レコーディングしに、
事務所に来た。

しばらくボーっとしていると、
知らないイケメン男子が
こっちに歩いてきた。

いぶき「すみません・・・、
この事務所の方ですか？」

りりあ「あ、はい。
この事務所に所属してる、
小林りりあです」

いぶき「もしかして、リリアンさん?!」

りりあ「あ、そうです！
でも、りりあって呼ばれたいので」

いぶき「わかった！
あのさ、レコーディングする場所、
知らない？」

りりあ「２つあって、
向こうのレコーディング室が
あなたのレコーディング室だと思う！」

いぶき「ありがとう。
一応おれ、堀口いぶき。
よろしく！」

りりあ「よろしくーっ」

堀口いぶき・・・
どっかで聞いたような・・・

・。・。・。・。・。・。・。・。

次の日。

ここり「りりあー！
こっちだよー！」

りりあ「ここりちゃん！」

いぶき「あ、りりあ」

りりあ「えっ？
いぶきくん!?」

いぶき「昨日は、ありがとう」

りりあ「ううん！
あのあと、だいじょうぶだった？」

いぶき「もちろん。
だいじょうぶだったよ！」

ここり「２人とも知り合いだったの？」

いぶき「昨日はじめて会った」

ここり「ふーん。りりあ、
ちょっと来て」

ここり「わたし、いぶきくんのこと
好きなんだけど。りりあは？」

りりあ「わたしも・・・
いぶきくんのこと好き・・・かも」

ここり「ぜったい負けないから」

りりあ「・・・」

そのあと
３人で遊園地に行った。

いぶき「楽しかったね！」

りりあ「うん！」

ここり「めっちゃ楽しかったー！」

いぶき「りりあ、ちょっといい？
ここりは先帰ってていいよ」

ここり「え・・・まぁ、わかった」

いぶき「あのさ！　りりあが好きです。
昨日会ってから、りりあのことしか
考えられなかった」

りりあ「本当に!?
わたしも、いぶきくんが好き！」

いぶき「うれしい・・・！」

りりあ「これからよろしくね！」

いぶき「うん。
レコーディングも
お互いがんばろうな」

りりあ「たしかに！
がんばろうね！」

＊ｅｎｄ＊