希望への道シルベ
作者:こころん
こんちは!
俺、安藤イルマです!
いきなりだけど、
俺には彼女がいる!
そいつとは────
ガラッ
イルマ「みお・・・、
今日は身体だいじょうぶか?」
??「うん!
昨日よりは、だいぶまし」
イルマ「よかったな!」
今のは、俺の彼女の安藤みお。
生まれつき重い病気をもっていて
入退院を繰り返してる。
今回の入院も、そのうちの
ひとつだと思っていた、
──あの時が来るまでは──
みお「イルマッ!
最近の学校・・・どう??」
イルマ「あぁ・・・、
最近はハルと、かのんがつきあった!
って、話ばっかりだなー。
他は変わらず」
ちなみに、みおとは同じ学校の
同クラ+中学2年生。
みお「そっかぁ・・・、
私も学校行きたいな・・・」
イルマ「行きたいじゃなくて、行く!
だろ? だから早く良くなれよ?」
みお「うん!
絶対に良くなって学校行くから!」
??「・・・あのー、私のベッドの隣で
イチャイチャしないでくれますー?」
イルマ「あッ、ごめん(汗)」
今のは、末永ひなたちゃん。
この子は、生まれつき
不治の病を持っている・・・らしい。
そして、みおと同じ病室!
みおの病室は4人部屋で
入口から時計回りで
みお
ひなたちゃん
藤田あおかちゃん
葵かんなちゃん
・・・全員女子(汗)
まあ、みおにとっては
いいと思うけど。
イルマ「そーいえば・・・みお!
これあげる」
みお「何この箱・・・?」
イルマ「いいから開けて!」
みお「う、うん!」
パラッ、カタッ
みお「・・・・・・!
これって・・・!?」
イルマ「みお、これ欲しかっただろ?
だからプレゼントッ」
みお「つけていい!?」
イルマ「あぁ!」
みお「・・・わぁ! かわいい・・・」
俺があげたのは、シリコンバンド。
よかった・・・喜んでくれて・・・
みお「イルマ、
一生ーーーー、大事にするね!」
イルマ「一生って(笑)
おう! ありがとな!!
・・・てか、ヤベーッ
もうこんな時間(汗)
んじゃ、また明日なっ」
みお「うん! また明日っ」
* * * * * * *
??「イルマー! おっす!!」
イルマ「おお、リョウスケ!
朝からテンション高いな 笑」
??「そうかー?」
今のは、八神リョウスケ。
俺のダチで、年中無休で
テンション高すぎる。
リョウスケ「昨日も病院行っただろ?
みおちゃんどーだった?」
イルマ「一昨日よりは
だいぶ良くなってた!」
リョウスケ「んぢゃあ、もしかしたら・・・」
イルマ「退院も近い・・・かも!」
リョウスケ「おお! よかったな!
んで、今日も病院行くだろ??」
イルマ「行くけど・・・? なぜに?」
リョウスケ「いやいや~
みおちゃん愛されてるなーと思ってさー」
イルマ「愛するよ?? 大好きだからー///」
リョウスケ「このノロケ野郎ーっ」
* * * * * * *
コンコン
ガラガラー・・・
イルマ「みおーーーー・・・!?」
看護師さん「退院おめでとう!」
??「ありがとうございます!!」
パチパチ・・・
看護師さん「かんなちゃん
退院できて本当によかったわねー!」
・・・なんだ、
みおじゃないのか。
─────てか
イルマ「みお・・・これは何・・・??」
みお「かんなちゃんが、退院するんだって!」
イルマ「そーなんだ」
みお「はぁーいいなー、
私も早く退院したいー、
うらやましいなーっ、ねーっ!
イルマーっ」
イルマ「・・・みお・・・??
今日なんか、空元気みたいだけど・・・」
みお「・・・・・・・・・
ちょっと屋上行こ??」
イルマ「?? あぁ・・・」
* * * * * * *
みお「・・・いきなりなんだけどね・・・、
私、昨日お医者さんに言われたの・・・
『みおちゃんの余命はあと1ヶ月』って・・・
もうあまり長く・・・ない・・・って・・・」
・・・はぁ?
いきなりなんだよそれ。
つか、残り1ヶ月?? みおの命が?
・・・うそだ、
うそ、うそ、うそ!!!!!
イルマ「みお・・・うそだよな・・・?
あと1ヶ月だなんて・・・」
みお「・・・ごめん、イルマ・・・」
イルマ「そんな・・・
薬とかそーゆー方法はないのか!?」
みお「・・・私の病気は、治す薬がなくてさ・・・
それと今飲んでる薬は、ただ病気の進行を
遅らせるだけの薬で・・・
イルマ・・・本当にごめん・・・
学校絶対に行くって言ってたのに・・・」
────うそだろ?
なんでなんだよ。
日本の医療技術は進んでるはずなのに
治す薬がないって。
つか、そもそもなんで、どーして
みおなんだよ。
なんでみおが、その病気に
ならなきゃいけないんだよ。
犯罪に手を染めたやつにしろよ。
みおはとてもいい子で
──────世界で一番大事な女の子なのに──────
・*。・ next day ・。*・
コンコン
ガラガラ
イルマ「みおー? 来たぞー・・・?」
ぽっかり。
・・・?
みおが・・・いない??
なんで?
??&??「イルマ君!!!!!」
イルマ「ひなたちゃんとあおかちゃん・・・
そんなにあわてて、どーした??」
あおか「イルマ君よく聞いて・・・
みおちゃんが・・・・・・運ばれた。
急に容体が悪化して・・・」
イルマ「・・・はぁ!? うそだろ・・・?」
ひなた「うそじゃない!
さっき手術室に行った。・・・
とにかく行ってあげて。
みおちゃん今ひとりで
病と闘ってるんだから」
イルマ「・・・分かった」
・*。・ 手術室 ・。*・
みお・・・
どうか生きて・・・
ガチャ
??「────すいませんが、
安藤みおさんのお知り合いの方ですか?」
イルマ「あ・・・はい」
お医者さん「手術の結果・・・
残念ですが、ついさっき安藤さんは・・・
息をひきとられました」
─────はぁ?
・・・うそ・・・だろ??
まだ1ヶ月はあっただろ?
なのに、なんで今日なんだよ。
おかしい、早すぎだろ。
みおの声が聞きたい。
言葉を交わしたい。
笑った顔が見たい。
みお、みお、みお。
イルマ「みお────っ!!!!!」
・。゜+・ ・。゜+・
ん・・・?
・・・ここは・・・?
俺の部屋???
えっと・・・今の時間は・・・
[AM6:30]
な、なんだ・・・夢か・・・
・・・にしても
悪い夢見ちゃったな・・・
イルマ「バクバクバク」
これを言うと、見た夢が
正夢にならなくなるらしい・・・
そして俺は、みおのいる
病院へと向かった。
* * * * * * *
コンコン
ガラガラ
イルマ「みおー?
来たぞー・・・?」
??&??「イルマ君!!!!!」
イルマ「ひなたちゃんと、あおかちゃん・・・
そんなにあわててどーした??」
ん?
この言葉、いったことあるよーな・・・?
あおか「イルマ君よく聞いて・・・
みおちゃんが・・・運ばれた。
急に容体が悪化して・・・」
イルマ「・・・はぁ?
うそだろ・・・?」
今日見た夢のとおりになってる・・・
どーして・・・!?
ひなた「うそじゃない!
さっき手術室に行った。
・・・とにかく行ってあげて。
みおちゃん今、ひとりで
病と闘ってるんだから」
イルマ「・・・分かった・・・」
・*。・ 手術室 ・。*・
どーして、どーして・・・??
夢のとおりになってるんだ・・・
ほっぺを引っ張っても・・・
イルマ「痛──っ・・・」
痛いし・・・
“夢“じゃないんだ・・・
どうか・・・
みお生きてくれ・・・
お医者さん「────すいませんが
安藤みおさんの
お知り合いの方ですか?」
イルマ「あ・・・はい」
結果だ・・・
お医者さん「手術の結果、安藤みおさんは────」
* * * * * * *
あれから1ヶ月がたった。
そう、みおが手術をして1ヶ月────
今みおは、どうしてるのかというと───
??「・・・イルマっ!」
イルマ「・・・みお」
あの時の手術は、無事成功した。
まだ病は完治してはいないけど、
今はちゃんと学校にも
来られるようになってる。
今も入退院を繰り返してるけど、
病はいい方向に向かってるのだと
みおは言った。
みお「学校に来られるようになって
よかったーっ」
イルマ「そーだな。
みお、がんばったしな」
みお「うん・・・!」
あの時、みおは【余命1ヶ月】と
宣告されたけど、いま生き続けてる。
お医者さんに聞くと
余命は延びてるらしい。
今の余命は・・・
1ヶ月よりは長いだそうだ。
みお「イルマー、
ずっとそばにいてくれる・・・よね?」
イルマ「何言ってんだよ。
ずっと俺は、みおのそばにいるから。
絶対に離さないから」
みお「ありがとう」
そう言った君の、笑った顔は
とても輝いていた。
そして俺は、みおの細い指に
銀色に光る指輪をとおし
イルマ「───これがその“証”だからな。
・・・まだ俺達には遠い未来の話だけど
────俺と結婚して下さい」
そしてみおは、ありったけの笑顔で
「・・・もちろんっ」
─────と言った。
*fin*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。





























伊藤 沙音
青山姫乃
国本 姫万里
松田 美優
白水ひより
星名ハルハ
星乃あんな
工藤 唯愛
佐々木 花奈
白尾 留菜
十文字 陽菜
松尾 そのま
梨里花
稲垣 来泉
崎浜 梨瑚
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葉山 若奈
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