SPY×IDOL ~オペレーション〈恋?〉~

CAST八田 大翔八田 大翔

作者:ちゃんぽん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.05.25

人は皆、誰にも見せぬ
想いを持っている。





友人にも、兄妹にも、
幼馴染さえも・・・





俺の名前は
八田ハアト、
コードネーム〈密偵〉。
※中2病ではない





俺がこうして隠れて
コソコソやっているのは
1週間程前から。





実は・・・







─ 先週の土曜日 ─





ナツミ「はい!
みなさん、
こんにちは~!」





ファン「きゃー!」





「かわいいー!」





「大好きだよー!」





ナツミ「人参は嫌いだけど、
アーモンドと皆は大好き/////
ベタバースアイドルの
『なーにゃん』でーす!
よろしくお願いしまーす!」





ファン「フゥ~!」





そう実はこれが
俺の好きな人であり、
幼馴染のナツミ。





彼女はバーチャル世界の
ベタバース内での
大人気アイドルだ。





この日は
バーチャルライブの日で
俺は差し入れを
届けに行こうと
楽屋に行った。





ハアト「お疲れー、
今日もファンの
熱気がすごかったねー」





って、あれ?





ナツミ「ぐすっ、ぐすっ、
うぁーん!」





ハアト「おっ、おい!
どうしたんだよ!」





リミ「実はさっき、
ファンレターの中に
こんなものが
入っていて・・・」





手紙『なーにゃんちゃんへ、
ぼくはいつでもキミの味方。
今日のライブも最高だったよ!
ぼくとなーちゃんの
運命を引き裂く奴は
全力で排除する。
ずっと近くでみているよ。
証拠の写真もあるからね♪
次のライブも頑張ってね!

赤い糸で結ばれた、
1番のファンより』





ゾッ





ハアト「これって・・・」





リミ「そう、ストーカー」





ナツミ「ぐすっ、
ねぇハアト、
犯人探しの為に・・・、」





「スパイになって
くれないかな・・・」





ハアト「!?
わ、わかった。
引き受けるよ」





なんだこの反則級の
可愛さはー!?





引き受けるしか!





ナツミ「やったぁ!
じゃあ2人で
お願いね/////」





ん、2人??





(ガチャ)





「お疲れでーす、
ん? 何スカこの人?
先輩のストーカーが
自首しに来たんすか?」





ハアト「ちゃうわ!」





ナツミ「あはは!
違うよー、
この人は
私の幼馴染で・・・」
(かくかくしかじか・・・)





ルワ「ふーん、
俺は南ルワ。
先輩がスパイだか
幼馴染だかなんだか
知らないっスけど、
ナツミ先輩の
ボディガードになりました。
あ、自分、全力でナツミ先輩
狙いに行くんで☆」
(コソッ)





(ハッ!)





ハアト「ま、まぁ俺には
関係ないしー、
お、お好きにどうぞー!」
(バレバレ)





ルワ「フッ」
(ニヤニヤ)





こうして
俺のスパイとしての
日々が始まった。





・・・と、いっても
手掛かりは0。





楽屋の時間だけが
過ぎていった。





リミ「ナツミー、
次nicoliの取材だよー!」





ナツミ「はーい」





マネージャーさんは
すごいなぁー。
ナツミ愛が
伝わってくるよ。





対して俺は・・・
チキって
なんもできてねぇ。





リミ「ナツミー、
ルワ君ー、
車乗ってー」





ナツミ・ルワ「はーい」





ハアト「ちょ、リミさん
俺は?」





リミ「あなたはスパイだから
乗らなくていいでしょ、
二股疑惑になんてなったら
嫌だし」





ルワ「フッ」





ハアト「ムカッ」





クソー、この頭良し、
顔良しの
ハイスペック男め!





(なんか言ってて
悲しくなってきた)













─ 結局乗せてもらえず帰宅 ─





疲れたー。
ん、二股疑惑と
言うことは
2人は付き合って・・・、
いやいやいや!





それは絶対にない!





でも、アイツはずっと
ナツミの側にいる。
本当はアイドルとしての
ナツミが好きで





全てがナツミに
近づくための
演技だとしたら・・・
(ハッ!)





ハアト「オイ!
この事件、全て
お前が仕組んだんじゃ
ないだろうな」





ルワ「何スカ、先輩。
俺を疑ってます?」





ハアト「あぁ、そうだよ。
お前が犯人じゃないとは
言い切れないからな」





ルワ「だからといって
先輩が犯人じゃないとは
限らないだろ」





ハアト「いや、俺は
手紙が届けられた頃は
差し入れを取りに
部屋に戻ったという
アリバイがある。
証拠にはならないが
お前はボディガードとして
ずっとナツミの側にいた。
つまり、お前がストーカーだという
可能性は十分にある!
どうだ!
お前は自分が犯人じゃないって
言い切れるか!」





ルワ「・・・え。
俺は泣いてるナツミ先輩の前を
通りすがった時に
リミさんにボディガードに
ならないかって言われたんだぞ。
先輩こそずっと側にいたんじゃ・・・」





ハアト・ルワ「・・・は?」





俺もアイツも
犯人じゃない!?





でも他にナツミの
近くにいる人なんて・・・





ハアト・ルワ「あ!」













─ 屋上 ─





ルワ「なんで
こんなところに・・・」





リミ「よくここが
分かったわね」





ハアト「ナツミがよく
ここの写真を
インスタに
上げてたから」





ルワ「そ、それより早く
ナツミを離せ!
どうしてこんなことを・・・!」





リミ「じゃあ、
話させてもらおうかしら。
私はナツミの
マネージャーになった当初、
仕事としての関係だからといって
必要以上の会話としなかった。
でも、ナツミは冷たく接した私に
何度も何度も声を掛けてくれた。
一緒に旅行に行ったり
するようにもなったわ。
そこからよね、私が勝手に
想いを寄せてしまったのは・・・」





ハアト・ルワ「え」





リミ「最近ライブのチケットの
売れ行きが良くなくて
マネージャーを
辞めるかもしれなかった。
この関係が、いや、
恋人同士の関係になって
こんな時間がずっと
続けばいいってなんて
高望みしてしまったわ。
・・・ずっとあなたが好きでした。
そして、ごめん・・・ナツミ・・・
こんな女から好かれるのなんて
気持ち悪いわよね・・・」





ナツミ「ううん、
気持ち悪くなんかない。
私はその気持ちを
理解したいし、
否定なんかしたくない。
人を好きになるのは
当たり前のことで、
謝る必要なんてないんだよ。
リミ・・・」





リミ・ナツミ「うっ、うっ、
うわーん」





リミ「ありがとう、
ありがとう・・・」





警察「新潮リミさん、
お話があるので
少々警察署まで
同行お願いします」





リミ「・・・はい。
(じゃあね、ナツミ)」





ナツミ「これでよかったのかな」





ハアト「うん、リミさんも
きっと悔いはないと思うよ」





ルワ「あっ、そーだ♪
ナツミ先輩。
俺も先輩のことが好きです。
付き合ってください!」





ハアト「は! 今かよ!」





ナツミ「えー!
で、でもごめんなさい!
私、好きな人がいるので!」





ルワ・ハアト「えー!!!」





ハアト「ナツミ
好きな人いんの!」





ナツミ「あれ、
言ってなかった?」





ハアト「う、うん・・・」





(ガーン)





こんなことになるなら
早く告白しておけば
よかった・・・





『いや、俺はまだ諦めない!
次は後悔のないように!』













・*。・ 後日 ・。*・





女子友達「えー!
ナツミ、
好きな人いるの!
どんな人!」





ナツミ「えーっとねぇ、
幼馴染・・・かな/////」







~FIN~

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